- 家庭教師はどこがいい?
- 安い家庭教師はリスクが高い?
- 発達障害や不登校の子でも大丈夫?
こういった疑問に答えます。
2025年3月現在も「勉強嫌いの克服」「定期テスト対策」「受験対策」に向けて、多くの支持を集める家庭教師。授業の遅れを取り戻すため、家庭教師を検討する方も多いでしょう。
しかし、家庭教師はどこも似たような印象があり、選び方に迷う方も少なくありません。高い料金を払って家庭教師を始めるからには、絶対に効果を実感したいところ。
そこで本記事では、本当に信頼できる家庭教師3社を徹底解説します。
この記事で紹介する「3つのステップ」に沿えば、お子さんに最適な家庭教師が見つかるでしょう。
家庭教師はどこがいい?おすすめランキングTOP3

2025年1月のデータをもとに、公平な選定基準※でランキング化しました。公立・私立・国立向けの受験対策・定期テスト対策はもちろん、発達障害や不登校にお悩みの方にもおすすめできます。
メガスタ

入会金 | 19,800円 |
---|---|
授業料 | 中学生:4,422円〜/時間 高校生:5,280円〜/時間 全額返金保証あり |
授業スタイル | オンライン家庭教師(1対1) |
- 優秀な学生講師&プロ講師が4万人在籍
- オンライン教育歴17年の圧倒的な実績
- 授業がない日でもスマホでいつでも質問できる

家庭教師の銀河

入会金 | 11,000円 |
---|---|
授業料 | 小学生:2,750円〜/時間 中学生:2,750円〜/時間 高校生:3,630円〜/時間 |
授業スタイル | 家庭教師/オンライン家庭教師 |
- 授業日以外でもLINEで質問できる
- 途中で挫折させないフォロー体制が充実
- 月2万円から始められる低価格な料金設定

家庭教師ファースト

入会金 | 無料 |
---|---|
授業料 | 幼児:9,240円〜/月 小学生:9,240円〜/月 中学生:9,900円〜/月 高校生:11,220円〜/月 |
授業スタイル | 家庭教師/オンライン家庭教師 |
- 低価格&トータル料金が明瞭(高額教材なし)
- 発達障害・不登校に特化した先生が多数在籍
- 「実際に担当する教師」が体験授業を実施(営業マンではない)
※弊社経由のお問い合わせ数(ASPの確定件数)をもとにした順位です。
※集計期間:2025年1月1日〜1月31日
※順位は各社の優劣を示すものではありません。
※掲載情報の正確性には努めておりますが、最新性や完全な正確性を保証するものではありません。ご利用の際は、必ず各公式サイトで最新情報をご確認ください。
家庭教師12社を「安さ」で比較してみた

生徒および保護者から評判の良い+安い家庭教師をご紹介します。
ランキング1位メガスタ | ランキング2位銀河 | ランキング3位ファースト | 家庭教師のトライ | 代々木進学会 | 一橋セイシン会 | NexTeachers | ノーバス | あすなろ | ゴーイング | グッド | ランナー | サクシード | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
入会金 | 19,800円 | 11,000円 | 無料 | 11,000円 | 30,000円 | 22,000円 | 無料 | 11,000円 | 22,000円 | 22,000円 | 22,000円 | 22,000円 | 無料 |
授業料 (小学生) | – | 1,375円〜 | 1,815円〜 | (非公開) | 2,420円〜 | 2,173円〜 | 2,750円〜 | 1,595円〜 | 1,000円〜 | 1,000円〜 | 900円〜 | 900円〜 | 1,540円〜 |
授業料 (中学生) | 2,211円〜 | 1,375円〜 | 1,925円〜 | (非公開) | – | – | 2,750円〜 | 1,788円〜 | 1,000円〜 | 1,000円〜 | 1,000円〜 | 1,000円〜 | 1,815円〜 |
授業料 (高校生) | 2,640円〜 | 1,815円〜 | 2,200円〜 | (非公開) | – | – | 2,750円〜 | 2,145円〜 | 1,100円〜 | 1,000円〜 | 1,000円〜 | 1,000円〜 | 2,145円〜 |
口コミ・評判 | メガスタの評判 | 銀河の評判 | ファーストの評判 | トライの評判 | 代々木進学会の評判 | 一橋セイシン会の評判 | NexTeachersの評判 | ノーバスの評判 | あすなろの評判 | ゴーイングの評判 | グッドの評判 | ランナーの評判 | サクシードの評判 |
キャンペーン 情報 | 無料で始める | 無料で始める | 無料で始める | 無料で始める | 無料で始める | 無料で始める | 無料で始める | 無料で始める |
※ランキング根拠:家庭教師はどこがいい?おすすめランキングTOP3をご覧ください。
※授業料:30分換算。非公開の場合は目安です。地域/教室/時期/学年/コースなどによって料金は異なります。料金詳細は、必ず各公式サイトでご確認ください。
家庭教師選びで失敗しないコツは「3社を比較する」ことです。気になる3社の体験授業を受けて、冷静にメリット・デメリットを比較しましょう。
「相場より安い」家庭教師のリスクとは?

料金を最優先にして家庭教師を選ぶと、「先生の質が悪い」リスクが高くなります。
相場よりも格安な家庭教師の場合、以下の悪循環が生まれてしまうかもしれません。
授業料が安い
↓
先生の給料が安い
↓
優秀な先生を雇えない
↓
他社に採用されなかった「微妙な先生」を採用する
↓
あなたの担当が「微妙な先生」になる
↓
成績やモチベーションが上がらない
↓
授業料は安いのに、効果は出ない
優秀な先生が、給料の低い家庭教師センターをわざわざ選ばないはずです。指導経験が豊富かつ有名大学に在籍している先生は、時給が高い家庭教師センターを選ぶでしょう。
もちろん、「授業料」と「先生の質(=授業の質)」が必ずしも比例するとは限りません。指導経験が少なくても、子どもから愛される性格だったり、やる気を引き出す能力があるかもしれません。
ただ、一般論として、授業料が安すぎる家庭教師だと成績アップを期待できません。「安かろう悪かろう」の家庭教師を選んで後悔しないためにも、次章の家庭教師の選び方を参考にしてください。
家庭教師の選び方【3ステップで解説】

家庭教師選びで後悔しないためのコツを解説します。
前提:家庭教師センターvs個人契約
家庭教師に依頼する方法は、「家庭教師センター」「個人契約」の2パターンがあります。
- 「家庭教師センター」:先生と家庭を仲介する会社。大手企業との契約なので、トラブルのリスクが低い
- 「個人契約」:先生と家庭が直接契約する。仲介手数料がないので安いものの、トラブルのリスクが高い
結論から言うと、家庭教師センターがおすすめです。多くの小中高生に家庭教師センターがおすすめな理由は、「先生と授業の質が担保されている」「相性が合わない場合、無料で変更可能」「トラブルに巻き込まれる心配が少ない」ためです。
一方で、個人契約が勝っているポイントは「安さ」くらいではないでしょうか。たとえ料金が安くても、優秀な先生を見つけるのは至難の技です。特別な理由がない限り、個人契約はおすすめできません。個人契約の危険性は、【元弁護士が監修】家庭教師と個人契約する7つの注意点をご覧ください。
手順①:目的達成できそうな3社を選ぶ
まずは、家庭教師を利用する目的を決めましょう。
家庭教師によって「強み」が大きく異なるため、「どんな状態を目指したいか?」を事前に決めることで、あなたに最適な家庭教師と出会いやすくなります。
難関校の受験対策に強い家庭教師もいれば、不登校や発達障害の子のフォローに定評がある家庭教師もいます。さらに、プロ講師や学生講師など、先生の雇用形態も様々です。
よくある「目的」
- 受験対策
- 定期テスト対策
- 学習習慣の定着
- 塾の授業の遅れを取り戻す
- 発達障害の勉強サポート
- 不登校からの復学を目指す
家庭教師を利用する「目的」がなんとなく決まったら、その目的を達成できそうな家庭教師を3社に絞りましょう。家庭教師おすすめランキングTOP3を参考にしてください。
手順②:3社の体験授業を受け、先生との相性をチェック
家庭教師選びで最重要ポイントは「先生との相性」です。
指導経験/学歴/性別/料金よりも、生徒と先生の相性のほうが10倍大切です。先生との相性は、実際に授業を受けてみないとわかりません。いくら優秀な先生だとしても、お子さんが心を開かなかったら成績アップどころではありませんよね。
だからこそ、3社の無料体験授業を受けた上で、「あなたのお子さんにとってベストな先生」を決めるのが大切です。「この先生なら信頼できるかも!」と感じた家庭教師が第一候補になります。

ただし、多くの家庭教師では、先生との相性が合わなければ無償で交代できるため、先生選びを契約段階で過敏になりすぎる必要はありません。
手順③:子どもが最終決断する
3社の体験授業を終えたら、親子でじっくり相談し、最終的な決断は子どもに任せましょう。
子どもが家庭教師を自ら選ぶことで、「内発的動機づけ」が高まり、学習に対する積極的な姿勢が生まれることが研究で証明されています。
Students’ self-determined motivation (acting out of interest, curiosity, and abiding values) is associated with higher academic well-being, persistence, and achievement.
▼日本語訳
生徒の自己決定型動機づけ(興味、好奇心、そして持続的な価値観に基づいた行動)は、学業における幸福感、持続力、そして成果の向上と関連しています。
引用:モナシュ大学等の研究
料金やシステムなどの「保護者の都合」を優先して家庭教師を決めると、子どもの勉強意欲を下げる可能性があります。
できるかぎり、子どもの意志とやる気を尊重してあげましょう。
【209名に聞いた】家庭教師の満足度アンケート

家庭教師を利用した経験がある209名を対象にアンケート調査を実施しました。(小学生・中学生・高校生すべてが対象)
調査方法:インターネット調査
調査対象:家庭教師を利用した経験がある方、および保護者
調査目的:家庭教師に関する調査
有効回答数:209件(複数回答可)
家庭教師を利用した目的は?
家庭教師の目的として1番多かったのが、「受験対策(偏差値アップ)」でした。
「勉強習慣を身につけるため」「定期テスト対策(内申点アップ)」「授業の遅れを取り戻すため」に家庭教師を活用する一定数いるようです。

家庭教師の月謝は?
家庭教師の月謝で1番多かったのが、「月2万円程度」でした。
家庭教師を利用する子(209名)のうち、74.2%(155名)が月2万円以下に抑えています。

家庭教師を利用した効果は?
家庭教師の効果(学力の変化)で1番多かったのが、「偏差値5アップ」でした。
家庭教師を利用する子(209名)のうち、66.5%(139名)が偏差値の大幅アップに成功しています。

家庭教師を利用して良かった?
家庭教師の感想で1番多かったのが、「満足」でした。
家庭教師を利用する子(209名)のうち、61.2%(128名)が満足しています。

家庭教師を利用すべき?
家庭教師の「受験対策」「定期テスト対策」への有効性で1番多かったのが、「できるだけ通うべき」でした。
家庭教師を利用する子(209名)のうち、70.8%(148名)が「受験対策に効果あり」と評価しています。また、68.9%(144名)が「定期テスト対策に効果あり」と評価しています。
家庭教師のメリット・デメリット

メリット
- 勉強時間が圧倒的に増える
- 部活や習い事と「勉強」を両立できる
- 塾よりも「静かな環境」で勉強できる
- 適度な緊張感があるので、勉強に集中せざるを得ない
- 「勉強の進み具合」「受験対策」などの相談を気軽にできる
勉強時間が圧倒的に増える
家庭教師を始めると、家庭教師の授業に加え、予習・復習・宿題も自宅の机で行うようになります。必然的に自宅で勉強する時間が長くなり、「自宅学習」が当たり前になりやすいのです。
今までは家だとテレビやゲームの誘惑に負けていた子でも、少しずつ机に向かう時間が増えるでしょう。
部活や習い事と「勉強」を両立できる
小学生なら習い事、中学生なら部活、高校生なら部活/バイトなどでバタバタして、自宅で勉強していることは少ないでしょう。自宅に帰ってきたらゲームやスマホでだらだら過ごして、勉強は一切しない子もいるかもしれません。
しかしながら、自宅学習をしないと受験シーズンに後悔しちゃう危険性もありますよね。
だからこそ、家庭教師を利用して「毎週水曜日の20:00〜21:30は勉強時間!」と決めることが大切なのです。シンプルに考えて、家庭教師のコマ数を増やせば増やすほど、勉強時間を増やすことができますよね。
塾よりも「静かな環境」で勉強できる
学習塾だとどうしても、「他の人が会話している声」「バタバタ歩き回る足音」などが気になって、勉強に集中できません。集団授業だと廊下で遊んでいる子の子がうるさいこともありますし、個別指導だと隣のブースで授業を受けている子の声がうるさいこともあるでしょう。
一方で、家庭教師なら授業の時間帯さえテレビを消しておけば一切騒音はありませんよね。
親の役割は、「勉強しやすい環境を提供してあげること」だと考えます。家庭教師を活用して、子どもが前向きに勉強したくなる環境を整えてあげましょう。
適度な緊張感があるので、勉強に集中せざるを得ない
勉強に長時間集中できないサボりグセがある子にとって、つねに先生が横で見ている環境は最高ではないでしょうか。
スマホやゲーム、テレビなどに逃げる心配もないので、勉強効率が格段にアップするでしょう。
「勉強の進み具合」「受験対策」などの相談を気軽にできる
先生の多くが「現役の難関大学生(バイト)」もしくは「プロ講師」です。受験戦争に勝ち残った猛者とも言えます。
「どうやったら受験で勝てるのかを知っている」ため、子どもの将来について授業後にでもサクッと質問できる環境はうれしいですよね。
デメリット
- 学習塾より授業料がやや高い
- 先生の当たりハズレによって、効果が変わる
- 家庭教師会社選びに失敗すると、お金と時間がムダになる
学習塾より授業料がやや高い
集団塾/個別指導塾よりは少しだけ割高な印象です。
実際、大手の家庭教師センターである「家庭教師のノーバスの料金」は、月のトータル費用が25,000円〜となっています。一方で、格安な塾なら20,000円程度でしょう。(塾によって授業料はかなり異なります)
しかしながら、「1対1」「自宅に来てもらう」ので授業料が高くなるのは仕方ないですよね。
先生の当たりハズレによって、効果が変わる
先生の多くが「大学生のアルバイト講師」です。一部には「プロ講師(家庭教師が本職の社会人)」がいますが、9割が大学生/大学院生でしょう。
したがって、「バイト感覚でテキトー」に授業をする先生がいるのも事実です。もしあなたのお子さんがテキトーな先生になっちゃったら、もはや悲惨…。
ただ、安心してください。家庭教師おすすめランキングTOP3で紹介した家庭教師なら、「先生の当たり率が高い」です。しかも、先生の交代が無料のため、「相性が合わない先生」に当たった場合でも、次の授業から別の先生に変更でき、問題はすぐに解決できます。
家庭教師会社選びに失敗すると、お金と時間がムダになる
残念ながら、一部の家庭教師センターでは「教材費などの高額請求」に関するトラブルが報告されています。
もちろん、ほとんどの家庭教師センターは信頼できますが、万が一悪質な業者に当たると大変です…。
家庭教師の料金相場

家庭教師の料金相場(月謝・授業料・入会金など)をご紹介します。
小学生
小学6年生の授業料の相場は、約2,780円/時間です。
60分授業×週1日の月謝は、11,000円程度になります。管理費や交通費を含めると、月額15,000円ほどでしょう。
授業料(1時間あたり) | |
---|---|
家庭教師の料金相場 | 2,780円 |
学研の家庭教師 | 2,900円〜 |
家庭教師のアルファ | 2,200円〜 |
家庭教師のあすなろ | 2,000円〜 |
家庭教師のサクシード | 3,080円〜 |
家庭教師のノーバス | 3,800円〜 |
家庭教師のファースト | 2,300円〜 |
家庭教師のゴーイング | 2,000円〜 |
家庭教師の合格王 | 3,520円〜 |
家庭教師のガンバ | 2,000円〜 |
※授業料は概算です。正確な授業料は、体験授業時に提示されます。
中学生
中学3年生の授業料の相場は、約2,960円/時間です。
60分授業×週1日の月謝は、12,000円程度になります。管理費や交通費を含めると、月額17,000円ほどでしょう。
授業料(1時間あたり) | |
---|---|
家庭教師の料金相場 | 2,960円 |
学研の家庭教師 | 3,200円〜 |
家庭教師のアルファ | 2,200円〜 |
家庭教師のあすなろ | 2,000円〜 |
家庭教師のサクシード | 3,520円〜 |
家庭教師のノーバス | 4,400円〜 |
家庭教師のファースト | 2,470円〜 |
家庭教師のゴーイング | 2,000円〜 |
家庭教師の合格王 | 4,070円〜 |
家庭教師のガンバ | 2,000円〜 |
※授業料は概算です。正確な授業料は、体験授業時に提示されます。
高校生
高校3年生の授業料の相場は、3,480円/時間です。
60分授業×週1日の月謝は、14,000円程度になります。管理費や交通費を含めると、月額19,000円ほどでしょう。
授業料(1時間あたり) | |
---|---|
家庭教師の料金相場 | 3,480円 |
学研の家庭教師 | 4,300円〜 |
家庭教師のアルファ | 3,600円〜 |
家庭教師のあすなろ | 2,250円〜 |
家庭教師のサクシード | 3,960円〜 |
家庭教師のノーバス | 4,900円〜 |
家庭教師のファースト | 2,800円〜 |
家庭教師のゴーイング | 2,000円〜 |
家庭教師の合格王 | 4,730円〜 |
家庭教師のガンバ | 2,250円〜 |
※授業料は概算です。正確な授業料は、体験授業時に提示されます。
家庭教師の料金内訳

家庭教師の料金内訳は、以下のとおりです。
- 入会金
- 授業料
- 教材費
- 交通費
- 管理費
- 講習費
それぞれをわかりやすく解説します。
入会金
入会金の料金相場は、20,000円です。
「無料キャンペーン」を行なっている家庭教師もありますが、その代わりに他の費用が発生するケースがほとんどです。安すぎる家庭教師には気をつけましょう。
初期費用=入会金+登録料+保証金+教材費、であることが一般的です。
授業料
授業料の料金相場は、3,000円/時間です。
教材費
教材費の料金相場は、2,000円/冊です。「学校の教材」や「お持ちの問題集」を利用する場合は、教材費はかかりません。
家庭教師で最もトラブルになるのが「高額教材の押し売り」です。ごくふつうの教材を数万円&ローン(分割払い)を組ませて購入させようとする「悪質な家庭教師」には注意が必要です。
交通費
交通費の料金相場は、1,000円/往復です。
「先生の自宅」〜「生徒の自宅」の移動にかかる電車代・バス代の「実費」です。先生の住所や地域によって大きく異なるものの、生徒の自宅から近め先生を紹介してくれることが多いでしょう。
管理費
管理費の料金相場は、2,000円/月です。
「サポート管理費」「システム利用料」といった名称で呼ばれることもあります。
講習費
講習費の料金相場は、授業料とほぼ同じです。
家庭教師の場合、季節講習という形ではなく、通常の授業を増やして対応します。
よくある質問

家庭教師を探している方が気になる疑問に回答します。
良い家庭教師の特徴とは?
本当に優秀かつ信頼できる家庭教師の選び方を「派遣会社」「先生」ごとに解説します。
良い家庭教師の特徴(派遣会社選び)
優秀な家庭教師センターの特徴は、3つあります。
- 電話対応がていねい
- 体験授業後に入会をゴリ押ししない
- 合格実績や在籍教師数などの「数字」を公表している
この3つを満たすおすすめの家庭教師3選は前述しました。
逆に言うと、「電話対応が雑(=スタッフに教育ができていない)」「しつこく勧誘してくる(=生徒想いじゃない)」「数字を公表していない(=他社に比べてショボい)」に1つでも当てはまる家庭教師センターは絶対にやめましょう。
良い家庭教師の特徴(先生選び)
優秀な家庭教師(先生)の特徴は、3つあります。
- アメとムチをうまく使い分けている
- 親からの質問に、バシッと的確な回答ができる
- 体験授業後に、子どもから「やりたい!」とお願いされる
この3つをすべて満たす先生を見つけるのは難しいものの、最低でも2つ以上は満たしたいところ。とくに、3番目の「子どものやる気を引き出す授業ができる」ことは重要です。
どんなに学歴・指導実績が優秀だとしても、子どもが心を開かなかったら、成績アップは夢のまた夢になってしまいます。
これだけは注意!
先生の学歴/合格実績は、あまり気にしなくてOKです。いわゆる指導力やスキルよりも、「子どもとの相性」「指導への熱心さ」「人柄」のほうが圧倒的に重要と言えます。なお、「料金が高い家庭教師=優秀な家庭教師」という傾向があるのは間違いありません。
「週一」でも効果あるの?
結論から言うと、たった週1回の授業でも成績アップが十分に期待できます。
週1回の授業でも十分効果が期待できる理由は、「①適切なボリュームの宿題が出る」と「②目標から逆算した学習計画」の活用にあります。
理由①:適切なボリュームの宿題が出るから
家庭教師を週一だけだと、月4〜10時間程度しか勉強しないことになります。月10時間弱の勉強だけだと、効果は得られないでしょう。
しかしながら、ほぼ全ての先生が「ガッツリした量の宿題」を出してくれます。授業の予習/復習を中心にかなりのボリュームを宿題に出されるので、必然的に勉強時間が増えますよね。
したがって、週一の授業だけでも「+αの宿題」があるため、結果的にかなりの勉強時間確保=効果を期待できるでしょう。
理由②:目標から逆算した学習計画を立ててくれるから
希望すれば、先生が「学習計画」を立ててくれます。家庭教師の授業がない日に、「どんな勉強をやればいいのか?」を教えてくれるんです。「今月は、この参考書の1章〜2章を完璧にしよう!」など具体的なアドバイスをもらえます。
家庭教師の銀河のように、授業日以外もLINEで質問し放題な手厚いサポートを実施している家庭教師もあります。また、家庭教師のノーバスのように、カリキュラムをしっかり作ってくれる家庭教師もあります。
したがって、授業日以外でも勉強しやすいように工夫してくれるので、結果的にコスパが良い勉強を実現=効果を期待できるでしょう。

塾と家庭教師の違いは?
塾と家庭教師における、大きな違いは5つあります。Yahoo!知恵袋より詳細に解説します。
違い①:「講習」
- 塾:「夏期講習」「冬期講習」が用意されている
- 家庭教師:長期休みでもいつも通りの授業が行われる
「夏期講習」「冬期講習」「春期講習」が行われるのは学習塾のみです。長期連休のタイミングで講習が開かれます。
受験生にとって長期休みで差が出るため、本気で成績アップを狙うなら講習を受けるべきです。ただし、「講習費用」が追加でかかる点をお忘れなく。
違い②:「自習室」
- 塾:「自習室」が完備されているケースが多い
- 家庭教師:「自習室」は一切ない
「勉強習慣を身につける」「勉強時間を増やす」ためには、自習室が必要不可欠です。成績が伸びなくて困っている子のほとんどが「勉強不足」なのは言うまでもありません。
授業がない日でも部活後・学校後に自習室に通う習慣がつけば、勉強時間が圧倒的に増えるでしょう。

違い③:「入試情報」
- 塾:「進路指導」「受験の最新情報」などが充実
- 家庭教師:「大学生の先生」に軽く相談できる程度
高校入試・大学入試に向けた勉強なら、学習塾一択です。
あくまでも家庭教師の役割は「成績を伸ばす」ではなく「勉強嫌いのフォロー」なのが実態。ほとんどの家庭教師で「受験対策」するのは難しいのではないでしょうか。正直、受験対策ができる家庭教師は「メガスタ」くらいしか思いつきません。
違い④:「先生の質」
- 塾:先生のハズレ率はかなり低い
- 家庭教師:先生の当たりハズレが激しい
塾の先生の中に「やばい先生」はほとんどいません。クセが強い先生は一定数いるものの、99%の先生はモチベーション高く指導してくれます。(塾長などの視線があるので先生もいい緊張感アリ)
一方で、家庭教師の場合、「やる気がない先生」が意外と多いのをご存知でしょうか。最初の1〜2ヶ月はていねいに指導してくれてたとしても、3ヶ月を過ぎたあたりからテキトーな指導になることも…。残念ながら、「授業中なのに先生がスマホをイジっている」といった悪評をたびたび見かけます。

違い⑤:「保護者の負担」
- 塾:「送迎」が必要な場合も
- 家庭教師:「家の掃除/お出迎え」が必要
保護者の視点では、塾と家庭教師には大きな違いがあります。
「小学生」もしくは「女子生徒」のお子さんがいる場合、塾まで送り迎えが必要なケースがあります。治安が悪い/夜道が危ないなら車などで送迎してあげたほうが良いでしょう。実際のところ、小学生くらいしか送迎していませんが…。
一方で、家庭教師の場合は自宅に来るので送迎は不要です。ただ、「部屋をきれいにする」「授業中は静かにする」などの配慮がいります。さらに交通費も払わなくてはいけません。
「保護者の負担」という視点で考えるなら、塾のほうがラクだと言えます。
塾と家庭教師はどっちがいい?
「塾」vs「家庭教師」で迷っている方は、以下をヒントにしてください。
あなたの状況に合わせて、最適な学習スタイルを選びましょう。
- 「不登校」:家庭教師orオンライン塾
- 「発達障害/ADHD」:家庭教師
- 「受験対策」:個別指導塾
- 「極度の人見知り」:家庭教師or個別指導塾
- 「定期テスト対策」:個別指導塾
- 「学習習慣の定着」:個別指導塾
- 「学校の授業の遅れを取り戻す」:個別指導塾
- 「とにかく費用を抑えたい」:オンライン塾
- 「ハイレベルな授業を受けたい」:個別指導塾(プロ講師)
「授業料をできるだけ節約したい」とお考えなら、オンライン塾がピッタリかもしれません。自宅にいながらパソコンやタブレットを使ってオンライン授業を行うので、塾や家庭教師よりも格安です。

ご家庭の都合もあると思いますが、「子どものやる気が最も出るであろう環境」を選ぶことをおすすめします。
塾と家庭教師はどっちが安い?
結論から言うと、「個別指導塾」と「家庭教師」の料金相場はほぼ同じです。
地域/学年/先生の指導経験/指導内容によって多少異なるものの、塾・家庭教師ともに月謝は2〜3万円程度から始められます。
「塾」の料金相場
授業料 | 3,000円/時間 |
---|---|
入塾金(入会金) | 2万円 |
教材費(テキスト代) | (塾によって大きく異なる) |
季節講習費・補講費 (夏期講習/冬期講習/テスト前) | (塾によって大きく異なる) |
模試・テスト代 | 5,000円/回 |
諸経費(施設利用料/管理費) | 3,000円/月 |
塾のスタイルは3つに大別されます。1ヶ月のトータル費用(月謝)の目安は、以下の通り。
上記の3つには良し悪しがあるため、あなたの状況に合わせて選びましょう。
10〜20名程度で授業を行う集団塾の場合、授業料が比較的安い傾向があります。「料金面」だけを重視するなら集団塾一択でしょう。
ただし、当ブログでは一貫して個別指導塾をおすすめしています。集団授業と比べて割高ではあるものの、確実に成績アップできるなどのメリットがあります。本当の意味でコスパが良いのは個別指導塾だと断言します。「個別指導塾」vs「集団塾」の詳細は、「個別と集団どちらがいいか?」←診断7問をご覧ください。

「家庭教師」の料金相場
授業料 | 3,000円/時間 |
---|---|
入会金(保証金) | 2万円 |
教材費(テキスト代) | (塾によって大きく異なる) |
交通費 | 500円/回 |
諸経費(サポート費/管理費) | 3,000円/月 |
ホームページには掲載されていない「高額教材」による裁判がたびたび起きているので要注意。安さに目がくらんで、個人契約するとトラブルに巻き込まれる可能性があります。
安心して利用するためにも、「トータル料金はいくらか?」「追加料金はどんな時に発生するか?」を入会前にしっかり確認しましょう。

家庭教師選びで失敗するケースは?
自己流で家庭教師を選んだ結果、「成績がぜんぜん上がらない…」と後悔しているママさんが続出しています。しかし、次に紹介する3つの注意点さえ気をつければ、最高の先生と出会えるでしょう。
安さを重視する
「料金の安さ」だけで家庭教師を選ぶのはやめましょう。「相場より安い」家庭教師のリスクとは?で詳しく解説しました。
教材費などの追加料金を確認しない
「高額教材費のトラブル」に巻き込まれないためにも、契約前にくわしい料金を確認しましょう。
口頭で質問するのはもちろんのこと、契約書もチェックをお忘れずに。
最近は減りつつあるものの、悪質な家庭教師業者がいますので。。。
講師交代の可否を確認しない
実際に授業を受けてみて、「この先生、ビミョーだな」「子どもと相性が悪そうだな…」というケースがちょこちょこあります。また、大学生バイト講師の場合、スケジュールが合わずに他の先生に交代したくなることもあるでしょう。
「無料で講師交代し放題」の家庭教師なら、万一の時に安心です。
家庭教師で起こりうる料金トラブルは?
家庭教師を始める方にとって、1番気になるのがトラブル等のリスク面ですよね。とくに費用面でのトラブルは避けたいところ。
そこで、家庭教師を利用した際に起こりうる料金トラブルをご紹介します。
追加料金が発生した…
「悪質な家庭教師会社」や「個人契約」の場合、事前に教えてもらっていない費用が追加で発生するリスクが考えられます。
たとえば、月会費以外に「システム管理費」「事務手数料」などが毎月発生することがあります。あとは、高額な教材費がかかったり、(生徒都合で授業がお休みになった際の)キャンセル料を請求されるケースもあるでしょう。
また、一部の家庭教師では夏期講習/冬期講習では授業料が割高になることもあるそうです。
解約したのに、返金されない…
「高額な授業料が返金されないトラブル」は、多数報告されています。以下は、実際のトラブル事例です。
【依頼した家庭教師が急に派遣されなくなる】
訪問勧誘により、息子の家庭教師派遣契約をした。契約料金は全額支払済みだが、急に家庭教師が派遣されなくなり、当初は通じていた電話も繋がらなくなった。
引用:東京都消費生活総合センター
もちろん多くの家庭教師会社は、健全かつ法律を遵守しています。しかしながら、2025年現在もたびたび裁判事例が報告されています。
高額の授業料を払っているのに、成績が上がらない…
「授業料が高い」=「大きな効果を期待できる家庭教師」という誤解をして契約した結果、点数がぜんぜん伸びないこともよく起こっています。
よく考えれば当たり前ですが、高額な家庭教師だとしても必ずしも成績アップするわけではありません。たとえ、「最高の家庭教師」が担当だとしても、子どもとの相性が悪かったり、子どものやる気を引き出せなければ成績アップは望めませんよね。(子どもの努力不足が原因かもしれませんが)

「不登校」の親子から家庭教師が人気な理由は?
不登校の生徒および保護者から、家庭教師が支持される理由は3つあります。
自宅だからメンタルの負担が少ない
家庭教師もオンライン家庭教師も、「自宅」で授業を受けます。いつもと同じ環境かつ家族が近くにいるため、内気な子や緊張しやすい子でも安心して授業を受けられるでしょう。
学習塾の場合、どうしても「周りの目」が気になります。たとえ個別指導塾だとしても、近くに同級生がいます。塾に行くまでにクラスの友達に遭遇するリスクも…。
一方で、家庭教師の場合、勉強だけに集中できる環境が整っています。

「相性ピッタリ」な先生と出会える
不登校の子が家庭教師を始める場合、「先生と相性が合わなかったらどうしよう…」という悩みを持つ子が多いです。人間関係があまり得意ではない子にとって、「どんな先生が担当なのか?」は最重要ポイントです。
でも安心してください。
ほとんどの家庭教師センターでは、「先生の交代」に柔軟に対応してくれます。言い換えるなら、子どもと相性ピッタリな先生が担当になるまで交代し放題です。初回の授業から、完璧な先生を選ぶのは難しいかもしれませんが、数週間後には子どもにとってベストな先生が見つかるはずです。
学校の遅れを取り戻すことで、復学しやすくなる
家庭教師の復学支援が効果的だと言われるメリットは、次のとおりです。
- 人生初の家庭教師にチャレンジすることで、「少しずつ前進している感覚」を味わえる
- 成績アップという小さな成功体験を積み上げることで、自信に繋がり、前向きになれる
- 家族以外とのコミュニケーションの機会が増えることで、ストレス発散/不安解消になる
できるだけ早く学校に復帰してほしい保護者にとって、家庭教師は最適な選択肢の一つです。復学できる保証はないものの、勉強面の不安を解消できれば、復学に向けて一歩前進できるでしょう。
高校入試/大学入試で苦労しないためにも、家庭教師をうまく活用しながら、授業の遅れを少しずつ取り戻しましょう。

結局どこがいいの?と迷ったら、おすすめの家庭教師3社を比較しよう

「目的達成できそうな3社を選ぶ」→「体験授業を受けて、先生との相性をチェックする」→「料金/担当の先生を確認し、子どもに最終決断してもらう」ことが失敗しない家庭教師の選び方だと解説してきました。
ポイントは、ネットの情報を信用しすぎないこと。良くも悪くもネットの情報は「盛られている」可能性があるからです。
したがって、あなた自身の目でちゃんと比較するためにも、まずは体験授業を受けるべきだと言えます。
お子さんと協力しながら、最高の先生に出会えるように行動してみましょう。