- 高3の夏から塾は遅い?
- 高3は塾に行かないと間に合わない?
- 大学受験に強いおすすめの塾/予備校は?
こういった疑問に答えます。
大学入試が差し迫った高校3年生にとって、「そろそろ塾に行かないとヤバイかも…」と不安になっちゃいます。高3の春まで部活やバイトばかりで勉強をサボっていた子にとってはピンチかもしれません。
高3の夏休み前から本気モードにならないと志望校合格するのは難しいかもと感じつつも、やる気がない子が多いのが現状でしょう。ただ、大学受験に失敗してFラン大学や浪人になるのは避けたいところ。
そこで本記事では、高校3年生が「5月」にやるべきことを徹底解説します。
合格率UPに直結するおすすめの学習塾/予備校もご紹介しますので、受験勉強に不安がある方は必見です。
読み飛ばしリスト
【高3】5月から受験勉強は遅い?もう間に合わない?
高校3年生の「夏」から受験勉強を本格スタートすると手遅れになってしまいます。
高3の5月から通塾すべき理由は3つあります。
- 理由①:勉強の「量」が向上する
- 理由②:勉強の「質」が向上する
- 理由③:「受験のストレス」が減る
それぞれ具体的に解説します。
理由①:勉強の「量」が向上する
夏休み前から通塾することで、「勉強せざるを得ない環境」に身を置けます。
「友達もやっているから自分も頑張らなきゃ」「宿題がたくさんあるからもう少し勉強しなきゃ」と、自分自身にプレッシャーを与えられます。ゲームやスマホに逃げやすい子・集中力があまりない子には必須級です。
1日4〜8時間も勉強できないなら、塾の「自習室」をとことん使ってモチベーションをさらに高めましょう。事実として、大学受験で志望校に合格する子は自習室をフル活用しています。
理由②:勉強の「質」が向上する
夏休み前から通塾することで、「いつでも質問できる環境」に身を置けます。
高校3年生は「独学メイン」でも志望校合格は可能です。難関私大/国公立の合格ラインに達するのも夢ではありません。ただし、「完全独学(塾なし)」は絶対にやめましょう。
「参考書や解説を読んでも分からなかった問題」「なんとなく理解できたけど不安な問題」があったときに、気軽に質問できる状況を整えておくと勉強効率が格段にUPします。
理由③:「受験のストレス」が減る
夏休み前から通塾することで、受験生特有の「不安」「ストレス」から解放されやすくなります。
入試の合否を決める夏休み直前になると、どうしてもメンタルが不安定になります。合格ラインすれすれの子はもちろん、A判定の子ですら不安で眠れなくなることも…。「もし不合格だったらどうしよう」とネガティブに考えてしまうため、勉強に集中できない悪循環に陥ってしまう子もいます。
メンタルが不安定な高3が塾に通うことで、「先生に言われたことをちゃんとやってるから合格できるはず!」「ここまで勉強してるから絶対合格できる!」と自信になります。また、友達や先生と雑談できるため、「いい気分転換」にもなりますよね。一方で、自宅にこもって勉強していると、憂鬱になってします。
話し相手がいるからこそ、高3の夏休みになる前から予備校/学習塾に通うべきでしょう。
「集団授業」は必要なし!大学受験なら「個別」一択
「集団授業(一斉授業)」の塾に通うのは絶対にやめましょう。
なぜなら、集団授業にはムダが多いからです。極端な話、90分授業のうち、50分以上はムダな時間になっています。非効率な時間の積み重ねがもったいないのです。
- 「理解している問題」の解説を聞く時間
- 「正解している問題」の解説を聞く時間
そもそも、大手予備校/学習塾の授業は「参考書ルート」でカバーできます。授業を受けるより、優秀な参考書を使って自習したほうがコスパが良いのは間違いないでしょう。
「解説を見てもわからない問題」や「なんとなく理解したけど、もっとくわしい教えてほしい」ケースも出てきますよね。そんな「ちょっとしたお助け」のために「個別指導塾」に行くべきなんです。
ポイントをまとめると、以下の通り。
- 集団授業:「不要」
- 個別指導:「必要」
たとえ集団授業(一斉授業)のほうが値段が安くても、1対1・1対2の個別指導をおすすめします。
ただし、東進ハイスクール・東進衛星予備校だけは例外です。東進の「自習室」のクオリティが高いため、一講座だけでも受講すべきです。
高3生・浪人生が塾に通うメリット・デメリット
高校3年生や浪人生が高い授業料を払ってまで通塾するメリット・デメリットを解説します。
大学受験なら「個別」一択であるため、以下は個別指導塾の場合です。
通塾のメリット
- 自習室が使えるから、勉強時間が増えやすい
- 先生や友達と雑談によって、受験勉強のストレス解消になる
- 過去問でわからなかった問題を、スムーズに解決できる(学習効率が良い)
- 同級生(ライバル)の「頑張っている姿」を見れるので、モチベーションが高まる
通塾のデメリット
- 安くない授業料がかかる
- 優秀な同級生がいると、焦りやすい
経済的にどうしても厳しい子を除いて、大学受験生は全員が学習塾に通うべきでしょう。「授業料が高すぎて払えない…」なら、【お金ない】大学受験におすすめの安い塾5選を参考にしてください。
高校3年生におすすめの学習塾おすすめ7選
大学受験対策に強いおすすめの学習塾をご紹介します。
「そら塾」:偏差値50以上を目指す
- 「生徒数No.1」のオンライン個別指導塾
- 業界トップクラスの指導実績10万人!(上場企業が運営)
- 高校1年:月額9,600円、高校2〜3年:月額10,800円と超格安な料金設定(入塾金も免除!)
※2024年5月時点/弊社調べ
そら塾は、生徒数No.1のオンライン専門個別指導塾です。授業料がとにかく安いので、経済的な不安を少なく夏期講習を始められます。したがって、「バイトや部活で忙しい高校生」「講習費用が安い塾を探している高校生」「他の学習塾と併用を考えている高校生」におすすめです。
また、先生に直接質問できる「オンライン自習室」も無料で利用可能なので、自宅だとサボりがちなも入塾する価値があるでしょう。
「そら塾」の特別キャンペーン
「坪田塾」:偏差値50以上を目指す
- 映画「ビリギャル」のモデルになった個別指導塾
- 総合型選抜・学校推薦型選抜に向けた、小論文・面接の対策も好評
- 勉強嫌いな高校生でも、自宅でコツコツ勉強する「自習力」が身につく
※2024年5月時点/弊社調べ
坪田塾は、コスパが良い個別指導塾(オンラインも対応)です。映画「ビリギャル」のモデルになった塾のため、「とにかく勉強が苦手な高校生」「集団授業だと取り残されそうな高校生」「1学期/2学期の範囲はもちろん、高1/高2の範囲も総復習したい高校生」におすすめです。
また、「自習力」を身につけるための指導も行なっているので、自宅で勉強する習慣がない子も入塾する価値があるでしょう。
「明光義塾」:偏差値55以上を目指す
- 教室数・生徒数No.1の個別指導塾
- 高校・大学合格者数No.1と受験対策にも定評あり
- 大手だから実現できた「家庭にやさしい料金設定」
※2024年5月時点/弊社調べ
「森塾」:偏差値55以上を目指す
- 「全額返金制度」「関東No.1の生徒数」だから安心
- 個別指導塾(直営)関東エリアで生徒数No.1
- 先生1人に生徒2人までの個別指導塾(推薦入試にも対応)
※2024年5月時点/弊社調べ
森塾は、「成績保証」がある珍しい個別指導塾です。「クリアテスト(理解度テスト)」を毎回の授業前に行い、不合格になった場合は「特訓部屋(無料)」でとことん指導してもらえます。したがって、「苦手科目をそのまま放置したくない高校生」「夏休み期間で基礎の定着をしたい高校生」「自宅学習だとついついサボってしまう高校生」におすすめです。
また、保護者に「クリアテストの合格/不合格」「特訓部屋の参加/不参加」「宿題忘れ」を毎回メールしてくれるので、「塾で子どもがちゃんと勉強しているのか」が気になる親御さんにとって安心でしょう。
「森塾」のお得なキャンペーン
「個別教室のトライ」:偏差値60以上を目指す
- 教室数(直営)全国No.1の個別指導塾
- 東大・京大・早慶上智などの難関大学合格者を多数輩出
- 33万人の講師陣から、あなたの性格/成績にピッタリな人材を厳選
※2024年5月時点/弊社調べ
個別教室のトライは、CMで有名な「家庭教師のトライ」の個別指導塾です。
「ワンランク上の難関大学を目指している高校生」「夏休み中に偏差値をガンガン上げたい高校生」「マンツーマン授業で徹底的にフォローしてほしい高校生」におすすめです。
「個別教室のトライ」のお得なキャンペーン
「メガスタ」:偏差値65以上を目指す
- 難関大学の受験に強い(国公立/ハイレベルOK)
- 「返金保証」と「成績保証」があるから安心
- 「授業日以外でも質問OK」&「学習管理」があるから、成績アップに直結
※2024年5月時点/弊社調べ
メガスタは、「優秀なプロ講師」から1対1で授業を受けられる超レアなオンライン家庭教師です。プロ講師が付きっきりで指導してくれるため、他社と比べて受講料が少し高めです。ただし、「返金保証」と「成績保証」があるため、実質的なリスクはゼロと言えるでしょう。
「有名国公立や難関私大の受験を目指している高校生」「高い講習費用を払ってでも偏差値をぐーんと上げたい高校生」「大学のアルバイトではなく、プロ講師から質の高い授業をしてほしい高校生」におすすめです。
「メガスタ」のお得な保証制度
「東進」:偏差値70以上を目指す
- 現役合格実績No.1の大学受験予備校
- 大学受験のプロフェッショナル講師陣
- AIとビッグデータを駆使した、志望校対策演習
※2024年5月時点/弊社調べ
「東進」のお得なキャンペーン
高校3年生のよくある質問
大学受験を控えた高校3年生のよくある悩みに回答します。
1日どれくらい勉強すればいい?
高校3年生の勉強時間は「1日4時間」が目安です。
- 平日:4時間
- 休日:8時間(夏休みを含む)
上記のデータから、「偏差値が高い大学への合格率」と「勉強時間」は比例(相関関係)していることがわかります。
難関大に合格するためには1日4時間だけだと少ないかもしれません。
GMARCHに合格するのに必要な勉強時間は?
GMARCHの合格に必要な勉強時間は、以下の通りです。(高3の合計勉強時間)
- 高1〜高2で勉強してきた子:1800時間
- 高1〜高2で勉強してない子:3000時間
勉強をサボってきた子は「基礎」ができていないので、逆転合格するためにはかなりの勉強量が必要です。
偏差値50→偏差値60に成績UPするためには、平日5時間・休日10時間が目安になるでしょう。(5月時点)
高3の夏休み前(5月/6月)は、どんな勉強をやるべき?
「基礎固め」を徹底的にやりましょう。
高3の5月にやるべき参考書は、以下の通りです。(GMARCH・関関同立レベルを狙っている子向け)
英語(文理共通)
- 英単語:システム英単語
- 英熟語:速読英熟語
- 英文法:大岩のいちばんはじめの英文法【超基礎文法編】
- 英文法:関正生の英文法ポラリス[1 標準レベル]
- 英文解釈:動画でわかる英文法[読解入門編]
- 英文解釈:入門英文問題精講
国語(文系)
社会(文系)
- 日本史:時代と流れで覚える!日本史B用語
- 世界史:時代と流れで覚える!世界史B用語
数学(理系)
理科(理系)
- 化学:宇宙一わかりやすい高校化学 理論化学
- 化学:宇宙一わかりやすい高校化学 無機化学
- 化学:宇宙一わかりやすい高校化学 有機化学
- 物理:秘伝の物理 大学入試で点が取れる授業動画付き(力学・波動)
- 物理:秘伝の物理 大学入試で点が取れる授業動画付き(電磁気・熱・原子)
- 生物:大森徹の最強講義126講生物[生物基礎・生物]
上記をマスターすれば、基礎固めは完璧です。
志望校合格まで必要な参考書一覧は、【参考書ルート】文系・理系におすすめな100冊+αでくわしく紹介しました。
「基礎固め」は高3のいつまでに終わらせるべき?
基礎固めのタイムリミットは「夏休み前」までです。
偏差値60以上の大学を目指しているなら、どんなに遅くとも7月上旬までに基礎をバッチリ固めておきましょう。
高3の夏休み前(5月/6月)は、どんな勉強をやるべき?で紹介した参考書を100%理解できた状態=基礎固めです。
やる気が出ない時は、どうすればいい?
塾や予備校の「自習室」を活用しましょう。
5月6月は部活の大会に向けて忙しい子も多いはず。部活を本格的にやっていない子でも、大学受験勉強を「1日5時間」以上を勉強している子は少ないのではないでしょうか。
「学校や部活が終わったら、すぐに自習室に通う」ことが合格のカギを握っています。合格発表の日まで、自習室が空いている日は欠かさず毎日通いましょう。
「夏になったら本気を出そう」←手遅れになる考え方です
「高3の夏から塾は手遅れ」かもしれないので、「夏休み前」から通塾すべきだと解説しました。
「ワンランク上の大学を目指す子」「自宅だとやる気があまり出ない子」はもちろん、高3になるまで勉強習慣がなかった子にとって予備校/塾は必要です。まだ塾に通っていない高校3年生も5月から塾に通い始めましょう。高3から本気で受験勉強を始めればまだ手遅れではありません。
もちろん、通塾しただけでは成績アップできません。「ちゃんとした塾」で「ちゃんとした先生」から教わりつつ、「コツコツ勉強する」ことが志望校合格の最低条件です。
しかしながら、学習塾をうまく活用した上で「質」と「量」を追求した受験勉強さえできれば、合格率はぐんと高まるのも事実。「もっとやっておけばよかった…」と後悔しないためにも、学習塾&予備校をうまく活用してはいかがでしょうか?