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【中学生】塾で習うべき教科の選び方【理科・社会は必要か?】

【中学生】塾で習うべき教科の選び方【理科・社会は必要か?】
  • 理科・社会は塾に必要か?
  • 中学生が塾で習うべき教科は?
  • 教科の選び方は?何教科がベスト?

こういった疑問に答えます。

中学生になると授業内容が難しくなり、塾の必要性を痛感します。学校の友達も塾に通い始めるため、高校受験に向けて少しずつ勉強し始めたいところ。

ただ、部活や習い事との「両立への不安」や「金銭的な理由」で、5教科すべての塾に通うのは難しいですよね。子どもの成績や学習状況を加味した上で、優先順位が高い教科に絞って塾に通うべきです。

そこで本記事では、中学生が塾で習うべき教科を徹底解説します。

「苦手教科を作りたくない方」「高校受験で苦労したくない方」は、ぜひ参考にしてください。

【中学生】塾で習うべき教科の選び方

【中学生】塾で習うべき教科の選び方

5教科(国語/英語/数学/理科/社会)のうち、塾で習うべき優先順位が高い教科を解説します。

選び方①:「受験科目から逆算する」

入試本番まで時間がない「中学3年生」におすすめの選び方です。

高野智弘
第一志望が公立高校なら「苦手教科」を、私立高校なら「学力検査で苦労しそうな教科」を優先的に通塾しましょう。

塾に行く目的が「志望校への合格」の場合、「学力試験の点数を最大化するためにはどうすれば良いか?」という視点が大切です。

受験科目

  • 公立高校入試(学力選抜):5教科
  • 私立高校入試(一般試験):3教科(国/数/英)

「公立高校」の試験教科は5教科すべてが対象です。国語/英語/数学/理科/社会のうち、「伸びしろがある教科」を集中的に勉強してください。苦手科目のほうが伸びしろ(点数アップ)があるため、とくに抵抗がなければ「苦手科目」を塾で教わりましょう。

「私立高校」の試験教科は3教科が対象です。国語/英語/数学のうち、1教科でも苦手があるとかなり不利になってしまいます。「学力検査(筆記試験)で苦戦しそうな教科」で平均レベルになるだけで、受験で大いに有利になるでしょう。「学力検査で苦戦しそうな教科」=「実力テストで足を引っ張っている教科」をイメージするとわかりやすいです。

高校入試の仕組みをちゃんと理解できていない方は、内申点を上げる裏ワザの記事をご覧ください。

【中学生】5教科を教えてくれる塾3選+α【とにかく安い】

選び方②:「苦手科目を克服する」

5教科のなかで「足を引っ張っている教科」がある中学1年生・中学2年生におすすめの選び方です。

高野智弘
勉強嫌いの本質は「苦手」だと考えられます。1教科でも苦手があると、勉強にネガティブなイメージを持ってしまいます。中3に進級する前に、苦手を克服しましょう。

塾に行く目的が「(高校進学前に)苦手の克服」の場合、「定期テストで1番点数が低い教科」or「1番苦手意識がある教科」を塾で教わりましょう。

「苦手=嫌い」なケースが多いため、苦手科目を自分で勉強するのはむずかしいですよね。だからこそ、”勉強嫌いな子に楽しく教えるプロ”に教わるべきなんです。

たとえ嫌いな科目だったとしても、定期テストの点数がぐんぐんアップしていったら、勉強自体が好きになるかも知れません。

選び方③:「迷ったら、英語or数学がおすすめ」

ほとんどの中学1年生・中学2年生におすすめの選び方です。

高野智弘
国語/理科/社会の定期テストが30点未満でなければ、英語と数学を優先しましょう。

英語と数学が重要な理由は3つあります。

  • 英語/数学が不得意だと、受験勉強自体が嫌いになってしまう
  • 「積み上げ方式」のため、中1・中2の範囲でつまずくと手遅れになる
  • 国語/理科/社会と比べて、英語/数学の成績を上げるには時間がかかる

高校入試に向けた効率的な勉強法は、中学生が急に成績を上げる方法【最短1ヶ月で100点上げる】で解説しました。通塾しつつ、自習力も高めましょう。

英語と数学が得意になれば、高校入試は楽勝です。まだまだ時間がある中1・中2のうちにライバルに差をつけてください。

「理科」「社会」は、塾に通う必要があるか?

「理科」「社会」は、塾に通う必要があるか?

結論から言うと、「自習だとわからない問題が多く、つまずいている」「理科/社会が定期テストや実力テストで足を引っ張っている」なら理科・社会も塾に通うべきです。

公立高校の学力検査(筆記試験)の場合、各教科100点満点。英語と同じ配点であるため、理科/社会も得点力が求められます。

もちろん、理科/社会は独学でもある程度の点数を取れるでしょう。ただ、理科は「苦手意識」を持つ子が多く、社会は「ついつい後回しにしがち」な傾向があるため、塾の先生からフォローしてもらう価値があります。

高校入試でできるだけ偏差値が高い学校を狙うなら、理科・社会を妥協してはいけません。

理科・社会の勉強法は、以下の記事をご覧ください。

【高校受験】基礎固めのやり方【最短1ヶ月で急に成績を上げる方法】

中学生が塾に通うべき頻度は?【何教科か迷ったら2教科まで】

中学生が塾に通うべき頻度は?【何教科か迷ったら2教科まで】

「どのくらいのペースで塾に通うべきだろうか?」と迷っている方に向けて、塾に通うべき頻度を解説します。

中学1年生・2年生の場合

中1生/中2生の通塾ペースは、週1回(計1コマ)がおすすめです。

なぜなら、「塾への負担を減らすことで継続しやすい」「中2までは勉強習慣を身につけることが大切」「部活の時間も大切にすべき」だからです。

中1/中2のほとんどの子は「部活で疲れて勉強できない…」のが現実ではないでしょうか。いきなり週2日以上も塾に通い始めると、部活と勉強を両立できなくなってしまいます。「部活や塾で忙しいから、学校の宿題はできない!」と反抗される可能性すら考えられますよね。

(難関高校を目指す子を除いて)中1/中2のうちはそこまでガッツリ勉強しなくても大丈夫です。高校入試に向けて大切なのは、30分でもいいから毎日勉強する習慣を身につけること。少しでも勉強することで「苦手を作らない」ことができ、受験シーズンに大変な思いをしなくても済むでしょう。

高野智弘
偏差値50以上の高校を目指すなら、中1・中2でも「平日:1時間以上」は勉強時間を確保しましょう。高校受験の勉強時間まとめを参考にしてください。

「自宅だと勉強できない…」「成績が伸び悩んでいるのに、自習はほとんどしていない…」といった状況は、かなりピンチです。家で勉強できないのは甘え?中学生は「自習室」を使うべしで解説した通り、塾の自習室をうまく活用しましょう。

「自習室」が中学生から人気な学習塾

中学3年生の場合

中3生の通塾ペースは、週2回(計2〜3コマ)がおすすめです。

週2ペースがおすすめな理由は、高校受験に必要な知識を身につけるのには週2回の授業である程度カバーできるからです。高校受験の問題はそれほど難しくありません。学校の授業(教科書)を理解していれば、たいていの高校には合格できるでしょう。

わざわざ塾に通わなくても「自分で教科書や問題集に取り組めばなんとかなる」ケースが多いです。自宅で勉強してわからなかった問題を塾で聞くのが、賢い塾の活用方法と言えます。(集団塾でも、基本は学校の授業の復習です)

もちろん、「難関高校を志望している子」や「家だとぜんぜん勉強できない子」はもっと塾に通っても良いでしょう。さらに言うと、経済的に余裕があるご家庭なら、もっとコマ数を増やしたほうが良いです。

ほとんどの中3生にとって「週2日」ペースがコスパ最強と言えます。

中3の12月から入れる塾4選【冬に受勉強すれば手遅れじゃない】

塾で習うべき教科が決まったら、3社の体験授業を受けよう

塾に行くべき科目が決まったら、実際に体験授業を受けてみましょう。体験授業に行けば、無料で「実際の授業」をお試しできるだけではなく、進路相談/勉強相談にもていねいに対応してくれます。

塾選びで大切なことは、「3社の無料体験授業を受ける」→「先生と子どもの相性がピッタリな塾を1社に絞る」ことです。

入会後に後悔しないように、まずは気になった学習塾を冷静に比較しましょう。

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ABOUT US
高野 智弘株式会社SUNCORE 代表取締役
埼玉県立和光国際高校→法政大学→東証プライム上場企業など数社→Webマーケティング会社を起業。中学時代は内申点42/45点の好成績で、男子生徒の実質倍率15倍ほどの第一志望校に合格。明光義塾・関塾・大学受験ナビオ・増田塾などの通塾経験あり。マーケティングに関するセミナー講師を務め、累計参加者が400名を突破。経営者およびマーケター視点で、ロジカルな勉強法を発信しています。