- 中1の夏休みの勉強時間は?
- 中1の夏休みの過ごし方や勉強法は?
- 本当におすすめの夏期講習ってあるの?
こういった疑問に答えます。
中学校に進学したばかりの5〜6月は部活も本格スタートしたこともあり、勉強習慣があまりなかった子もいるでしょう。「一学期の授業に遅れがちな子」「定期テストで思うような点数を取れなかった子」はもちろん、「高校入試に向けて着実に基礎を固めたい子」にとって、夏休みは勉強を頑張るベストタイミングです。
ただ、小学校の時は違って部活や習い事などもあるため、「どれくらい勉強すべきなのか?」がよくわからないですよね。保護者としても「勉強時間の目安」を知っておきたいところ。少しずつでいいから「内申点対策」などの高校入試対策も始めたいのが本音ではないでしょうか。
そこで本記事では、中学1年生の夏休みの勉強時間&過ごし方を徹底解説します。
「部活と勉強を両立してほしい」「二学期に向けて夏休みのうちに苦手克服と基礎を固めてほしい」と願う親御さんは必見です。
読み飛ばしリスト
中1の夏休みの過ごし方+勉強法3選
中学1年生が部活と勉強を両立させながら、有意義な夏休みを過ごす方法を解説します。3つの勉強法を取り入れることで、苦手克服と基礎固めができるでしょう。
「宿題」を早めに終わらせる
夏休みに最低限やるべきこと第1位は、「学校の宿題/課題」を早めに終わらせることです。
宿題をていねいかつスピーディーに行うべき理由は3つあります。
- 理由①:「宿題をちゃんとやる」ことを習慣化しないと、中2/中3になってサボってしまう
- 理由②:宿題などの提出物をしっかり取り組むことで、定期テストの点数が悪かったとしても「内申点」で苦労しなくなる
- 理由③:後回しにしがちな宿題を早めに完了させることで、「復習」「先取り学習」に注力できる
「当たり前のことを当たり前にやる」のが意外と難しいです。サボりグセをつけないためにも、「宿題の重要性」を親からも伝えましょう。
保護者が知っておくべき「内申点の大切さ」は、高校受験で内申点は関係ない?いつの成績?で解説しました。高校入試で失敗したくない方は必見です。
「英単語」を覚える
高校入試に向けて優先的にやるべきこと第1位は、「英単語」をとことん覚えることです。
中一の夏休みに「英単語」を学ぶべき理由は、英単語が長文読解の基礎(=英語の得点力に直結)だからです。多くの学校でbe動詞、一般動詞、疑問詞などの英文法を習ってきたでしょう。夏休み明けには英文法や英文の難易度がさらに上がります。もしかすると、二学期で英語につまずいてしまうかもしれません。
英単語を覚えておくと、英文法が苦手だとしても英文が読めるようになります。
中学1年生におすすめの英単語帳は「中学 英単語2100」です。
この1冊をマスターするだけで、高校入試で必要な「偏差値50までの英単語」をすべてカバーできるはず。中1の夏休みは「レベル2」までを終われるのがおすすめです。「1日5ページ」を目標に毎日積み上げましょう。「読めるようになる」「書けるようになる」ことができれば完璧。
夏期講習を活用する
「国立高校・難関私立に合格したい」「志望校は決まっていないけど、入試直前に苦労したくない」なら、中学1年生から夏期講習を受講しましょう。
中学1年生から夏期講習を受けるメリットは3つあります。
- メリット①:勉強習慣を半強制的に見つけることで、ワンランク上の高校に合格できる
- メリット②:「授業の遅れを取り戻す」「苦手を克服する」だけでなく、「先取り学習」をできる
- メリット③:勉強意欲が高い同級生と出会えるから、「授業態度」や「自習への意識」が大きく改善させる
勉強面ではメリットしかありません。デメリットは「費用がかかる」くらいではないでしょうか。5教科すべてを受講しようとすると10万円くらいかかってしまいます。(まずは1教科でOK)
夏期講習をコスパ良く活用したいなら、以下が良いでしょう。
- 授業スタイル:「集団授業」ではなく、「個別指導」にする
- 通塾頻度:「週1回」ほど
- 受講教科:「英語」or「数学」で苦手なほう
「なぜ割高な個別指導塾のほうがコスパが良いのか?」は、集団塾から個別に変えたら成績UPをご覧ください。ほとんどの中学生にとって、集団授業はリスクが高いです。
中1の夏休みの勉強時間は?
中学1年生の夏休みは、1日2時間を目安に勉強しましょう。
「難関高校を目指しているか?」「ワンランク上の高校を目指しているか?」などで必要な勉強時間は異なります。国立高校・難関私立を目指しているなら、最低でも1日3時間は勉強すべきです。
中1の夏休みの宿題はそれほど多くないため、1日1時間で対応できるはず。学校の宿題だけだと勉強不足なので、一学期までの復習にも時間を費やしましょう。
「難関高校を志望している子」や「今のうちに高校入試のライバルに差をつけたい子」は、学習塾の夏期講習に通いながら「基礎学力の定着」と「先取り学習」にも注力すべきです。
- 「学校の宿題」(1時間)
- 「一学期までの復習」(1時間)
- 「夏期講習」(1時間)
大切なことは、勉強習慣を身につけることです。「一気にやる」ではなく、「毎日欠かさずに2時間勉強する」といった生活リズムを作りましょう。
「毎日勉強するのが当たり前」になれば、鬼に金棒です。二学期以降で部活が忙しい時でも「勉強しなきゃ!」と自然に机に向かうようになります。
成績アップに向けて、親がやるべきたった1つのこと
「夏休みにちゃんと勉強してほしい」「学習面で苦労してほしくない」と子どもの幸せを願う保護者が、絶対にやったほうが良いことが1つだけあります。
結論から言うと、「勉強せざるを得ない環境」「勉強したくなる環境」と整えてあげることです。
現実問題として、勉強嫌いな子/勉強習慣がない子に「勉強しなさい!」と説得しても、なかなか机に向かってくれないですよね。「今日から頑張る!」とやる気スイッチが入ったと思ったら、三日坊主なんてことも…。
「言葉」で勉強を促すのも大切ですが、それ以上に「環境」を用意することがもっと重要なのをご存知でしょうか。大人でも苦手なことや得意じゃなことは続かないですが、「毎日休まずに出勤する」ことはできますよね。「出社しなきゃいけない」から出社しているのです。(=やらざるを得ない環境)
具体的には、「夏期講習」に通わせることがおすすめです。塾に通うことで、以下の状況を作り出せます。
- 「高い授業料を払ってもらっているからには、勉強をサボれない」と適度なプレッシャーを与えられる
- 「塾のみんなが勉強しているから、自分だけサボっていると取り残される」と良い刺激を与えられる
- 夏期講習をちゃんと受ければ定期テストの点数が上がる(小さな成功を手にする)ため、「勉強の楽しさ」に気づける
安くない講習費用を払ってでも、「子どもの学習環境」を整える価値はあるでしょう。
中学1年生のうち「57.8%」が塾に通っているため、夏期講習を受講するのは当たり前と言えます。
夏休みに「部活」と「勉強」を両立させる方法
中学1年生の夏休みに入ると、部活が本格スタートします。厳しい部活だと、毎日のように練習があって勉強時間を確保するのが難しいですよね。
どんなに忙しい部活でも、以下3つの裏技を使えば睡眠時間を減らさずに勉強時間を作り出せます。
- 裏技①:「既存の習慣」とセット
- 裏技②:塾の「自習室」を活用する
- 裏技③:週1コマだけでも「個別指導塾」に通う
具体的にテクニックは、部活で疲れて勉強できない&両立できない理由+裏技3選で解説しました。ハードは部活をやっている方なら必見です。
中学1年生におすすめの夏期講習5選
部活と勉強を両立させながら、着実に成績アップを目指したい中学1年生におすすめの夏期講習(学習塾)をご紹介します。
2024年の夏期講習の日程/キャンペーンは発表次第、追記します。
「そら塾」
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中1の夏休みを充実させて、高校入試を勝ち上がろう
中学1年生の夏休みの勉強時間は、以下だと解説してきました、
- ふつうの中学1年生:「2時間」
- 難関校を狙う中学1年生:「3時間」
勉強時間を増やすことも大切ですが、毎日欠かさずに勉強することのほうが圧倒的に大切です。中学1年生のうちに「毎日勉強する習慣」を身につけましょう。
夏期講習をうまく活用しながら、「苦手克服」「一学期の総復習」「先取り学習」を頑張れば、高校入試でも苦労しないはずです。