- 高校生は塾に行くべきか?
- 塾に行くべき高校生の特徴は?
- 大学受験に向けて、おすすめの学習塾の選び方は?
こういった疑問に答えます。
高校に進学して1番の悩みが、大学受験を視野に入れた勉強法ですよね。Yahoo!知恵袋をはじめネット上では、「塾は必要ない。独学でも志望校に合格できる」という楽観的な意見も見受けられます。もちろん、塾に一切通わずに現役合格を実現した受験生もたくさんいるでしょう。
しかしながら、受験シーズンになって「もっと早く塾に行っておけばよかった…」と後悔するのだけは絶対に避けたいところ。さらにいうと、不合格通知がきて「浪人」に追い込まれるリスクは今のうちにゼロにしたいですよね。
そこで本記事では、「塾に行くべき高校生」「塾は一切不要な高校生」の特徴を徹底解説します。
さらに、大学受験対策におすすめの学習塾もご紹介しますので、不安を解消したい人は最後までご覧ください。

読み飛ばしリスト
高校生は塾に行くべきか?【大学受験】

「塾に行くべき高校生」「塾に行く必要がない高校生」の特徴をご紹介します。
なお、通塾する目的は、一般選抜(大学入学共通テスト/一般選抜試験)・総合型選抜(旧AO入試)・学校推薦型選抜を利用した大学受験対策を想定しています。
塾に行ったほうがよい高校生
- 第一志望校が決まっている子
- 「独学」だと受験に不安がある子
- ワンランク上の大学に合格したい子
- 「総合型選抜」「学校推薦型選抜」で確実に合格したい子
- 友達と切磋琢磨して、勉強のモチベーションを高めたい子
上記のどれか1つにでも当てはまる高校生は、入塾すべきです。
それぞれ具体的に解説します。
第一志望校が決まっている子
第一志望校がほぼ決まっている高校生は、学習塾に行くべきです。
なぜなら、合格率を1%でも高めるチャンスがあるからです。
ほとんどの塾では「第一志望校の傾向と対策」に基づいた受験対策をバッチリしてくれるので、独学よりも圧倒的に合格率が高まります。
「塾に入っていたら、合格していたかも…」と不合格になってから後悔しないためにも、塾に入るべきだと言えるでしょう。
「独学」だと受験に不安がある子
「独学」のやり方がわかない/自信がない高校生は、学習塾に行くべきです。
なぜなら、「独学」より「塾」のほうが効率的に偏差値アップを狙えるからです。
「自分としては効率的だと思っていたのに、実は致命的なほど間違った勉強方法をやっていた」ことで、不合格になってしまった子は驚くほどたくさんいます。不合格通知が届いてから後悔しないためにも、勉強法をプロから教えてもらうのが賢明でしょう。
ワンランク上の大学に合格したい子
いまの偏差値よりもワンランク上の大学を目指す高校生は、学習塾に行くべきです。
なぜなら、独学での偏差値アップは想像以上にかなり難しいからです。
想像してみてください。「塾でプロと一緒にバリバリ勉強している子」と「独学で勉強している子」のどちらが、受験直前に成績がぐーんと伸びると思いますか?言うまでもなく、塾を活用している子のほうが、偏差値アップを目指せますよね。
独学だとやみくもに勉強時間が増えるだけで、点数アップに繋がらないケースが目立ちます。
一方で、「生徒を第一志望校に合格させる」のが塾の仕事であり、先生自身の評価(=給料)に直結するため、本気であなたを応援してくれます。
したがって、偏差値をさらに上げたいなら入塾すべきだと言えるでしょう。
「総合型選抜」「学校推薦型選抜」で確実に合格したい子
「総合型選抜」「学校推薦型選抜」での大学受験を検討している高校生は、学習塾に行くべきです。
なぜなら、自力で対策は現実的にむずかしいからです。
極端な話、「一般選抜(大学入学共通テスト/一般選抜試験)」なら独学で勉強してもなんとかなります。優秀な参考書やYouTube動画を活用すれば、ある程度は偏差値アップは見込めますよね。
一方、「総合型選抜」「学校推薦型選抜」の信頼できる情報はネット上では見つけられません。よほどの内申点(定期テスト)が良くない限りは、塾に通って攻略法を教えてもらうのが無難でしょう。
「総合型選抜(旧AO入試)」での合格を目指すなら、総合型選抜専門塾AOIがおすすめです。
友達と切磋琢磨して、勉強のモチベーションを高めたい子
勉強をサボりがちな高校生は、学習塾に行くべきです。
なぜなら、友達(ライバル)が勉強している姿を横で見れることで「自分もやらなきゃ!」とモチベーションを半強制的にキープできるからです。
一人でコツコツ勉強しようと思っても、誘惑に負けて三日坊主になってしまうのが現実でしょう。最初は意気込んで勉強を頑張っていたものの、受験シーズンまでやる気をキープするのはむずかしいのではないでしょうか?
「集団授業」なら友達と点数を比較されて頑張らざるを得ないですし、「個別指導」なら友達がコツコツ頑張っている姿に刺激を受けます。
したがって、「継続力」に自信がないなら塾に行くべきと言えます。
塾に行かなくてもよい高校生
- 大学受験をしない子
- 「独学」に自信がある子
- 勉強の計画を設計できる子
- いまの偏差値より格下の大学が第一志望な子
- 志望校合格までモチベーションを維持できる子
上記のほとんどに当てはまる高校生は、入塾する必要はないでしょう。
それぞれ具体的に解説します。
大学受験をしない子
大学受験を一切しない高校生は、学習塾に行かなくても問題ないでしょう。
なぜなら、塾は大学受験対策のために存在するケースがほとんどだからです。
もちろん学校の授業の遅れを取り戻すのが目的で入塾される子もたくさんいます。
しかしながら、大学受験をしないならわざわざ高額な授業料を払わなくても、YouTubeや参考書で十分だと言えます。
「独学」に自信がある子
独学でも偏差値をガンガン高める自信がある高校生は、学習塾に行かなくても問題ないでしょう。
なぜなら、「成績アップ/志望校合格」がゴールであり、塾に行くのがゴールではないからです。
いくら高い授業料を払って人気な学習塾に行っても、「成績アップ/志望校合格」などの目的を達成しなかったら意味がないですよね。
もしあなたが、すべて独学で「理想の目的」を達成できるなら、塾に行く必要はないでしょう。
勉強の計画を設計できる子
目標から逆算したスケジュールを立てて、実行する確信がある高校生は、学習塾に行かなくても問題ないでしょう。
なぜなら、塾の存在意義は「目標から逆算して、コツコツ勉強できる仕組み作り」だからです。
つまり、先生に言われなくても自力で成績アップ/志望校合格できそうな人なら、わざわざ高いお金を払って塾に行く必要はないと言えます。
いまの偏差値より格下の大学が第一志望な子
偏差値的にカンタンに合格できるであろう大学が第一志望校の高校生は、学習塾に行かなくても問題ないでしょう。
なぜなら、ある程度現状維持できれば第一志望校に合格できるからです。よほどサボらなければ、ガクッと偏差値が落ちることもないでしょう。
ただ、塾をうまく活用している子は、受験シーズン直前で大幅に偏差値アップする傾向にあるため、油断は禁物。確実に第一志望校に合格したいなら、塾も視野に入れても良いかもしれません。
志望校合格までモチベーションを維持できる子
モチベーション高く勉強し続けられる高校生は、学習塾に行かなくても問題ないでしょう。
なぜなら、独学だけでも継続力さえあれば成績アップ/志望校合格の達成は難しくないからです。
ご存知の通り、本屋さんに行けば有益な教材がありますし、YouTubeやスタディサプリなどの動画教材も充実していますよね。
したがって、3日坊主にならずに受験が終わるまでずーっと集中力を維持できるなら、塾は必要ないと言えます。
塾に行くべきか迷った高校生に伝えたい、通塾のメリット・デメリット

高校生が塾に通うメリット・デメリットを改めて確認しておきましょう。
塾のメリット
- 偏差値が上がり、ワンランク上の大学を狙える
- ライバルと切磋琢磨することで、勉強習慣が身につく
- 志望校/受験全般の知識をプロからていねいに教えてもらえる
- 志望校に特化した対策により、第一志望校の合格率が高まる
塾のデメリット
- 授業料の負担が大きい
- 集団授業の場合、ついていけないこともある
- 塾の授業で満足して、自宅で自習をしなくなることもある

塾に行くべきか迷っている高校生のよくある質問

通塾を検討している大学受験生からよく質問される内容をまとめました。
「高校1年生」も塾に行くべき?
偏差値60〜75の大学を目指す高校1年生なら、今すぐ塾に行くべきです。
難関大学/国公立大学を志望している子は、高校1年の時点でコツコツと勉強し始めています。
くわしい勉強のコツは、高校1年から本気で勉強すれば、難関大学に合格できる?【3つの勉強法】で解説しました。
「高校2年生」も塾に行くべき?
偏差値55〜75の大学を目指す高校2年生なら、今すぐ塾に行くべきです。
高校2年生になると「1日2時間以上」の家庭学習が必須になります。塾を利用せずに自宅で1日2〜3時間も勉強し続けるのはむずかしいのはではないでしょうか?
だからこそ、「勉強せざるを得ない状況」を作るためにも、学習塾・家庭教師を利用すべきです。
くわしい勉強のコツは、高2から受験勉強しても間に合う?国公立は遅い?【合格への勉強時間】で解説しました。
「中高一貫校生」も塾に行くべき?
大学受験を検討しているなら、今すぐ塾に行くべきです。
中高一貫校生は、「高校受験」を経験していないから中だるみをしがちですよね。正直な話、中高一貫校生以外の同世代と比べると、学力面で大きく負けていることが想像できます。
受験シーズン直前になって勉強を開始しても手遅れかもしれません。すくなくとも難関大学の合格はむずかしいでしょう。
中高一貫校生向けの塾「個別指導塾WAYS」を中心に、通塾を検討してみましょう。
大学受験勉強は、いつから始めるべき?
結論から言うと、「今日から」勉強し始めるべきでしょう。
スピード感重視で勉強したほうが良い理由は、大学受験の勉強は、いつから開始すべき?【高校生向け】で紹介しています。
塾を利用せずに大学受験している割合は?
学習塾を一切利用せずに大学受験した高校生は「40%程度」です。
くわしくは大学受験で塾なしの割合は?【国公立/失敗が不安な高校生へ】で解説しています。
経済的にな理由で塾に通うのが難しい場合は、夏期講習だけでも検討してみてはいかがでしょうか?
高校生におすすめの学習塾・家庭教師は?
結論から言うと、以下の5社がおすすめです。
偏差値60〜70を目指すなら「メガスタ」

- 高校受験&大学受験にとにかく強い
- 「全額返金保証」「成績保証」が完備
- 先生の”数”と”指導実績”がダントツ
※2023年9月時点/弊社調べ
「GMARCH」「関関同立」以上の大学を本気で目指す高校生は、メガスタが最適解です。
偏差値60〜70を目指すなら「東進」
※2023年9月時点/弊社調べ
偏差値50〜59を目指すなら「坪田塾」

- 映画「ビリギャル」のモデルになった個別指導塾(オンライン校あり)
- 教育心理学にもとづく科学的なカリキュラム
- 自宅でもコツコツ勉強する「自習力」が身につく
※2023年9月時点/弊社調べ
「日東駒専」「産近甲龍」以上の大学を本気で目指す高校生は、坪田塾が最適解です。
勉強習慣を身につけるなら「そら塾」

- 「生徒数No.1」のオンライン個別指導塾
- 業界トップクラスの指導実績10万人!(上場企業が運営)
- 月額5,400円〜と格安な料金設定(入塾金も免除)
※2023年9月時点/弊社調べ
まずは自宅でコツコツと勉強習慣を身につけたい高校生は、そら塾が最適解です。
3日坊主になりがちな「銀河」

- 授業日以外もLINEで質問し放題
- 勉強嫌い/苦手な子も継続できる独自カリキュラム
- 1コマ1,250円とオンライン家庭教師屈指のコスパを実現
※2023年9月時点/弊社調べ
サボりグセを直して、毎日30分でもいいから勉強習慣を身につけたい高校生は、銀河が最適解です。
サボり気味な中高一貫校生なら「WAYS」

- 入塾後に92.9%の子が成績アップ
- 中高一貫校の教科書/勉強方針にくわしい講師ばかり
- 1コマ2時間と長いため、宿題をサボる子でも成果が出やすい
※2023年9月時点/弊社調べ
中高一貫校に通っていて、あまり勉強してこなかった高校生は、WAYSが最適解です。

まとめ:1つでも当てはまる高校生は塾を活用しよう!

「高校生は塾に行くべきか?」と少しでも迷っているなら、絶対に行くべきでしょう。迷っている時点で、あなたは「塾の必要性」を感じているからです。
もしあなたが、次の1つでも当てはまるなら、塾に行くべきです。
- 第一志望校が決まっている子
- 「独学」だと受験に不安がある子
- ワンランク上の大学に合格したい子
- 「総合型選抜」「学校推薦型選抜」で確実に合格したい子
- 友達と切磋琢磨して、勉強のモチベーションを高めたい子
高校生活はアッという間に過ぎていきます。「塾はまだいいや…」と後回しにしていたら、気づいた時には受験シーズンになって慌ててしまうかもしれません。
「不合格通知」が届いてから絶望したくないなら、スピード感重視で行動することが大切でしょう。
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