- 家庭教師のアルファの口コミ・評判は?
- 家庭教師のアルファのデメリットは?
- 消費者庁に行政処分されたって本当?
こういった疑問に答えます。
プロ家庭教師によるオーダーメイド授業として有名な家庭教師のアルファ。業界屈指の知名度を誇る一方で、賛否が分かれています。有名がゆえに一定のネガティブな口コミがあるのは仕方ないですが、過去に「消費者庁から行政処分された」ことは意外と知られていない事実です。
せっかくに高い授業料を払っているのに「そんなこと過去があったなんて聞いていない…」と後悔したくないですよね。家庭教師選びで失敗しないように、事前にメリット・デメリットを把握しておきましょう。
そこで本記事では、家庭教師のアルファの口コミ・評判を徹底解説します。
リスクが少ない&コスパが良い家庭教師を探している方の参考になれば幸いです。
読み飛ばしリスト
家庭教師アルファの評判で発覚したデメリット3選
家庭教師のアルファ利用者の体験談をピックアップしました。
口コミ①:先生が60代だった…
60代で年配。本人はもっと若い先生に習いたいと言ったので
変更してもらうようにします。
「予想よりも年上の先生だった…」と悲鳴をあげる口コミを複数見つけました。
「年配の先生だからダメ」「若い先生だから最高」というわけではありません。事実として、年齢を重ねた先生の方が「説得力」と「指導経験」は豊富な傾向がありますよね。
ただ、60代が担任になる可能性があるなら、事前にちゃんと伝えてほしいですよね…。
もしあなたが信頼できるプロ家庭教師に頼りたいなら、オンラインプロ教師のメガスタを検討してはいかがでしょうか?(若くて優秀な先生ばかりです)
口コミ②:いらない教材を買わされた…
本人のレベルに合っていない教材を沢山買わされた。時間をかけて教えてもらう余裕が有る時には良いのかもしれないが、追い込みの時期に何とかして点数の底上げをしたいという人には合わないと思う。教材費も高い。あの薄い内容で1時間数千円は払いたく無い。終わった後、息子が理解出来たという満足そうな顔をしているのはほぼ見た事が無かった。
「教材のクレーム」に関するクチコミを5個以上見かけました。
誰でも書き込めるネット上の口コミなので信憑性は微妙です。ただ、今もなお「高額教材を買わされるリスク」があるなら、他の家庭教師に入会した方がよさそうです…。
ご存知の通り、「高額教材=クオリティが高い教材」ではないです。本屋さんに行けば1,000円程度でもめちゃくちゃ質が良い参考者はたくさんありますよね。
教材をムリに買わせようとする家庭教師は、あまり信じないようにしましょう!
口コミ③:先生の質が…
安かろう悪かろうです。時給もたぶん安いので、先生のやる気がないのも仕方ないのかなとも思います。
引用:Googleのクチコミ
「先生の時給が安いから、やる気のない先生がいる」といった趣旨のクチコミです。「先生の質」に関しては、個人差が激しいため断言できません。
ただ、アルファの先生の給料が高くないのは事実と言えるでしょう。以下は採用ページから引用したリアルな給与です。
- 業務委託:1,950円〜3,600円(90分1コマ)
- 正社員:月収185,000円~(週40時間)
- 「家庭教師のアルファ(プロ)」:1,300円〜
- 「個別教室のトライ(バイト)」:1,400円~
- 「メガスタ(バイト+プロ)」:1,700円~
「プロ講師だから優秀」「アルバイトの大学生講師だからダメ」という考えは暴論すぎます。プロ講師にも「やばい人」はたくさんいますし、バイト講師にも「カリスマ講師」がいます。みなさんが勤めている会社にも「ダメダメな正社員」は1人くらいいるのではないでしょうか。
講師選びで大切なのは、「あなたのお子さんとの相性」=「本当に成績とやる気を向上させてくれるのか?」という視点です。
先生の雇用形態や給料面で決めつけるのはよくありません。
家庭教師のアルファのメリットは「安い料金」
家庭教師のアルファは、授業料がそこそこ安いです。
授業料は月額8,800円〜と負担の少ない料金設定ですよね。さらには「入会金0円」「紹介金0円」「交代費0円」なのは他社にない強みと言えます。
ただし、プロ講師専門であるので、大学生アルバイトを中心とする他社比べると少し高いかもしれません。
アルファよりもさらに”講師の質が良い家庭教師”をお探しなら、「オンラインプロ教師のメガスタ」が圧倒的な人気を誇ります。「全額返金保証」があるため、リスクゼロなのが人気急上昇の理由です。もしくは、「家庭教師の銀河」も人気急上昇中です。
家庭教師のアルファは消費者庁に「行政処分」された…
衝撃の事実ですが、、、
家庭教師のアルファは消費者庁に行政処分された過去があります。
▼行政処分の概要
家庭教師のアルファ(株式会社アルファコーポレーション)は、2つの違反行為により処分を受けました。以下は、消費者庁の公式Twitter(X)です。
【行政処分】消費者庁、家庭教師の派遣及び学習塾における指導等の特定継続的役務を提供する株式会社アルファコーポレーションに指示処分。同社は、午後11時以降まで3時間を超える勧誘を行うなど、消費者に迷惑を覚えさせるような方法で勧誘を実施。https://t.co/41C0TXtLCE
— 消費者庁 (@caa_shohishacho) February 16, 2018
「不正な契約書」
同社は、学習塾における指導に係る役務提供契約を締結しようとする消費者及び契約を締結した消費者に対し、役務の提供開始後の契約の解除によって通常生ずる損害の額として2万円又は本件学習塾役務提供契約における1月分の役務の対価に相当する額のいずれか低い額を上限として記載すべきところ、1月分の月謝相当額又は5万円のいずれか低い額、契約の解除が役務の提供開始前である場合については、契約の締結及び履行のために通常要する費用の額として1万1千円を上限として記載すべきところ2万円と記載した概要書面及び契約書面を交付したほか、家庭教師の派遣に係る役務提供契約を締結した消費者に対し、契約締結担当者の姓のみを記載した契約書面を交付していました。
引用:消費者庁
ざっくり言うと、「誤った金額を記載」「契約者の名前を姓のみ記載」していたとのことです。
意図的に不正を行なったかはアルファ側しか分かりません。しかし、「大手だから安心だろう」と信頼していたママさんにとっては許せない事態ですよね…。
「3時間もの勧誘」
同社は、消費者宅において午後11時以降まで3時間を超える勧誘を行うなど、本件役務提供契約の締結について消費者に迷惑を覚えさせるような仕方で勧誘していました。
引用:消費者庁
深夜3時間まで入会を迫っていたとのこと…。実際の事例が2つ紹介されています。
【事例1】(迷惑勧誘)
平成29年8月頃、同社の従業員Zは、消費者A宅に午後8時頃に訪問し、「今日は説明だけお願いします。」と事前に告げていたAに対し、午後11時
以降まで3時間を超える勧誘を行った。【事例2】(迷惑勧誘)
平成29年6月頃、同社の従業員Yは、消費者B宅に午後8時頃に訪問し、他社も検討中である旨を伝え、当日は従業員Yからの説明を聞くだけのつもりだったBに対し、午後11時以降まで3時間を超える勧誘を行った。
引用:消費者庁
▼当時の報道
家庭教師が行政処分されたことを、大手メディア各社が報じています。
3時間以上にわたって迷惑な勧誘を繰り返したのは特定商取引法に違反するとして、消費者庁は16日、「家庭教師のアルファ」を運営するアルファコーポレーション(東京)に是正を求める指示処分を出した。
消費者庁によると、同社の従業員は昨年8月ごろ、「説明だけ受けたい」と依頼した消費者宅を午後8時ごろ訪問し、午後11時以降まで勧誘を続けた。同年6月ごろにも別の従業員が別の消費者宅を訪れ、午後8時ごろから11時以降まで勧誘をした。
同社が運営する学習塾の解約料についても、特商法は受講前について1万1千円を上限としているのに、契約書に2万円などと記載していたことが違反と認定した。
アルファコーポレーションの担当者は取材に「法令順守の強化と再発防止に努めたい」とコメントした。
引用:産経新聞
まずは家庭教師3社を比較してみよう
「家庭教師のアルファは、消費者庁から行政処分を受けた過去があるため、入会するかは慎重に検討すべき」だとご紹介してきました。
もちろん、2024年現在は一定の改善が報告されています。今となっては優良な家庭教師に変貌しているかもしれません。そもそもデメリットが一切ない家庭教師センターなんて存在しないですよね。
しかし、過去に致命的な過ちを犯したのは事実のため、なかなか信頼できないのも仕方ありません。大切なお子さんを「リスクのある家庭教師」に任せるのは現実的にきついのも納得できます。
家庭教師選びに失敗しないためにも、まずは気になった3社の無料体験授業を受けてみることをおすすめします。
▼家庭教師のアルファのレビュー調査
アルファの利用経験者に「レビュー調査」を実施したところ、「あまり評判が良くない」ようです。ポジティブな意見も一定数あったものの、否定的な声も多数見つかりました。ただ、回答数が多くないので参考程度にしてください。
家庭教師のアルファの総合評価3.6有効回答数:41件
「先生」の評価 | 3.8 |
---|---|
「教材」の評価 | 3.4 |
「雰囲気」の評価 | 3.7 |
「料金」の評価 | 3.4 |
「定期テスト対策」の評価 | 3.6 |
「受験対策」の評価 | 3.6 |