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急に成績が下がった高校生の対策+勉強法3選【成績不振】

  • 高校生になって急に成績が下がった原因は?
  • 高2・高3で成績がガタ落ちしたら手遅れ?
  • 大学受験を逆転合格するための勉強法は?

こういった疑問に答えます。

高校生になって急に成績が下がったら、焦ってしまいます。とくに中学までは勉強できた&頭良かった子は、やる気がガクッと落ちてしまいますよね。

定期テストや模試で成績が悪いのは最悪OKだとしても、大学受験で苦労するのは避けたいところ。第一志望校に合格するためにも、点数/偏差値を上げる具体的な対策を必要です。

そこで本記事では、急に成績が下がった高校生がやるべき対策を徹底解説します。

成績不振で悩むものの部活が忙しい高1生・高2生、模試の成績がやばい高3生は必見です。

急に成績が下がった高校生の原因とは?【成績不振】

急に成績が下がった高校生の原因とは?【成績不振】

中学までは頭良かったのに、高校に入学してから「急に成績が下がった原因」をご紹介します。

中学までは定期テストで90点ほど取れていたのに、高校に入って70点程度しか取れなくなった方はどれかに該当するはずです。

部活やバイトの影響で、勉強時間が少ない

成績不振の1つ目は、そもそも勉強時間が足りていないケースです。

高校生になると、部活だけではなく、アルバイトを始める子も多いでしょう。部活やバイトとうまく両立できないと、勉強時間を確保できません。なかには恋人ができてプライベートばかりに時間を割きがちな子も…。

バイトは学力低下につながると解説したとおり、部活やバイトは成績に悪影響なのは事実です。

もしあなたの勉強時間が平均を下回っているなら、今すぐ勉強時間を増やしましょう

「どうやったら勉強時間を増やせるのか?」は、以下の記事で解説しました。部活やバイトで忙しい子は必見です。

定期テスト前にしか勉強していない

成績不振の2つ目は、毎日の勉強習慣がないケースです。

「定期テスト前」「模試の前」にしか勉強していないなら、成績が伸び悩むのも仕方ありません。

中学生までは授業をなんとなく聞いて定期テスト2週間前に勉強すれば高得点を取れていたでしょう。一方で、高校生になると定期テスト直前の勉強だけではカバーできません。

高野智弘
高校3年間の学習量は、中学3年間の学習量の4倍だと言われています。授業も4倍速になっているため、予習/復習をしない子が授業に遅れるのは当然です。

中学生時代と「同じ勉強量」だと間違いなく成績が落ちてしまいます。部活やバイトなどで忙しかったとしても、毎日2時間以上は勉強時間を確保しましょう。

自宅学習が苦手な子は、「自習室」目当てで塾に通っているのをご存知でしょうか。あなたが高1・高2だとしても、今すぐ通塾を検討すべきです。

勉強法(特に復習)が間違っている

成績不振の3つ目は、たくさん勉強しているものの「勉強法」が間違っているケースです。

同級生より勉強時間が多かったとしても、勉強のやり方が間違っていたら成績は伸びません。塾に行っていない人は「自己流」で非効率な勉強をしている可能性が高いです。

成績ガタ落ちな高校生のよくあるダメな勉強法は以下の通りです。

  • 高1、高2は先取り学習を重視しがち(復習をおろそかにしている)
  • 間違った問題の解き直しをしていない(答え合わせして満足している)
  • 問題集の1周目を解き直ししていない(印をつけるだけで2周目に突入する)
  • 問題集を1周しかしていない(完璧じゃないのに別の問題集を始めてしまう)
  • 勉強の成果を「勉強時間の長さ」で判断する(たくさん勉強することが正義だと誤解)

あなたは、本当に正しい勉強法を実践できていますか?

成績アップに直結する「勉強法」は後述しました。

急に成績が下がった高校生の対策+勉強法3選

急に成績が下がった高校生の対策+勉強法3選

急に成績が下がった高校生が今すぐやるべき対策を解説します。「定期テストで上位10%」「偏差値アップ」を目指したい高1/高2/高3は必見です。

対策①:成績アップにつながる「正しい復習」

模試・定期テスト対策に効果的な勉強法は「復習」です。

復習よりコスパの良い勉強法は存在しません。

高野智弘
高3になってから復習の大切さを痛感しても手遅れです。高1・高2のうちから「正しい復習」を身につけていないと、勉強時間がムダになってしまいます。

間違えた問題を「当日中」に100%正解できるまで理解することが、正しい復習法です。

「問題を解けるようになる」のは当たり前として、「正解を導き出したプロセス(解き方)」をちゃんと理解することが最重要です。解き直しをすると答えを覚えているケースが多く、解き方を完璧に理解できていなくても正解できます。ただ、解き方を理解していないと、入試や模試では正解できません。「正解の根拠(解き方)」を友達に説明できるレベルまで仕上げることで、応用問題にも対応できるでしょう。

解き直しは当日中に必ずやってください。
「明日まとめてやろう」と後回しにすると、必ず忘れます。後回しにするクセをつけないように、今日間違った問題は今日完璧にするようにしてください。

高校になって成績が伸びる子・ガタ落ちする子の違いは、「正しい復習をやっているか?」だと断言できます。

  • 成績が伸びる:間違えた問題を「解き方」まで完璧に理解する
  • 成績ガタ落ち:間違えた問題の答え合わせ&解説を読んで満足

復習の重要性を理解しつつも、復習が嫌いな子が多いのも事実です。「一度解いてなんとなく理解した問題を復習するなんてコスパ悪いでしょ」と甘く見ている高校生がほとんどではないでしょうか。

どんどん先に進めたい気持ちを抑えてください。復習をていねいにやった子から成績が伸びます。

高野智弘
大手予備校/学習塾の人気講師も「復習」の大切さを熱弁しています。今日解いた全ての問題を100%理解するだけで、成績は格段に向上します。

対策②:受験対策におすすめの問題集

成績アップに直結する「勉強法」を行う上で、「クオリティの高い問題集」は必須ですよね。

大学受験対策に定評のある参考書をご紹介します。学校や塾から配られた教材にちょっとでも違和感があるなら、試してみる価値があるでしょう。

高1・高2向けの参考書

大学受験に向けて、高1・高2のうちは「英語」と「数学」だけに絞って勉強しましょう。

部活やバイトなどをやっておらず、時間に余裕があるなら他の教科に取り組んでも良いかもしれません。

英数が重要な理由は、成績を上げるために(他の教科より)勉強時間がかかるからです。高3の入試直前になって本気を出しても手遅れのリスクがあります。高1・高2から英数を得意科目にできれば、鬼に金棒です。

  • 理系:「数学」メイン(土日は英語も)
  • 文系:「英語」メイン
高野智弘
「高2の12月まで」に、以下の範囲全てを終わらせましょう。すべて理解できればGMARCH・関関同立・地方国立の合格ラインに到達できます。

大手予備校/有名学習塾でも使われている参考書です。

高1・高2がやるべき参考書(英語)

英語の目指すべき目標は、高2のうちに「⑤の問題集で8割正解できるようになる」ことです。

»高1の勉強法とは?
»高2の勉強法とは?

高3向けの参考書

志望校がある程度決まっているなら、参考書ルートを活用しましょう。志望校合格から逆算した対策によって、コスパ良く成績アップできます。

対策③:「学習塾」で勉強時間を増やす

対策①対策②を実践すれば「勉強の質」を最大化できます。次は「勉強の量」を増やしましょう。どんなに効率的な勉強法を実践しても、勉強時間が足りなかったら成績は上がりませんよね。

結論から言うと、学習塾の「自習室」を活用して勉強時間を大幅UPすべきです。

自宅で1日8時間以上勉強できる子なら不要ですが、多くの高校生は誘惑に負けてサボりがち…。だからこそ、勉強せざるを得ない環境に身を置くことが大切なのです。

自習室の必要性は、「自習室」目当てで塾に通うのはOK?で解説しました。自習室を活用した子から成績アップを実現しています。

高野智弘
高校3年生の平均勉強時間は、「平日4時間」「土日8時間」と言われています。もしあなたが平均未満なら、塾を最大限に活用しましょう。

集中しやすい自習室が併設している塾なら、「東進ハイスクール」「個別教室のトライ」「明光義塾」がおすすめです。大学受験生から定評があります。

成績不振/ガタ落ちでも大丈夫!大学受験の勉強を今から始めよう

成績不振/ガタ落ちでも大丈夫!大学受験の勉強を今から始めよう

急に成績が下がった高校生は、以下3つを実践すれば大学受験に逆転合格できると解説しました。

  • 対策①:成績アップにつながる「正しい復習」
  • 対策②:受験対策におすすめの問題集
  • 対策③:「学習塾」で勉強時間を増やす

高1の場合は「勉強法が間違っている」、高2の場合は「部活やバイトのせいで勉強時間が足りていない」が成績不振の主な原因です。高3の場合は勉強の質・量ともにピンチな可能性があるため、急いで改善してください。

大学受験の争いは「高1」から始まっています。

ライバルにどんどん差をつけられないように、良い意味で緊張感を持ってスピード重視で行動してくださいね。

高校生向けの塾