- 塾の先生を嫌いになる理由は?
- 塾の先生と合わないときの解決策は?
- 相性ピッタリな先生を見極めるコツは?
こういった疑問に答えます。
「先生が嫌いだから行きたくない…」「先生と相性が合わない…」と悩んでいる生徒は意外と多いです。
わざわざ高い授業料を払っているのに、「微妙な先生」が担任だと不安ですよね。子どもの勉強意欲を高めてくれる先生を見つける方法があれば気になるところ。
そこで本記事では、塾の先生と相性が合わないときの対処法を徹底解説します。
入試直前に後悔したくない小学生/中学生/高校生および保護者は必見です。
塾の先生を嫌いになる理由【言い方が高圧的できつい/気持ち悪い/生理的に無理】
小学生・中学生・高校生が塾の先生を嫌いになる主な原因をご紹介します。
教え方がわかりにくい
「指導スキル不足」「コミュニケーション能力の欠如」などにより、子どもが先生に不信感を覚えている可能性があります。
どんなに有名な学習塾/予備校だとしても、すべての講師が優秀とは限りません。
先生の質にバラツキが出やすい理由は、大学生のアルバイト講師が中心だからです。個別指導塾はもちろんのこと、集団塾でもバイト講師が担当するケースが多いのをご存知でしょうか。大学受験予備校でさえ、先生が大学生なことも…。
指導経験が浅いがゆえに、やる気がある先生でもクオリティの高い授業をできる保証はありません。
大学生バイトではなく、指導経験豊富な社会人のプロ講師から指導を受けたいなら、「個別指導塾のトライ」or「メガスタ」がおすすめです。
生徒によって態度が違う
「一部の子をひいきする」「女子にだけ優しい」などにより、子どもが先生に不信感を覚えている可能性があります。
先生も人間です。良くも悪くも、「人を選ぶ」ため、生徒への接し方が公平とは限りません。
思春期の子どもにとって、「同級生より冷めた態度」を取られるとショックですよね。心を閉ざす原因になりかねません。
言い方がきつい・高圧的
「宿題を忘れただけで暴言を吐く」「上から目線で、たまにブチ切れる」などにより、子どもが先生に不信感を覚えている可能性があります。
一部の塾では「スパルタ指導」「理不尽なほど怖い先生」がいます。難関校合格を狙う進学塾ほど、高圧的な先生が多い印象です。一方で、偏差値50未満の子ばかりの塾では、生徒を下に見る先生が少なからず存在します。
大人から「愛のない嫌味」を言われたら、子どもにトラウマを植え付けかねません。
授業中にムダな話が多い
「授業に関係ないプライベートの話で授業時間が潰れる」「回りくどい説明ばかり」などにより、子どもが先生に不信感を覚えている可能性があります。
集団塾の場合、先生が授業中にムダ話をしがちです。子どもを惹きつける話題ならまだしも、勉強意欲が上がらない話題だと時間のムダです。
志望校合格に向けて真剣に通塾している生徒からしたら、「テレビ番組の話」「芸能人の恋愛事情」「先生の学生時代の自慢話」を聞かさせるのは苦痛でしかありません。
生理的に無理・気持ち悪い
「服装や髪型などの容姿が気持ち悪い」「女子生徒との距離が近すぎるし、下心が見え見え」などにより、子どもが先生に不信感を覚えている可能性があります。
40代以上の社会人講師の場合、見た目に気を遣っていないことも多々あります。思春期の子としては、不潔な先生は嫌ですよね。
また、女子生徒にすり寄っている先生も嫌われます。なかにはセクハラまがいの行為をされている子も…。事実として、わいせつ事件がたびたび起きています。
女子生徒の親御さんとしては心配ですよね。「何かあったら気軽に相談できる親子関係」を築かないと、大ごとになりかねません。
授業のスピードが速すぎる/遅すぎる
「授業についていけてないのに、どんどん先に進んでしまう」「授業内容がカンタンすぎて、自習したほうが効率的に感じる」などにより、子どもが先生に不信感を覚えている可能性があります。
生徒の学力と授業レベルが合っていないと、勉強効率がかなり悪いです。特に集団塾の場合、「偏差値40の子」と「偏差値55の子」が同一クラスになることも多いため、授業の質が高くても成績アップにつながりにくいです。
一方で、個別指導塾の場合、生徒の学力に合わせたペースで授業が進むため、ゆっくりだけど着実に成績が伸びます。
塾の先生が嫌いで行きたくない時の対処法
「塾の先生が嫌いだから塾に行きたくない…」「言い方が高圧的できつい…」と子どもから言われた場合の、保護者が取るべき解決策をご紹介します。
「塾長・教室長」と相性が悪い場合
おすすめの解決策
- 担当の先生が優秀かつ相性ピッタリなら、我慢する(塾長/教室長とできるだけ接しないように)
- 担当の先生がふつう程度なら、塾を変える(塾長/教室長に気軽に進路相談ができないのはもったいない)
「集団指導の先生」と相性が悪い場合
おすすめの解決策
- 複数のクラスが存在するなら、クラス変更する(学力レベルに問題がないことが条件)
- 最適なクラスが存在しないなら、個別指導塾に変える(集団塾より個別指導塾のほうが先生のミスマッチが起きにくい)
集団vs個別で迷っている方は、「個別と集団どちらがいいか?」←診断7問をご覧ください。塾選びで失敗しないポイントを解説しています。
「個別指導の先生」と相性が悪い場合
おすすめの解決策
- 他にも優秀かつ相性が良さそうな先生がいるなら、担当を変える(大手の個別指導塾だと先生を交代しやすい)
- 優秀かつ相性が良さそうな先生がいないなら、評判の良い個別指導塾に変える(知名度がある塾のほうが優秀な先生が多い)
次こそ絶対に塾選びを失敗したくない方は、【料金比較】個別指導塾で授業料が安い15社を参考にしてください。「そこそこ優秀な先生」からコスパよく授業を受けられる塾をご紹介しました。
塾の先生が嫌い・合わないことのデメリット
塾講師を嫌いなまま我慢することで、3つの悪影響が考えられます。
成績が伸びない
相性が悪い先生だと、学力が伸びにくくなります。
なぜなら、「わからない問題があっても質問できない」「先生も細かいフォローをしてくれない」からです。授業を受けていてあやふやな箇所、問題演習でよくわからなかった問題を放置しがちになってしまいます。
せっかく塾に通っていても、テストの点数・偏差値が伸びないなら意味がないですよね。
親への不信感が募る
相性が悪い先生だと、塾だけでなく保護者との関係が悪くなってしまいます。
「あんな嫌いな塾に行かせるなんて…」という負の感情が、親に向いてしまう可能性があります。
「先生が嫌いだから塾に行きたくない」と親に相談しているにもかかわらず、ちゃんと話も聞かずに「塾に行きなさい」と強引に促すと、子どもがかわいそうです。
中学生の両親が知っておくべき教育のコツは、【反抗期】勉強しない中学生の末路5選【ほっとくべき/疲れた】で解説しました。
塾に行きたくなくなる
相性が悪い先生だと、塾にネガティブな印象を持ってしまいます。
最悪な場合は、勉強自体が嫌いになって、テストの点数が悪化した結果、不登校や非行に走ってしまうケースも…。
保護者の責任として、「勉強したくなる環境」を整えてあげましょう。
「相性ピッタリな先生」に出会う3つのコツ
塾を変える際に「相性ピッタリな先生」を見極めるコツを解説します。
- コツ①:体験授業を3社受ける(塾の雰囲気を比較する)
- コツ②:「先生交代できるか?」を入塾前にチェック
- コツ③:集団塾ではなく、個別指導塾orオンライン塾にする
体験授業を3社以上受けることで、「実際の先生」を冷静に比較検討できます。「本当にこの塾なら、勉強意欲&成績アップに直結する先生と出会えるのか?」を親子二人の目で厳しくチェックしてください。
集団授業を検討している方は、【適性診断テスト7問】個別と集団どちらがいいか?をお試しください。ほとんどの場合、個別指導塾のほうが効果が期待できます。
個別指導塾で先生選びに失敗しないポイントは、以下の記事で解説しました。