- 家庭教師はどこがいい?
- 安い家庭教師はリスクが高いの?
- 中高生に評判の良い家庭教師は?
こういった疑問に答えます。
2024年現在も「勉強嫌いの克服」「定期テスト対策」「受験対策」に向けて、圧倒的な人気を誇る家庭教師。授業の遅れをいち早く取り戻すためにも、家庭教師探しを始めている方も多いでしょう。ただ、家庭教師ってどこも同じイメージで、「選び方」がよくわからないですよね。
せっかく高い初期費用/授業料を払って家庭教師をはじめたのに、結果が出ないのだけは避けたいところ。
そこで本記事では、失敗しない家庭教師の選び方を徹底解説します。
この記事でお伝えする「3つのステップ」通りに選ぶだけで、あなたのお子さんと相性バツグンな家庭教師にほぼ間違いなく出会えるでしょう。
- 1 家庭教師はどこがいい?安くて本当に信頼できる家庭教師3選+α
- 2 家庭教師の選び方【3ステップで解説】
- 3 良い家庭教師の特徴とは?
- 4 【209名に聞いた】家庭教師の満足度アンケート
- 5 家庭教師のメリット・デメリット
- 6 家庭教師は「週一」でも効果あるの?
- 7 家庭教師選びのよくあるミス3選
- 8 家庭教師の料金相場
- 9 家庭教師の料金システム【内訳】
- 10 家庭教師で起こりうる料金トラブル3選
- 11 授業料が安い家庭教師に隠された、致命的なリスクとは?
- 12 塾と家庭教師はどっちが安い?
- 13 塾と家庭教師はどっちがいい?
- 14 塾と家庭教師の違い
- 15 「安さ重視」で選ぶのは絶対にやめよう
- 16 さあ、今すぐ家庭教師の情報収集をはじめよう!
家庭教師はどこがいい?安くて本当に信頼できる家庭教師3選+α
中学生と高校生から評判の良い家庭教師をご紹介します。
ランキング1位メガスタ | ランキング2位銀河 | ランキング3位ファースト | 代々木進学会 | Netty | あすなろ | ゴーイング | グッド | ランナー | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
入会金 | 19,800円 | 11,000円 | 無料 | 30,000円 | 無料 | 19,800円 | 22,000円 | 22,000円 | 22,000円 |
授業料 (小学生) | 2,211円〜 | 1,375円〜 | 1,000円〜 | 2,420円〜 | 1,155円〜 | 1,980円〜 | 1,000円〜 | 900円〜 | 900円〜 |
授業料 (中学生) | 2,046円〜 | 1,375円〜 | 1,238円〜 | – | 2,640円〜 | 1,000円〜 | 1,000円〜 | 1,000円〜 | 1,000円〜 |
授業料 (高校生) | 2,426円〜 | 1,815円〜 | 1,403円〜 | – | 2,805円〜 | 1,125円〜 | 1,000円〜 | 1,000円〜 | 1,000円〜 |
口コミ・評判 | メガスタの評判 | 銀河の評判 | ファーストの評判 | 代々木進学会の評判 | Nettyの評判 | あすなろの評判 | ゴーイングの評判 | グッドの評判 | ランナーの評判 |
キャンペーン 情報 | 無料で始める | 無料で始める | 無料で始める | 無料で始める |
※ランキング:弊社経由のお問い合わせ数(ASPの確定件数)をもとにした順位です。
※ランキング圏外:おすすめ順です。各社の優劣を示すものではありません。
※集計期間:2024年6月1日〜7月31日
※授業料:30分換算。非公開の場合は目安です。地域/教室/時期/学年/コースなどによって料金は異なります。
※掲載情報の正確性には努めておりますが、最新性や完全な正確性を保証するものではありません。料金詳細は、必ず各公式サイトでご確認ください。
家庭教師選びで失敗しないコツは「3社を比較する」ことです。気になる3社の体験授業を受けた上で、メリット・デメリットを冷静に比較してみましょう。
家庭教師の選び方【3ステップで解説】
「こんなハズじゃなかった…」と契約してから絶望したくない方向けの、家庭教師の選び方をご紹介します。この3ステップ通りに実践するだけで、失敗のリスクをほぼゼロにできます。
STEP0:「家庭教師センターvs個人契約」
家庭教師に依頼する方法は、「家庭教師センター」「個人契約」の2パターンがあります。
- 「家庭教師センター」:先生と家庭を仲介する会社。大手企業との契約なので、トラブルのリスクが少ない
- 「個人契約」:先生と家庭が直接契約する。仲介手数料がないので安いものの、トラブルのリスクが高い
結論から言うと、家庭教師センターがおすすめです。
なぜなら、大手の家庭教師センターには「先生/授業の質が保証されている」「先生との相性が微妙なら、すぐに無料で交代してくれる」「トラブルに巻き込まれる心配がほぼない」などの強烈なメリットがあるからです。
一方で、個人契約が勝っているポイントは「安さ」くらいではないでしょうか。たとえ格安だとしても、良い先生を探すのは難しすぎる上に、裁判トラブルに発展するリスクもあるため、よほどの理由がない限りは個人契約はやめておきましょう。個人契約の危険性は、【元弁護士が監修】家庭教師と個人契約する7つの注意点【契約書】で解説しています。
「安い」+「クオリティが高い」家庭教師を探している方は、前述の家庭教師もしくは「オンライン家庭教師」がおすすめです。オンライン家庭教師なら、自宅で授業を受ける一般的な家庭教師よりも圧倒的にコスパが優れています。
STEP1:「目的達成できそうな3社を選ぶ」
家庭教師を利用する「目的」と「その目的を達成できる家庭教師の候補3社」を決めます。
最初に「目的」を決めるべき理由は、「なんとなく家庭教師を活用するだけだと、時間とお金をムダにするリスクがある」からです。せっかく安くない授業料を払うからには、あなたのお子さんの成長に繋がってほしいですよね。
世の中にはいろんな家庭教師が存在します。「東大を目指す家庭教師」もいれば、「不登校のフォローをする家庭教師」もいます。「褒めて伸ばす家庭教師」もいれば、「アメとムチをうまく使い分ける家庭教師」もいます。あなたは、どんな家庭教師の先生を希望しますか?
- 受験対策
- 定期テスト対策
- 学習習慣の定着
- 不登校ぎみの子の補習
- 塾/学校での遅れを挽回
家庭教師を利用する「目的」がなんとなく決まったら、その目的を達成できそうな家庭教師を3社に絞りましょう。家庭教師おすすめ3選+αから選べば失敗しません。
これだけは注意!
「安さ」だけで家庭教師を選ぶのは危険です。授業料が安い=先生の質が悪くなりがちだからです。「時給が高い先生」と「時給が低い先生」なら、前者のほうが優秀な先生の可能性は高いですよね。料金だけではなく、「先生の質」「合格実績」「口コミ」などをトータルで比較しましょう。
STEP2:「3社の体験授業を受け、先生との相性をチェック」
先生との相性は、実際に授業を受けてみないと分かりません。いくら優秀な先生だったとしても、お子さんが心を開かなかったら成績アップどころではありませんよね。
だからこそ、3社の無料体験授業を受けた上で、「あなたのお子さんにとってベストな先生」を決めるのが大切です。
注意点を挙げるなら、絶対に3社の体験授業を受けるべきだということ。冷静かつ客観的に比較するためには、3社がちょうどいいと言われています。
STEP3:「料金/担当の先生を確認→子どもが最終決断」
STEP1〜2で、1社に絞れたはずです。(まだ絞れてないなら、体験授業をもう1社利用してみましょう)
「料金詳細」はもちろん、「担当講師」もちゃんと確認すべきです。たま〜に、体験授業を担当した先生と”異なる”先生が担当になるケースがあります。
- 1年間のトータル費用(追加料金/教材費など)
- 担当の先生(体験授業を担当した先生から教えてもらえるのか、変更は可能か)
上記2点が納得できれば、契約してOKでしょう。
良い家庭教師の特徴とは?
本当に優秀かつ信頼できる家庭教師の選び方を「派遣会社」「先生」ごとに解説します。
良い家庭教師の特徴(派遣会社選び)
優秀な家庭教師センターの特徴は、3つあります。
- 電話対応がていねい
- 体験授業後に入会をゴリ押ししない
- 合格実績や在籍教師数などの「数字」を公表している
この3つを満たすおすすめの家庭教師3選は前述しました。
逆に言うと、「電話対応が雑(=スタッフに教育ができていない)」「しつこく勧誘してくる(=生徒想いじゃない)」「数字を公表していない(=他社に比べてショボい)」に1つでも当てはまる家庭教師センターは絶対にやめましょう。
良い家庭教師の特徴(先生選び)
優秀な家庭教師(先生)の特徴は、3つあります。
- アメとムチをうまく使い分けている
- 親からの質問に、バシッと的確な回答ができる
- 体験授業後に、子どもから「やりたい!」とお願いされる
この3つをすべて満たす先生を見つけるのは難しいものの、最低でも2つ以上は満たしたいところ。とくに、3番目の「子どものやる気を引き出す授業ができる」ことは重要です。
どんなに学歴・指導実績が優秀だとしても、子どもが心を開かなかったら、成績アップは夢のまた夢になってしまいます。
これだけは注意!
先生の学歴/合格実績は、あまり気にしなくてOKです。いわゆる指導力やスキルよりも、「子どもとの相性」「指導への熱心さ」「人柄」のほうが圧倒的に重要と言えます。なお、「料金が高い家庭教師=優秀な家庭教師」という傾向があるのは間違いありません。
【209名に聞いた】家庭教師の満足度アンケート
家庭教師を利用した経験がある209名を対象にアンケート調査を実施しました。(小学生・中学生・高校生すべてが対象)
調査方法:インターネット調査
調査対象:家庭教師を利用した経験がある方、および保護者
調査目的:家庭教師に関する調査
有効回答数:209件(複数回答可)
家庭教師を利用した目的は?
家庭教師の目的として1番多かったのが、「受験対策(偏差値アップ)」でした。
「勉強習慣を身につけるため」「定期テスト対策(内申点アップ)」「授業の遅れを取り戻すため」に家庭教師を活用する一定数いるようです。
家庭教師の月謝は?
家庭教師の月謝で1番多かったのが、「月2万円程度」でした。
家庭教師を利用する子(209名)のうち、74.2%(155名)が月2万円以下に抑えています。
家庭教師を利用した効果は?
家庭教師の効果(学力の変化)で1番多かったのが、「偏差値5アップ」でした。
家庭教師を利用する子(209名)のうち、66.5%(139名)が偏差値の大幅アップに成功しています。
家庭教師を利用して良かった?
家庭教師の感想で1番多かったのが、「満足」でした。
家庭教師を利用する子(209名)のうち、61.2%(128名)が満足しています。
家庭教師を利用すべき?
家庭教師の「受験対策」「定期テスト対策」への有効性で1番多かったのが、「できるだけ通うべき」でした。
家庭教師を利用する子(209名)のうち、70.8%(148名)が「受験対策に効果あり」と評価しています。また、68.9%(144名)が「定期テスト対策に効果あり」と評価しています。
家庭教師のメリット・デメリット
家庭教師には5つの効果が期待できます。小学生/中学生/高校生/各受験生のすべてが対象です。
5つのメリット
メリット①:「自宅学習」の習慣がつきやすい
家庭教師を利用するメリット/効果の1つ目は、家でも勉強する習慣がつきやすい点です。
家庭教師を始めると「家庭教師の授業」「予習/復習/宿題」を自宅の机でやるようになります。必然的に自宅で勉強する時間が長くなり、「自宅学習」が当たり前になりやすいのです。
今までは家だとテレビやゲームの誘惑に負けていた子でも、少しずつ机に向かう時間が増えるでしょう。
メリット②:「部活/バイト/習い事」と「勉強」を両立できる
家庭教師を利用するメリット/効果の2つ目は、忙しい子でも勉強時間を確保できる点です。
小学生なら習い事、中学生なら部活、高校生なら部活/バイトなどでバタバタして、自宅で勉強していることは少ないでしょう。自宅に帰ってきたらゲームやスマホでだらだら過ごして、勉強は一切しない子もいるかもしれません。
しかしながら、自宅学習をしないと受験シーズンに後悔しちゃう危険性もありますよね。
だからこそ、家庭教師を利用して「毎週水曜日の20:00〜21:30は勉強時間!」と決めることが大切なのです。シンプルに考えて、家庭教師のコマ数を増やせば増やすほど、勉強時間を増やすことができますよね。
メリット③:塾と違って「騒音」の心配がないので、勉強に集中できる
家庭教師を利用するメリット/効果の3つ目は、騒音に気が散る心配がない点です。
学習塾だとどうしても、「他の人が会話している声」「バタバタ歩き回る足音」などが気になって、勉強に集中できません。集団授業だと廊下で遊んでいる子の子がうるさいこともありますし、個別指導だと隣のブースで授業を受けている子の声がうるさいこともあるでしょう。
一方で、家庭教師なら授業の時間帯さえテレビを消しておけば一切騒音はありませんよね。
親の役割は、「勉強しやすい環境を提供してあげること」だと考えます。家庭教師を活用して、子どもが前向きに勉強したくなる環境を整えてあげましょう。
メリット④:1対1なので、サボりグセがある子でも勉強せざるを得ない
家庭教師を利用するメリット/効果の4つ目は、マンツーマン授業なので、サボれない点です。
勉強に長時間集中できないサボりグセがある子にとって、つねに先生が横で見ている環境は最高ではないでしょうか?
スマホやゲーム、テレビなどに逃げる心配もないので、勉強効率が格段にアップするでしょう。
メリット⑤:「勉強の進み具合」「受験対策」などの相談を、いつでもサクッとできる
家庭教師を利用するメリット/効果の5つ目は、親が気になったことを気軽に先生に相談できる点です。
先生の多くが「現役の難関大学生(バイト)」もしくは「プロ講師」です。受験戦争に勝ち残った猛者とも言えます。
したがって、「どうやったら受験で勝てるのかを知っている」ため、子どもの将来について授業後にでもサクッと質問できる環境はうれしいですよね。
3つのデメリット
家庭教師には3つのリスクが付きまといます。
デメリット①:集団塾よりも授業料が高い
家庭教師を利用するデメリット/注意点の1つ目は、授業料がそこそこ高い点です。
集団塾/個別指導塾よりは少しだけ割高な印象です。
実際、大手の家庭教師センターである「家庭教師のノーバスの料金」は、月のトータル費用が25,000円〜となっています。一方で、格安な塾なら20,000円程度でしょう。(塾によって授業料はかなり異なります)
しかしながら、「1対1」「自宅に来てもらう」ので授業料が高くなっちゃうのは仕方ないですよね。
デメリット②:先生の当たりハズレによって、効果が驚くほど異なる
家庭教師を利用するデメリット/注意点の2つ目は、先生の当たりハズレが激しすぎる点です。
先生の多くが「大学生のアルバイト講師」です。一部には「プロ講師(家庭教師が本職の社会人)」がいますが、9割が大学生/大学院生でしょう。
したがって、「バイト感覚でテキトー」に授業をする先生がいるのも事実です。もしあなたのお子さんがテキトーな先生になっちゃったら、もはや悲惨…。
ただ、安心してください。
家庭教師おすすめ3選+αで紹介した家庭教師なら、「先生の当たり率が高い」です。しかも、先生の交代が無料なので、「ビミョーな先生」相性が合わない先生」だった場合は、次の授業からチェンジすればいいだけで問題解決します。
デメリット③:家庭教師センター選びに失敗すると、お金と時間がムダになる
家庭教師を利用するデメリット/注意点の3つ目は、悪質業者につかまると高額請求されるリスクがある点です。
残念ながら、一部の家庭教師センターは「高額請求(教材費など)」などでトラブル/裁判沙汰になっています。
【行政処分】消費者庁、家庭教師の派遣及び学習塾における指導等の特定継続的役務を提供する株式会社アルファコーポレーションに指示処分。同社は、午後11時以降まで3時間を超える勧誘を行うなど、消費者に迷惑を覚えさせるような方法で勧誘を実施。https://t.co/41C0TXtLCE
— 消費者庁 (@caa_shohishacho) February 16, 2018
もちろん99%の家庭教師センターは「ちゃんとしている」けど、ハズレくじを引いたら悲惨です…。
家庭教師は「週一」でも効果あるの?
家庭教師を前向きに検討しているものの、「まずは週1日ではじめよう!」と考えていることが多いでしょう。週1日なら月3万円もかからないから始めやすいですよね。
しかしながら、週一の授業で効果が出るのかが気になるところ。
結論から言うと、たった週1回の授業でも成績/点数アップの効果が期待できます。
週一の授業でOKな理由は、「①ガッツリした量の宿題」」および「②目標から逆算した学習計画」を活用できるからです。
ガッツリした量の宿題が出るから
家庭教師を週一だけだと、月4〜10時間程度しか勉強しないことになります。月10時間弱の勉強だけだと、効果は得られないでしょう。
しかしながら、ほぼ全ての先生が「ガッツリした量の宿題」を出してくれます。授業の予習/復習を中心にかなりのボリュームを宿題に出されるので、必然的に勉強時間が増えますよね。
したがって、週一の授業だけでも「+αの宿題」があるため、結果的にかなりの勉強時間確保=効果を期待できるでしょう。
目標から逆算した学習計画を立ててくれるから
希望があれば、先生に「学習計画」を立ててもらうこともできます。家庭教師の授業がない日に、「どんな勉強をやればいいのか?」を教えてくれるんです。「今月は、この参考書の1章〜2章を完璧にしよう!」など具体的なアドバイスをもらえます。
家庭教師の銀河のように、授業日以外もLINEで質問し放題な手厚いサポートを実施している家庭教師もあります。また、家庭教師のノーバスのように、カリキュラムをしっかり作ってくれる家庭教師もあります。
したがって、授業日以外でも勉強しやすいように工夫してくれるので、結果的にコスパが良い勉強を実現=効果を期待できるでしょう。
家庭教師選びのよくあるミス3選
自己流で家庭教師を選んだ結果、「成績がぜんぜん上がらない…」と後悔しているママさんが続出しています。しかし、次に紹介する3つの注意点さえ気をつければ、最高の先生と出会えるでしょう。
よくあるミス①:「安いだけ」の家庭教師を選んでしまう
「料金の安さ」だけで家庭教師を選ぶのは絶対NGです。
授業料が安い=先生に払う給料も安い=優秀な先生がいない=成績アップは絶望的…といった負のスパイラルが考えられるからです。
よくあるミス②:「教材費」をちゃんと確認せずに契約しちゃう
「高額教材費のトラブル」に巻き込まれないためにも、契約前にくわしい料金を確認しましょう。
口頭で質問するのはもちろんのこと、契約書もチェックをお忘れずに。
最近は減りつつあるものの、悪質な家庭教師業者がいますので。。。
よくあるミス③:「講師交代」できるかを確認せずに契約しちゃう
実際に授業を受けてみて、「この先生、ビミョーだな」「子供と相性が悪そうだな…」というケースがちょこちょこあります。また、大学生バイト講師の場合、スケジュールが合わずに他の先生に交代したくなることもあるでしょう。
「無料で講師交代し放題」の家庭教師なら、万一の時に安心です。
家庭教師の料金相場
家庭教師の料金相場(月謝・授業料・入会金など)をご紹介します。
家庭教師の相場<小学生>
小学6年生の授業料の相場は、約2,780円/時間です。
60分授業×週1日の月謝は、11,000円程度になります。管理費や交通費を含めると、月額15,000円ほどでしょう。
授業料(1時間あたり) | |
---|---|
家庭教師の料金相場 | 2,780円 |
家庭教師のトライ | 4,000円〜 |
学研の家庭教師 | 2,900円〜 |
家庭教師のアルファ | 2,200円〜 |
家庭教師のあすなろ | 2,000円〜 |
家庭教師のサクシード | 3,080円〜 |
家庭教師のノーバス | 3,800円〜 |
家庭教師のファースト | 2,300円〜 |
家庭教師のゴーイング | 2,000円〜 |
家庭教師の合格王 | 3,520円〜 |
家庭教師のガンバ | 2,000円〜 |
※授業料は概算です。正確な授業料は、体験授業時に提示されます。
家庭教師の相場<中学生>
中学3年生の授業料の相場は、約2,960円/時間です。
60分授業×週1日の月謝は、12,000円程度になります。管理費や交通費を含めると、月額17,000円ほどでしょう。
授業料(1時間あたり) | |
---|---|
家庭教師の料金相場 | 2,960円 |
家庭教師のトライ | 4,000円〜 |
学研の家庭教師 | 3,200円〜 |
家庭教師のアルファ | 2,200円〜 |
家庭教師のあすなろ | 2,000円〜 |
家庭教師のサクシード | 3,520円〜 |
家庭教師のノーバス | 4,400円〜 |
家庭教師のファースト | 2,470円〜 |
家庭教師のゴーイング | 2,000円〜 |
家庭教師の合格王 | 4,070円〜 |
家庭教師のガンバ | 2,000円〜 |
※授業料は概算です。正確な授業料は、体験授業時に提示されます。
家庭教師の相場<高校生>
高校3年生の授業料の相場は、3,480円/時間です。
60分授業×週1日の月謝は、14,000円程度になります。管理費や交通費を含めると、月額19,000円ほどでしょう。
授業料(1時間あたり) | |
---|---|
家庭教師の料金相場 | 3,480円 |
家庭教師のトライ | 4,000円〜 |
学研の家庭教師 | 4,300円〜 |
家庭教師のアルファ | 3,600円〜 |
家庭教師のあすなろ | 2,250円〜 |
家庭教師のサクシード | 3,960円〜 |
家庭教師のノーバス | 4,900円〜 |
家庭教師のファースト | 2,800円〜 |
家庭教師のゴーイング | 2,000円〜 |
家庭教師の合格王 | 4,730円〜 |
家庭教師のガンバ | 2,250円〜 |
※授業料は概算です。正確な授業料は、体験授業時に提示されます。
家庭教師の相場<個人契約・大学生バイトの時給>
個人契約の授業料の相場は、2,500円〜5,000円/時間です。料金は「言い値」なので、個人差が激しいです。
一般的な大手家庭教師センターよりも、少しだけ安い傾向にあります。
個人契約の危険性は、【監修:元弁護士】家庭教師と個人契約する際の注意点7つ【契約書】で解説しています。
裁判沙汰になりなくないなら、大手の家庭教師センターを利用するのが良いでしょう。安全かつコスパの良い家庭教師は、【料金比較】おすすめの家庭教師3選で後述しています。
家庭教師の料金システム【内訳】
家庭教師の料金内訳は、以下のとおりです。
- 入会金
- 授業料
- 教材費
- 交通費
- 管理費
- 講習費
それぞれをわかりやすく解説します。
入会金
入会金の料金相場は、20,000円です。
「無料キャンペーン」を行なっている家庭教師もありますが、その代わりに他の費用が発生するケースがほとんどです。安すぎる家庭教師には気をつけましょう。
なお、初期費用=入会金+登録料+保証金+教材費、です。(家庭教師によって異なります)
授業料
授業料の料金相場は、3,000円/時間です。
教材費
教材費の料金相場は、2,000円/冊です。「学校の教材」や「お持ちの問題集」を利用する場合は、教材費はかかりません。
家庭教師で最もトラブルになるのが「高額教材の押し売り」です。ごくふつうの教材を数万円&ローン(分割払い)を組ませて購入させようとする「悪質な家庭教師」には注意が必要です。
交通費
交通費の料金相場は、1,000円/往復です。
「先生の自宅」〜「生徒の自宅」の移動にかかる電車代・バス代の「実費」です。先生の住所や地域によって大きく異なるものの、生徒の自宅から近め先生を紹介してくれることが多いでしょう。
管理費
管理費の料金相場は、2,000円/月です。
「サポート管理費」「システム利用料」といった名称で呼ばれることもあります。
講習費
講習費の料金相場は、授業料とほぼ同じです。
学習塾と異なり、春期講習・夏期講習・冬期講習においても通常時の授業と同じ内容を行います。(コマ数が増えるだけ)
家庭教師で起こりうる料金トラブル3選
家庭教師を始める方にとって、1番気になるのがトラブル等のリスク面ですよね。とくに費用面でのトラブルは避けたいところ。
そこで、家庭教師を利用した際に起こりうる料金トラブルをご紹介します。
追加料金が発生した…
「悪質な家庭教師会社」や「個人契約」の場合、事前に教えてもらっていない費用が追加で発生するリスクが考えられます。
たとえば、月会費以外に「システム管理費」「事務手数料」などが毎月発生することがあります。あとは、高額な教材費がかかったり、(生徒都合で授業がお休みになった際の)キャンセル料を請求されるケースもあるでしょう。
また、一部の家庭教師では夏期講習/冬期講習では授業料が割高になることもあるそうです。
解約したのに、返金されない…
「高額な授業料が返金されないトラブル」は、多数報告されています。以下は、実際のトラブル事例です。
【依頼した家庭教師が急に派遣されなくなる】
訪問勧誘により、息子の家庭教師派遣契約をした。契約料金は全額支払済みだが、急に家庭教師が派遣されなくなり、当初は通じていた電話も繋がらなくなった。
引用:東京都消費生活総合センター
もちろん多くの家庭教師会社は、健全かつ法律を遵守しています。しかしながら、2024年現在もたびたび裁判沙汰になっているようです。
高額の授業料を払っているのに、成績が上がらない…
「授業料が高い」=「大きな効果を期待できる家庭教師」という誤解をして契約した結果、点数がぜんぜん伸びないこともよく起こっています。
よく考えれば当たり前ですが、高額な家庭教師だとしても必ずしも成績アップするわけではありません。たとえ、「最高の家庭教師」が担当だとしても、子どもとの相性が悪かったり、子どものやる気を引き出せなければ成績アップは望めませんよね。(子どもの努力不足が原因かもしれませんが)
授業料が安い家庭教師に隠された、致命的なリスクとは?
「授業料が安い」ことを理由に家庭教師を選ぶのはおすすめできません。
料金重視で選ぶ致命的なリスクとは、「先生の質が悪い」可能性があることです。
シンプルに考えて、「授業料が安い」→「先生の時給が安い」→「優秀な先生を採用できない」→「先生の質が低下」の悪循環がイメージできますよね。
ここだけの話、家庭教師の先生の99%が「大学生or大学院生」です。たくさん稼ぎたい大学生が、わざわざ時給が低い家庭教師センターを選ばないですよね。とくに、指導経験が豊富だったり、有名大学に在学している先生は、時給が高い家庭教師センターで働きたいはずです。
もちろん、「授業料」と「先生の質(=授業の質)」が必ずしも比例するとは限りません。指導経験が少なくても、子どもから愛される正確だったり、やる気を引き出す能力があるかもしれませんよね。
しかしながら、料金が安すぎる家庭教師で「成績アップ」「学習習慣の定着」を叶えるのは難しいでしょう。
そこで、次の章では「安い」だけではなく「先生の質も良い」と評判の家庭教師をご紹介します。
塾と家庭教師はどっちが安い?
結論から言うと、「個別指導塾」と「家庭教師」の料金相場はほぼ同じです。
地域/学年/先生の指導経験/指導内容によって多少異なるものの、塾・家庭教師ともに月謝は2〜3万円程度から始められます。
「塾」の料金相場
授業料 | 3,000円/時間 |
---|---|
入塾金(入会金) | 2万円 |
教材費(テキスト代) | (塾によって大きく異なる) |
季節講習費・補講費 (夏期講習/冬期講習/テスト前) | (塾によって大きく異なる) |
模試・テスト代 | 5,000円/回 |
諸経費(施設利用料/管理費) | 3,000円/月 |
塾のスタイルは3つに大別されます。1ヶ月のトータル費用(月謝)の目安は、以下の通り。
上記の3つには良し悪しがあるため、あなたの状況に合わせて選びましょう。
10〜20名程度で授業を行う集団塾の場合、授業料が比較的安い傾向があります。「料金面」だけを重視するなら集団塾一択でしょう。
ただし、当ブログでは「個別指導塾がおすすめ」だと一貫して主張しています。集団授業と比べて割高ではあるものの、確実に成績アップできるなどのメリットがあります。本当の意味でコスパが良いのは個別指導塾だと断言します。「個別指導塾」vs「集団塾」の詳細は、「個別と集団どちらがいいか?」←診断7問をご覧ください。
「家庭教師」の料金相場
授業料 | 3,000円/時間 |
---|---|
入会金(保証金) | 2万円 |
教材費(テキスト代) | (塾によって大きく異なる) |
交通費 | 500円/回 |
諸経費(サポート費/管理費) | 3,000円/月 |
ホームページには掲載されていない「高額教材」による裁判がたびたび起きているので要注意。安さに目がくらんで、個人契約するとトラブルに巻き込まれる可能性があります。
安心して利用するためにも、「トータル料金はいくらか?」「追加料金はどんな時に発生するか?」を入会前にちゃんと確認しましょう。
塾と家庭教師はどっちがいい?
「塾」vs「家庭教師」で迷っている方は、以下をヒントにしてください。
あなたの状況に合わせて、最適な学習スタイルを選びましょう。
- 「不登校」:家庭教師orオンライン塾
- 「発達障害/ADHD」:家庭教師
- 「受験対策」:個別指導塾
- 「極度の人見知り」:家庭教師or個別指導塾
- 「定期テスト対策」:個別指導塾
- 「学習習慣の定着」:個別指導塾
- 「学校の授業の遅れを取り戻す」:個別指導塾
- 「とにかく安いところがいい」:オンライン塾
- 「ハイレベルな授業を受けたい」:個別指導塾(プロ講師)
「授業料をできるだけ節約したい」とお考えなら、オンライン家庭教師がピッタリかもしれません。自宅にいながらパソコンやタブレットを使ってオンライン授業を行うので、塾や家庭教師よりも格安です。
ご家庭の都合もあると思いますが、「子どものやる気が最も出るであろう環境」を選ぶことをおすすめします。
塾と家庭教師の違い
塾と家庭教師における、大きな違いは5つあります。Yahoo!知恵袋より詳細に解説します。
違い①:「講習」
- 塾:「夏期講習」「冬期講習」が用意されている
- 家庭教師:長期休みでもいつも通りの授業が行われる
「夏期講習」「冬期講習」「春期講習」が行われるのは学習塾のみです。長期連休のタイミングで講習が開かれます。
受験生にとって長期休みで差が出るため、本気で成績アップを狙うなら講習を受けるべきです。ただし、「講習費用」が追加でかかる点をお忘れなく。
違い②:「自習室」
- 塾:「自習室」が完備されているケースが多い
- 家庭教師:「自習室」は一切ない
「勉強習慣を身につける」「勉強時間を増やす」ためには、自習室が必要不可欠です。成績が伸びなくて困っている子のほとんどが「勉強不足」なのは言うまでもありません。
授業がない日でも部活後・学校後に自習室に通う習慣がつけば、勉強時間が圧倒的に増えるでしょう。
違い③:「入試情報」
- 塾:「進路指導」「受験の最新情報」などが充実
- 家庭教師:「大学生の先生」に軽く相談できる程度
高校入試・大学入試に向けた勉強なら、学習塾一択です。
あくまでも家庭教師の役割は「成績を伸ばす」ではなく「勉強嫌いのフォロー」なのが実態。ほとんどの家庭教師で「受験対策」するのは難しいのではないでしょうか。正直、受験対策ができる家庭教師は「メガスタ」くらいしか思いつきません。
違い④:「先生の質」
- 塾:先生のハズレ率はかなり低い
- 家庭教師:先生の当たりハズレが激しい
塾の先生の中に「やばい先生」はほとんどいません。クセが強い先生は一定数いるものの、99%の先生はモチベーション高く指導してくれます。(塾長などの視線があるので先生もいい緊張感アリ)
一方で、家庭教師の場合、「やる気がない先生」が意外と多いのをご存知でしょうか。最初の1〜2ヶ月はていねいに指導してくれてたとしても、3ヶ月を過ぎたあたりからテキトーな指導になることも…。残念ながら、「授業中なのに先生がスマホをイジっている」といった悪評をたびたび見かけます。
違い⑤:「保護者の負担」
- 塾:「送迎」が必要な場合も
- 家庭教師:「家の掃除/お出迎え」が必要
親視点では、塾と家庭教師で大きな違いがあります。
「小学生」もしくは「女子生徒」のお子さんがいる場合、塾まで送り迎えが必要なケースがあります。治安が悪い/夜道が危ないなら車などで送迎してあげたほうが良いでしょう。実際のところ、小学生くらいしか送迎していませんが…。
一方で、家庭教師の場合は自宅に来るので送迎は不要です。ただ、「部屋をきれいにする」「授業中は静かにする」などの配慮がいります。さらに交通費も払わなくてはいけません。
「保護者の負担」という視点で考えるなら、塾のほうがラクだと言えます。
「安さ重視」で選ぶのは絶対にやめよう
「とにかく授業料を抑えたい…」
価格重視で選ぶと、ほぼ間違いなく後悔しちゃいます。
格安な塾/家庭教師をおすすめしない理由は、先生の質が悪いからです。料金が安い塾/家庭教師ほど、先生のハズレ率が格段に高まってしまいます。
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授業料が安い
↓
先生の給料が安い
↓
優秀な先生を雇えない
↓
他社に採用されなかった「微妙な先生」を採用する
↓
あなたの担当が「微妙な先生」になる
↓
成績やモチベーションが上がらない
↓
授業料は安いのに、効果は出ない…
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こんな負のスパイラルに陥るリスクは絶対に避けたいですよね。
「安い塾は危険」と言っているのではありません。相場より安くても本当におすすめできる塾/家庭教師はたくさんあります。「安さ」を最優先して塾/家庭教師を選ぶのが危険なのです。
本当の意味でコスパが良い塾/家庭教師は、この記事で紹介した通りです。
さあ、今すぐ家庭教師の情報収集をはじめよう!
「目的達成できそうな3社を選ぶ」→「体験授業を受けて、先生との相性をチェックする」→「料金/担当の先生を確認し、子どもに最終決断してもらう」ことが失敗しない家庭教師の選び方だと解説してきました。
ポイントは、ネットの情報を信用しすぎないこと。良くも悪くもネットの情報は「盛られている」可能性があるからです。
したがって、あなた自身の目でちゃんと比較するためにも、まずは体験授業を受けるべきだと言えます。
あなたのお子さんと協力しながら、最高の先生に出会えるように今すぐ行動に移しましょう!