- 家庭教師アルファの口コミ・評判は?
- 家庭教師アルファのデメリットは?
- 消費者庁に行政処分されたって本当?
こういった疑問に答えます。
プロ家庭教師によるオーダーメイド授業として有名な家庭教師のアルファ。業界屈指の知名度を誇る一方で、賛否が分かれています。有名がゆえに一定のネガティブな口コミがあるのは仕方ないですが、過去に「消費者庁から行政処分された」ことは意外と知られていない事実です。
せっかくに高い授業料を払っているのに「そんなこと過去があったなんて聞いていない…」と後悔したくないですよね。家庭教師選びで失敗しないように、事前にメリット・デメリットを把握しておきましょう。
そこで本記事では、家庭教師のアルファの口コミ・評判を徹底解説します。
リスクが少ない&コスパが良い家庭教師を探している方は必見です。
家庭教師のアルファの口コミ・評判3選
家庭教師のアルファ利用者の体験談をピックアップしました。
口コミ①:一括で払うとお得だが
営業さんのプレゼンは素晴らしかったです。来られた先生も子どもに合っていて続けたかったのですが、2年契約でお安くなると言われ一括で納めた金額が実は1年契約になっていて驚愕。
気づいた時には後の祭り。
確認しなかったこちらも悪いのですが、録音でもしとけば良かったです、、、。
引用:Googleのクチコミ
息子がお世話になり初めました。一括で払うとお得と言うことで直ぐに払いましたが
良いのはそこまでだった。評価の価値なし
引用:Googleのクチコミ
口コミ②:勉強意欲が上がった
中2の娘の家庭教師をお願いしました。勉強にやる気になってくれて成績も上がってきたみたいです。これからも引き続きお世話になります。
引用:Googleのクチコミ
口コミ③:やる気のない先生がいるかも
安かろう悪かろうです。時給もたぶん安いので、先生のやる気がないのも仕方ないのかなとも思います。
引用:Googleのクチコミ
「先生の時給が安いから、やる気のない先生がいる」といった趣旨のクチコミです。「先生の質」に関しては、個人差が激しいため断言できません。
ただ、アルファの先生の給料が高くないのは事実と言えるでしょう。以下は採用ページから引用したリアルな給与です。
- 業務委託:1,950円〜3,600円(90分1コマ)
- 正社員:月収185,000円~(週40時間)
- 「家庭教師のアルファ(社会人講師)」:1,300円〜
- 「個別教室のトライ(学生講師)」:1,400円~
- 「メガスタ(社会人講師)」:1,700円~
「プロ講師だから優秀」「アルバイトの大学生講師だからダメ」という考えは暴論すぎます。プロ講師にも「やばい人」はたくさんいますし、バイト講師にも「カリスマ講師」がいます。みなさんが勤めている会社にも「ダメダメな正社員」は1人くらいいるはずです。
講師選びで大切なのは、「あなたのお子さんとの相性」=「本当に成績とやる気を向上させてくれるのか?」という視点です。
先生の雇用形態や給料面で決めつけるのはよくありません。
※特にネガティブな口コミの信憑性には、疑義が生じる可能性があるため、過度に信頼しないようにご注意ください。競合他社による意図的な情報操作や、悪意あるクレームを含む可能性も考慮が必要です。
※本ページでは、ネガティブな口コミだけでなく、ポジティブな意見や中立的な意見も紹介しています。すべての情報を踏まえ、公平に判断してください。
※本ページに掲載されている情報は、記事作成時点でのものであり、最新の情報を反映していない可能性があります。最新の情報は公式サイト等をご確認ください。
家庭教師のアルファのデメリット【消費者庁からクレーム】
最大のデメリットは、消費者庁に「行政処分」された過去があることです。
行政処分の概要
家庭教師のアルファ(株式会社アルファコーポレーション)は、2つの違反行為により処分を受けました。以下は、消費者庁の公式Twitter(X)です。
【行政処分】消費者庁、家庭教師の派遣及び学習塾における指導等の特定継続的役務を提供する株式会社アルファコーポレーションに指示処分。同社は、午後11時以降まで3時間を超える勧誘を行うなど、消費者に迷惑を覚えさせるような方法で勧誘を実施。https://t.co/41C0TXtLCE
— 消費者庁 (@caa_shohishacho) February 16, 2018
「不正な契約書」
同社は、学習塾における指導に係る役務提供契約を締結しようとする消費者及び契約を締結した消費者に対し、役務の提供開始後の契約の解除によって通常生ずる損害の額として2万円又は本件学習塾役務提供契約における1月分の役務の対価に相当する額のいずれか低い額を上限として記載すべきところ、1月分の月謝相当額又は5万円のいずれか低い額、契約の解除が役務の提供開始前である場合については、契約の締結及び履行のために通常要する費用の額として1万1千円を上限として記載すべきところ2万円と記載した概要書面及び契約書面を交付したほか、家庭教師の派遣に係る役務提供契約を締結した消費者に対し、契約締結担当者の姓のみを記載した契約書面を交付していました。
引用:消費者庁
ざっくり言うと、「誤った金額を記載」「契約者の名前を姓のみ記載」していたとのことです。
意図的に不正を行なったかはアルファ側しか分かりません。しかし、「大手だから安心だろう」と信頼していた方にとっては許せない事態ですよね…。
「3時間もの勧誘」
同社は、消費者宅において午後11時以降まで3時間を超える勧誘を行うなど、本件役務提供契約の締結について消費者に迷惑を覚えさせるような仕方で勧誘していました。
引用:消費者庁
深夜3時間まで入会を迫っていたとのこと…。実際の事例が2つ紹介されています。
【事例1】(迷惑勧誘)
平成29年8月頃、同社の従業員Zは、消費者A宅に午後8時頃に訪問し、「今日は説明だけお願いします。」と事前に告げていたAに対し、午後11時
以降まで3時間を超える勧誘を行った。【事例2】(迷惑勧誘)
平成29年6月頃、同社の従業員Yは、消費者B宅に午後8時頃に訪問し、他社も検討中である旨を伝え、当日は従業員Yからの説明を聞くだけのつもりだったBに対し、午後11時以降まで3時間を超える勧誘を行った。
引用:消費者庁
当時の報道
家庭教師が行政処分されたことを、大手メディア各社が報じています。
3時間以上にわたって迷惑な勧誘を繰り返したのは特定商取引法に違反するとして、消費者庁は16日、「家庭教師のアルファ」を運営するアルファコーポレーション(東京)に是正を求める指示処分を出した。
消費者庁によると、同社の従業員は昨年8月ごろ、「説明だけ受けたい」と依頼した消費者宅を午後8時ごろ訪問し、午後11時以降まで勧誘を続けた。同年6月ごろにも別の従業員が別の消費者宅を訪れ、午後8時ごろから11時以降まで勧誘をした。
同社が運営する学習塾の解約料についても、特商法は受講前について1万1千円を上限としているのに、契約書に2万円などと記載していたことが違反と認定した。
アルファコーポレーションの担当者は取材に「法令順守の強化と再発防止に努めたい」とコメントした。
引用:産経新聞
アルファが消費者庁に行政処分されるなど、クレームが頻発していたことは事実です。しかし、2018年の出来事のため今では改善されている可能性が高いです。少なくともクレームが起こるような行為はもうない、と信じたい…。
家庭教師のアルファのメリットは「安い料金」
家庭教師のアルファは、授業料が月額8,800円〜とかなり安い料金設定です。「入会金0円」「講師紹介料0円」「講師交代費0円」なのも他社にない強みと言えます。
月額指導料の目安
- 小学生コース:8,800円〜
- 中学受験コース:11,440円〜
- 中学生コース:8,800円〜
- 中高一貫コース:11,440円〜
- 高校生コース:13,640円〜
- あるふぁるふぁ:9,900円〜
ただし、公式サイトに記載していない料金(教材費など)がどれくらいなのかは不明です。
家庭教師業界では「追加費用」「高額な教材費」で揉めることが多々あります。金銭トラブルにならないためにも、契約前にトータル料金が具体的にいくらかかるのかを厳しくチェックしてください。
コスパで考えると、以下の家庭教師も選択肢に入ります。
まずは家庭教師3社を比較してみよう
家庭教師のアルファの口コミ・評判を解説してきました。
結論として、入塾を前向きに検討しても良い家庭教師と言えます。少なくとも致命的なデメリットは見つかりませんでした。
ただし、過去に消費者庁から行政処分されたことがあるため、他社としっかり比較してください。2024年現在は一定の改善が報告されているものの、大切なお子さんを預ける価値があるかは別問題です。
契約後に変なトラブルや嫌な思いをしないためにも、各社のメリット・デメリットを冷静に比較しましょう。
- 家庭教師のアルファにはネガティブな声が一定数あるものの、全体的に見ると入会を検討しても良いと言える
- 「行政処分」を受けた過去があるため、体験授業でトータル料金を厳しくチェックすべき
- 家庭教師おすすめランキングTOP3を参考に、3社以上を比較すれば家庭教師選びで失敗しにくい