【料金比較】個別指導塾おすすめ10選＋α【しかも安い！】

こういった疑問に答えます。

勉強嫌いの克服・定期テスト対策・受験対策が目的の小中高生と保護者にとって、個別指導塾は人気の選択肢です。一人ひとりに合わせた指導で成績アップが期待できますが、「授業料が高いから…」とためらうご家庭も少なくありません。

比較的安い個別指導塾を検討する際、「料金は魅力だが先生の質はどうか？」「教材費などが別途高額になるのでは？」といった不安を感じることもあるでしょう。

そこで本記事では、個別指導塾おすすめランキングTOP3をご紹介します。

塾選びで失敗したくない方、最短で成績を上げたい方は必見です。

個別指導塾おすすめランキングTOP3

2025年の最新データと公平な選定基準※に基づき、人気ランキング形式をご紹介します。

個別教室のトライ

入会金	11,000円
授業料	小学生：2,929円〜/時間 中学生：3,576円〜/時間 高校生：4,334円〜/時間
授業スタイル	1対1

特徴

• 教室数（直営）全国No.1
• 集中しやすい自習スペースを完備
• 指導実績120万人＆難関校の受験対策OK

こんな人におすすめ！

難関校への豊富な合格実績があり、一人ひとりの目標に合わせたオーダーメイドの学習プランで計画的に学力を伸ばせるのが「個別教室のトライ」の強みです。指導経験が豊富で質の高い講師が多く、難問やハイレベルな内容にも対応できるため、特に偏差値60以上の難関校を目指すご家庭に支持されています。毎回同じ専任講師が担当するため、学習進捗や課題を深く理解した上で一貫した指導を受けられる点も魅力です。質の高いマンツーマン指導を希望する場合、トライは有力な選択肢の一つです。

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スクールIE

入会金	23,100円
授業料	小学生：4,042円〜/90分 中学生：4,335円〜/90分 高校生：4,770円〜/90分 お試しパックで4回の総額3,300円
授業スタイル	1対1、1対2

特徴

• 自習スペースをいつでも使い放題
• 「やる気スイッチ」で有名な個別指導塾
• 完全担任制により志望校合格まで二人三脚でサポート

こんな人におすすめ！

「勉強のやる気が出ないが受験が近づき焦っている」お子様に特におすすめです。スクールIEには、90分授業4回分をわずか3,300円で体験できる「お試し4回パック」が用意されており、費用をあまり気にせず、「塾の雰囲気や指導方法が自分に合うか」をじっくり見極められます。

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森塾

入会金	20,000円 キャンペーン適用で0円に
授業料	小学生：1,960円〜/45分 中学生：3,900円〜/80分 高校生：5,100円〜/80分 キャンペーン適用で4日間無料
授業スタイル	1対2

特徴

• 個別指導塾（直営）関東エリア生徒数No.1
• 1科目+20点の成績保証制度＆全額返金保証
• 94.5％の生徒が定期テストで点数UPに成功

こんな人におすすめ！

関東在住でテスト対策をしたいお子様に向いています。授業料が比較的安いため、リスクを抑えて始められます。学校の成績が伸び悩んでいるなら、森塾がピッタリです。現在、期間限定で「入塾金2万円が全額免除」になるキャンペーンを実施中です。

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個別指導塾おすすめ10選

ランキングTOP3には入らなかったものの、他に人気のある大手個別指導塾をご紹介します。

明光義塾

明光義塾は、全国No.1の教室数を誇る個別指導塾のパイオニアです。対話式の「MEIKO式コーチング」と生徒が記入する「振り返りノート」で”わかったつもり”を防ぎ、自立学習を促します。講師は大学生が中心で教室により質が異なる場合があるため、体験授業で相性を確認しましょう。また、授業料の他に諸経費や教材費がかかります。

こんな生徒におすすめ

• 基礎学力を固め、自分の言葉で理解を深めたい
• 部活動と勉強を両立しながら、自分のペースで学習したい

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東京個別指導学院

東京個別指導学院は、ベネッセグループならではの豊富な情報力と、全教室直営による質の高いサービスが魅力です。担当講師は相性を重視して選択・変更が可能で、一人ひとりに合わせたきめ細かい学習計画と丁寧な保護者対応に定評があります。入会金無料ですが、授業料は比較的高め。講習費や教材費（市販教材実費の場合あり）が別途かかります。

こんな生徒におすすめ

• 自分に本当に合った先生から、質の高い丁寧な指導を受けたい
• 学習計画の立案から日々の進捗管理、家庭学習の方法まで、トータルで手厚いサポートを期待する

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TOMAS

TOMASは、難関校合格に特化した進学個別指導塾です。全ての授業がホワイトボード付き個室での完全マンツーマン指導です。生徒の現状と志望校から逆算したオーダーメイドカリキュラムと、質の高い講師陣による発問中心の授業で合格力を鍛えます。授業料は個別指導塾の中でも高水準なため、費用より成果を重視する家庭向けです。教材費なども含めた年間総額をしっかり確認しましょう。

こんな生徒におすすめ

• 難関校（中学・高校・大学）受験に向けて本格的な指導を受けたい
• 自分のためだけの授業で、とことん質問し理解を深めたい

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ナビ個別指導学院

ナビ個別指導学院は、「ほめて伸ばす」指導で生徒のやる気を引き出し、「自分でできた！」という成功体験を重視する全国展開の塾です。予習型授業と反復学習で学校の授業理解を助け、地域密着のテスト対策や成績保証制度（条件あり）も特徴です。講師は大学生が多く、質にばらつきの可能性もあるため、無料体験で相性を確認しましょう。授業料の他に教材費・諸経費がかかります。

こんな生徒におすすめ

• 勉強に苦手意識があり、自信をつけたい
• 自分のペースで基礎からじっくり学びたい

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英才個別学院

英才個別学院は、「成果を出すこと」にこだわり、内申点対策と家庭との連携を重視する個別指導塾です。担当講師が目標達成までの計画を管理し、5教科対応や保護者向けアプリ「Comiru」による情報共有など、サポート体制も充実しています。成績保証制度がありますが、適用条件の確認が必要です。授業料の他に教材費・諸経費などがかかります。体験授業で教室の雰囲気や講師との相性確認を推奨します。

こんな生徒におすすめ

• 定期テストの点数を上げ、内申点アップを目指したい
• きめ細かい学習管理と家庭との連携を求める

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城南コベッツ

城南コベッツは、城南予備校のノウハウを活かし、「成果（ゴール）設定型授業」で毎回の目標達成を重視する個別指導塾です。AI教材「atama+」を導入している教室もあり、効率的な弱点克服をサポート。自習環境も整っています。AI教材や通い放題プラン（一部教室）の利用には別途料金がかかる場合があるので確認が必要です。授業料の他に教材費・諸経費がかかります。

こんな生徒におすすめ

• 効率的に学習を進め、苦手を克服したい
• 自分に必要な学習を選択し、集中して取り組みたい

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代々木個別指導学院

代々木個別指導学院は、「認める・ほめる・励ます」指導で生徒のやる気を引き出し、反復学習を重視した「こだわり学習システム」で基礎学力の定着を目指す塾です。比較的リーズナブルな料金設定と、アットホームな雰囲気も特徴です。授業料は抑えめですが、教材費・諸経費などが別途かかります。入会後15日間の全額返金保証制度があります。

こんな生徒におすすめ

• 基礎からじっくり学び、勉強の習慣をつけたい
• アットホームな雰囲気で、質問しやすい環境を求める

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個別指導塾スタンダード

個別指導塾スタンダードは、入会金無料と低価格な授業料が魅力で、全国展開しています。「褒めて伸ばす」指導を実践し、生徒のやる気を引き出すことを重視。柔軟な振替制度や無料のテスト対策も提供しています。講師は大学生が多く、講師1名に対する生徒数も多めなため、指導の質や密度は確認が必要です。授業料の他に教材費・システム料がかかります。

こんな生徒におすすめ

• 費用を抑えて、気軽に個別指導を始めたい
• 褒められて伸びるタイプで、学習習慣をつけたい

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栄光の個別ビザビ

栄光の個別ビザビは、大手進学塾「栄光ゼミナール」の個別指導部門です。グループの豊富な受験情報と指導ノウハウを活かし、学校別の定期テスト対策に強みがあります。研修を受けた講師と落ち着いた学習環境で、安定した指導が期待できます。授業料は個別指導塾としては標準～やや高めの設定です。教材費・諸経費が別途かかります。講師変更は可能ですが、講師が固定されるかは確認しておくと良いでしょう。

こんな生徒におすすめ

• 学校の成績（特に定期テスト）を確実に上げたい
• 質の高い受験情報や進路指導を求める

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個別指導Axis

個別指導Axisは、全国47都道府県に教室を展開し、対面個別指導に加えてオンライン個別指導やAI学習、映像授業など多様な学習スタイルを組み合わせられるのが大きな特徴です。専任の教育アドバイザーが学習計画から進路相談までトータルでサポートします。学習スタイルの組み合わせで料金が変わるため、総額をしっかり確認しましょう。教材費・諸経費も別途かかります。

こんな生徒におすすめ

• 自分に合った学習方法を自由に組み合わせたい
• 地方在住でも、質の高い多様な学習機会を求めたい

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個別指導塾の料金相場

大手20社ほどの授業料をもとに、料金相場（平均）を算出しました。物価高騰やインフレの影響で、授業料は年々高くなっています。

「小学生」の料金相場

小学生の授業料目安を授業スタイル別にご紹介します。

「1対1」の料金相場（小学生）

「1対1授業」の相場は、1時間あたり約4,500円です。1時間×週1コマの場合、月謝は18,000円ほど。維持費や教材費などを含めたトータル費用は「月額2万円〜」です。

学年別の授業料（60分換算）

• 小1：4,287円
• 小2：4,287円
• 小3：4,287円
• 小4：4,382円
• 小5：4,738円
• 小6：4,884円

「1対2」の料金相場（小学生）

「1対2授業」の相場は、1時間あたり約3,100円です。1時間×週1コマの場合、月謝は12,400円ほど。維持費や教材費などを含めたトータル費用は「月額1.5万円〜」です。

学年別の授業料（60分換算）

• 小1：3,071円
• 小2：3,071円
• 小3：3,033円
• 小4：3,042円
• 小5：3,363円
• 小6：3,451円

「中学生」の料金相場

中学生の授業料目安を授業スタイル別にご紹介します。

「1対1」の料金相場（中学生）

「1対1授業」の相場は、1時間あたり約5,200円です。1時間×週1コマの場合、月謝は18,000円ほど。維持費や教材費などを含めたトータル費用は「月額2.5万円〜」です。

学年別の授業料（60分換算）

• 中1：5,001円
• 中2：5,075円
• 中3：5,366円

「1対2」の料金相場（中学生）

「1対2授業」の相場は、1時間あたり約3,700円です。1時間×週1コマの場合、月謝は14,800円ほど。維持費や教材費などを含めたトータル費用は「月額1.8万円〜」です。

学年別の授業料（60分換算）

• 中1：3,548円
• 中2：3,580円
• 中3：3,967円

「高校生」の料金相場

高校生の授業料目安を授業スタイル別にご紹介します。

「1対1」の料金相場（高校生）

「1対1授業」の相場は、1時間あたり約6,000円です。1時間×週1コマの場合、月謝は24,000円ほど。維持費や教材費などを含めたトータル費用は「月額3万円〜」です。

学年別の授業料（60分換算）

• 高1：5,700円
• 高2：5,888円
• 高3：6,283円

「1対2」の料金相場（高校生）

「1対2授業」の相場は、1時間あたり約4,100円です。1時間×週1コマの場合、月謝は16,400円ほど。維持費や教材費などを含めたトータル費用は「月額2万円〜」です。

学年別の授業料（60分換算）

• 高1：3,967円
• 高2：4,087円
• 高3：4,411円

「月謝いくら払いましたか？」

個別指導塾経験者191名へのアンケートでは、「月2万円程度」が最多でした。

個別指導塾に通う子（191名）のうち、87.4％（167名）が月3万円以下に抑えていました。

塾業界では金銭トラブルが起こることがあります。授業料は安くても、高額教材の購入やコマ数増を強く勧められるケースも…。安心して授業を受けるために、契約前に「トータル料金」および「追加料金」を必ず確認してください。

※掲載情報は記事作成時点のもので、最新情報とは異なる可能性があります。料金詳細は公式サイト等で必ずご確認ください。
※教室/時期/学年/コースなどによって料金が異なる可能性があります。あくまでも目安としてお考えください。

個別指導塾の選び方【３ステップで解説】

「伸び伸びと勉強できる環境」と「相性の良い先生」を見つける3つの手順を解説します。

手順①：目的達成できそうな3社を選ぶ

個別指導塾選びは、まず通塾目的を明確にすることから始めましょう。「塾でどんな力をつけ、どうなりたいか」を具体的にイメージすることが、最適な塾選びにつながります。

受験に強い塾もあれば、苦手克服に強い塾もあります。塾ごとに特長や得意分野が異なるため、目的に合わせて選びましょう。

よくある目的

• 受験対策（偏差値を上げたい）
• 定期テスト対策（内申点を上げたい）
• 学習習慣の定着（勉強時間を増やしたい）
• 勉強嫌いの解消（勉強を少しでも好きになってほしい）
• 不登校ぎみの子の補習（復学や進学に向けて学力を上げたい）

個別指導塾おすすめランキングTOP3を参考に、あなたの目的に合いそうな塾を3社選びましょう。

塾選びでよくある失敗は「比較しない」ことです。1社の体験だけで入塾すると、「意外なデメリット」に気づけないことがあります。少し手間でも、最低3社の体験授業を受けるのが理想です。

手順②：3社の体験授業で「5項目」を比較する

次に、手順①で選んだ塾の無料体験授業を受けましょう。3社以上の体験授業を受けると、各社の長所・短所を冷静に比較できます。

「無料体験授業」と「個別相談」で特に比較すべき5つのポイントがあります。

①講師との相性

• 人として好感を持てるか？
• 分からない問題を質問しやすいか？
• ささいな不安をすぐに相談できるか？

個別指導塾の講師は、現役の大学生や大学院生が中心の場合が多くあります。そのため、講師の指導スキルや経験、熱意に個人差があることを理解しておきましょう。

熱意と指導力のある講師もいれば、経験不足などで期待に応えられない講師もいる可能性があります。多くの講師は真摯ですが、万が一「期待外れの授業」では意味がありません。

そのため「講師選び」は個別指導塾選びで最も重要です。講師のスキルや学歴に加え、お子様の意欲を引き出し、やる気を高めるコミュニケーション能力や人柄か、保護者の目で見極めましょう。「明るい挨拶」「清潔感」「丁寧な言葉遣い」といった基本は短時間でも確認できます。

体験授業の担当講師が、入塾後も担当するとは限りません。実際に入塾後に担当する講師を入会前に確認しましょう。

②他の生徒との相性

• 勉強意欲が高い生徒が多いか？
• 人間関係にストレスを感じる心配がないか？
• 周りに負けずにもっと頑張ろうと思えるか？

個別指導塾では、集団塾と異なり他の生徒と接する機会は少ないです。しかし、「やる気のない生徒」や「騒がしい生徒」が多い塾は悪影響の可能性があります。

「周りも頑張っているから自分も」とやる気の出る環境が理想です。「遊び感覚の生徒」が多い塾は避けましょう。

体験授業の際、「他の生徒の授業態度」をしっかり確認しましょう。塾の雰囲気は良くも悪くも影響します。

③授業のわかりやすさ

• 成績アップにつながりそうか？
• 体験授業の内容を理解できたか？
• 授業の進め方やレベルが合っていたか？

30分〜60分程度の体験授業で「完全に理解する」のは難しいかもしれません。短い時間でも「説明が分かりやすい」「一人より効率的かも」と感じることはあるでしょう。

体験授業を受けた3社のうち、「最も成績が伸びそう」と感じた塾が第一候補です。比較しないと評価できないため、必ず3社の体験授業を受けましょう。

たとえ東大生の講師でも「分かりやすい授業」ができるとは限りません。疑問点を授業内で解消できるかが成績アップの鍵です。

④集中できる環境

• 授業中に周りが騒がしくないか？
• 自習スペースは静かで集中しやすいか？
• 自習スペースを活用している生徒は多いか？

騒がしい環境では、どんなにやる気がある子でも集中できません。高い授業料を払って「非効率な勉強」しかできないのでは困ります。

体験授業で「授業中の騒がしさ」を実際に確認できます。勉強に集中できない環境なら、他の塾を検討しましょう。

塾で成績が大きく上がる生徒は「自習室」を最大限活用しています。授業前後はもちろん、授業がない日でも自習室で勉強しています。そのため、「自習スペースの環境」も確認しましょう。

⑤料金の明確さ

• 1年間の合計費用はいくらか？
• 追加費用がかかるタイミングと費用は？
• 高額な教材や過剰なコマ数を勧められないか？

塾全体で「お金のトラブル」がたびたび発生しています。入会後に「こんなはずでは…」と後悔しないよう、料金は厳しく確認しましょう。口頭でなく、書面（契約書など）で金額を確認することが大切です。

特に「授業料が極端に安い塾」には注意が必要です。料金相場を大幅に下回る場合、一見お得でも「高額な教材費が別途必要」「諸経費が毎月高額」など、総費用が高くなることがあります。毎月発生する「教室維持費」や高額になりがちな「教材費」の内訳や金額には特に注意しましょう。

必ずしも「料金が安ければ良い」「高ければ悪い」わけではありません。大切なことは、料金について丁寧な説明があるかどうかです。少しでも強引な勧誘があれば、他の塾を検討しましょう。

手順③：子ども自身が最終決断する

3社の体験授業で「5項目」を比較し、最終決定は保護者でなくお子様に任せましょう。

「この塾なら頑張れそう！」とお子様自身が選ぶことで「内発的動機づけ」が高まり、学習意欲向上につながることが研究で示されています。親の都合で選ぶより、お子様の意思で選んだ塾の方がやる気が出やすいのは当然です。

1社に決めたら、すぐに入会手続きをしましょう。迅速に入塾しないと、お子様の勉強意欲が低下する可能性があります。

個別指導塾20社を料金比較

「授業料を抑えつつ指導の質も重視したい」ご家庭向けに、主な個別指導塾の料金や特徴を比較一覧にしました。

※ランキング根拠は個別指導塾おすすめランキングTOP3をご覧ください。
※ランキング圏外：順不同。各社の優劣を示すものではありません。
※授業料：30分換算。非公開の場合は目安です。地域/教室/時期/学年/授業形式（1対1、1対2など）などによって料金は異なります。
※掲載情報の正確性には努めておりますが、最新性や完全な正確性を保証するものではありません。料金詳細は各公式サイトでご確認ください。

ただし、授業料が安い塾が必ずしも費用対効果が高いわけではありません。なぜなら、個別指導塾では講師1名あたりの生徒数が塾やコースで異なるためです。

「1対1」の完全マンツーマン指導を行う塾もあれば、「1対4」といった形式の塾もあります。一般的に、格安の塾は「講師1名あたりの生徒数が多い」か「講師の経験が浅い（人件費が安い）」ケースが考えられます。

塾選びで失敗しないためにも、個別指導塾の選び方【３ステップで解説】を必ず確認してください。表面的な料金だけでなく、指導の質やサポート体制を総合的に比較することが大切です。

個別指導塾選びの注意点

塾選びで失敗しないポイントを解説します。

NG行為①：「安さ重視」で塾を選ぶ

料金相場より極端に安い塾は注意が必要です。

あまりに安い塾は、以下のデメリットが考えられます。

• 先生が低学歴なアルバイト大学生
• 個別指導塾なのに先生1名につき生徒4〜5名
• 授業中は問題を解かせるばかりで、フォローがほとんどない
• 安いのは授業料だけで、高額な教材費などの追加料金が発生する

個別指導塾というビジネスモデルがほぼ同じなのに、「競合と同等のクオリティの授業」を相場より格安で提供するのは困難です。たとえば、牛丼の相場が約500円なのに、ある店が300円で販売していたら「何か理由があるのでは？」と感じるのと同じです。

保護者として「できるだけ安い塾が良い」と価格を重視するのは自然なことです。ただし、安さだけを強調する個別指導塾は避けましょう。

「成績アップにつながる質の高い授業」には、相応の料金が必要です。

NG行為②：公式サイト/ネットの情報を信用しすぎる

「本当に信頼できるか」を公式サイトやネット情報だけで判断しないようにしましょう。

公式サイトには「良いことばかり」しか書いておらず、ネットの情報はいくらでも捏造できます。「劣悪な塾」でも、マーケティング次第で「最高の塾」に見せられます。いわゆる「ステマ」もあるため、口コミも過信は禁物です。

では、どう塾の質を判断するかというと「ご自身の目」です。個別指導塾の選び方【３ステップで解説】通りに進めれば、客観的かつ冷静にメリット・デメリットを判断できるでしょう。

発信元不明の情報は疑い、ご自身で3社を比較するのが賢明な塾選びです。実際に体験すると、ネット情報では分からない魅力や欠点が見えます。

個別指導塾のメリット・デメリット

7つのメリット

• 人見知りでも気軽に質問できる
• 分からない問題をすぐに解決できる
• 先生との相性が合わなければ、すぐに交代してくれる
• 学習管理をしてくれるから、宿題をサボる心配が少ない
• 部活や習い事と両立できる（急なスケジュール変更に対応可能）
• 受験対策・定期テスト対策から逆算したカリキュラムを行える
• 集団授業と違って周りの目が気にならないので、ストレスが少ない

4つのデメリット

• 料金が高い
• 講師の当たりハズレがある
• 勉強時間が物足りない（自習をしないと勉強不足）
• ライバルがいないため、競争意識が芽生えにくい

（一部の優秀な生徒を除き）「集団塾」or「個別指導塾」で迷ったなら、「個別指導塾」がおすすめです。集団授業との違いは、個別と集団どちらがいいか？【診断７問】でくわしく解説しました。

個別指導塾はこんな方におすすめ

様々な学習スタイルがある中で、特に個別指導塾が合うお子様の特徴やご家庭のニーズをご紹介します。

• 偏差値40〜64（目安）
• 部活や習い事と両立したい
• 「先生との相性」を重視したい
• 学校の授業についていけていない
• 集団授業だと宿題や課題をサボり気味
• 勉強に対するモチベーションが高くない
• 集団授業だと積極的に挙手や質問ができない
• 人間関係やコミュニケーションが得意ではない（集団塾だとストレスを感じる）

上記に1つでも当てはまれば、個別指導塾を検討する価値があります。少なくとも集団塾や自習よりも大きな効果を期待できます。

（一部の優秀な生徒を除き）多くのお子様には個別指導塾が合いやすいでしょう。まずは無料体験授業で適性を確認してみてはいかがでしょうか。

一方で、「授業料が気になる」「超難関校への受験を考えている」なら、オンラインプロ教師のメガスタをはじめとした、オンライン塾が良いでしょう。オンライン塾が人気な理由は、以下の記事で解説しています。

関連記事【安い！】オンライン塾・家庭教師おすすめランキングTOP5【口コミ重視】

個別指導塾のよくある質問

個別指導塾選びのよくある質問にお答えします。

集団塾と個別指導塾はどっちがいいの？

ほとんどの中高生にとって、個別指導塾のほうが効果を期待できます。

ただし、目的や現在の学力によって適性は異なります。集団vs個別の選び方は【適性診断テスト７問】個別と集団どちらがいいか？でくわしく解説しました。

週何回、通うのがベスト？

自宅学習がある程度できる子なら、週1コマで問題ありません。自習メインで進めつつ、自習でわからなかった問題や苦手箇所を個別指導塾の授業でフォローしてもらうイメージです。

一方、自宅学習が難しい場合は、週3コマ程度通うのが望ましいでしょう。3教科を週1コマずつ受講し、宿題を出してもらうと良いでしょう。自習が苦手でも、宿題があれば勉強せざるを得ず、結果的に勉強時間増が期待できます。

通塾頻度に迷ったら「まずは週1コマ」から始めるのが良いでしょう。通いながら必要に応じてコマ数を調整するのが、最もリスクの少ない方法です。

個別指導塾はなぜ高いの？

個別指導塾が集団塾より割高な理由は「人件費」です。

少人数で講師の給与をまかなうため、授業料が高めになります。

• 集団：講師1名の人件費を生徒10〜20名が負担する
• 個別：講師1名の人件費を生徒1〜3名で負担する

たとえば講師時給2,000円の場合、生徒10名の集団塾なら1人あたり負担は200円です。一方、1対1の個別指導塾なら1人あたり負担は2,000円です。

個別指導塾で「受験対策」はできる？

はい、可能です。中学・高校・大学受験すべてで個別指導塾は効果が期待できます。

ただし、難関校対策に不向きな個別指導塾もあるため注意しましょう。

偏差値60以上の志望校なら、「個別指導塾のトライ」もしくは「メガスタ」がおすすめです。高学歴で指導スキルの高い講師が多く、ハイレベルな授業にも対応可能です。

無料で3社を比較して、コスパが良い個別指導塾を選ぼう

小中高生向けに、比較的安価で質の良い講師がいるおすすめの個別指導塾をご紹介しました。

現実として、個別指導塾には質のばらつきがあります。「この塾なら絶対に大丈夫！」という万能な裏技は、残念ながらありません。

しかし、個別指導塾おすすめランキングTOP3は、質の高い指導を受けられる可能性が高いと言えます。少なくとも法外な追加料金や深刻なトラブルの心配は少ないでしょう。

最も大切なのは、複数の塾の無料体験や個別相談に参加し、「この塾なら子どもが意欲的に学べそうか」という視点で冷静に比較することです。ネットの評判や口コミは参考に留め、最終的にはご自身とお子様の目で見て感じたことを信じることが、後悔しない塾選びの鍵です。