- オール4はやばい?すごい?
- オール4の偏差値はどれくらい?
- 普通の中学生がオール4を取る方法は?
こういった疑問に答えます。
高校受験を迫ってくると、通知表(内申点)と向き合わざるを得ません。
評定「4」はクラスでそこそこ上位であるものの、高校入試に向けて「やばいのか?」「すごいのか?」が気になるところ。ワンランク上の志望校に合格するためにも、現状把握と改善策を知りたいですよね。
そこで本記事では、「オール4の成績が高校受験でどう評価されるのか?」を徹底解説します。
内申点と偏差値を一気に高めたい方は必見です。
読み飛ばしリスト
オール4はやばい?すごい?
![オール4はやばい?すごい?](https://school-plus.org/wp-content/uploads/2023/05/businessman55-scaled.jpg)
オール4は、「やばくない」けど「すごくもない」成績です。
「平均よりちょっとだけ上」のランクのため、高校受験において内申点が有利にも不利にもなりません。
ただし、偏差値60ほどの人気校を目指すなら、オール4では物足りないです。内申点で有利になるためには「オール4.5(9教科40点)」は狙いたいところ。
![](https://school-plus.org/wp-content/uploads/2024/02/profile.webp)
内申点を上げるコツは、オール4を取る方法で後述しました。この方法を実践するだけで、評定「5」を意外とカンタンに増やせます。
成績がオール4だと偏差値は?
![成績がオール4だと偏差値は?](https://school-plus.org/wp-content/uploads/2021/12/man-100-scaled.jpg)
オール4を換算すると、偏差値は「55」程度です。
偏差値は主要5教科の学力を測る指標です。主要5教科の評定が低くて、副教科(音楽/美術/保健体育/技術家庭)の評定が高い場合は、偏差値が「50」を下回るケースも考えられます。
偏差値「55」程度の高校に合格できるかどうかは、主要5教科(英語/国語/数学/理科/社会)の「内申点」と「偏差値(学力検査)」次第です。
![](https://school-plus.org/wp-content/uploads/2024/02/profile.webp)
内申点のくわしい仕組みは、高校受験で内申点は関係ない?の記事で解説しました。
オール4を取る方法
![オール4を取る方法](https://school-plus.org/wp-content/uploads/2021/12/man-7-scaled.jpg)
ごくふつうの中学生が、オール4以上を取るコツを解説します。
![](https://school-plus.org/wp-content/uploads/2024/02/profile.webp)
方法①:「提出物」への意識を変える
評定4〜5を取れる子は、提出物への意識が違います。
- 評定「3」以下:「とりあえず提出する」ことが目的(反則ギリギリの方法で取り組む)
- 評定「4」以上:「自力で解けるようになる」ことが目的(提出物のクオリティにもこだわる)
提出物を軽視すると、高校入試で致命的なダメージ繋がります。
授業で出された課題や宿題は、「期限通りに提出」かつ「本気で取り組む」ことを徹底してください。
提出物でマイナス評価をもらうのはもったいないです。
![](https://school-plus.org/wp-content/uploads/2024/02/profile.webp)
方法②:定期テストで「80点」を最低ノルマにする
評定4〜5を取れる子は、定期テストの目標点数が高めです。
- 評定「3」以下:テストで70点を取ると満足する。自分よりも下を見て安心しがち
- 評定「4」以上:テストで70点を取ると後悔する。自分よりも上を見て不安になりがち
オール4以上を取るためには、平均点より+20点を狙いたいところ。全教科80点を取れれば、オール4は間違いありません。(提出物や授業態度が悪くない限り)
目標設定が低いと、定期テスト勉強もついついサボってしまいます。「80点以上を取るのが当たり前」という意識を持つことが大切です。
定期テストで90点を取るための勉強法は、以下の記事で解説しました。
方法③:定期テストで「ライバル」を作る
評定4〜5を取れる子は、自分よりちょっとだけ成績が良いライバルを作っています。
- 評定「3」以下:不真面目な友達と馴れ合う(勉強していない自慢)
- 評定「4」以上:どっちが早くテスト勉強を始めるか競い合う
「あの子には絶対勝つ!」という目標があることで、良い刺激をもらえます。切磋琢磨できる友達を作りましょう。
方法④:「正しい復習」のやり方を継続する
評定4〜5を取れる子は、授業の復習をコツコツと取り組んでいます。
- 評定「3」以下:そもそも自宅で勉強しない。もしくは復習のやり方が間違っている
- 評定「4」以上:自宅や塾で毎日勉強する。しかも効率的な勉強法ができている
成績が伸び悩む中学生は、間違った勉強法をしているかもしれません。どんなに努力しても、非効率な勉強だと成績アップは望めません。
定期テストの点数アップに直結する勉強法は、【高校受験】基礎固めのやり方【中学生は何からすればいい?】で解説しました。「勉強の質」を高めるコツをチェックしてください。
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方法⑤:「勉強時間」を増やす
評定4〜5を取れる子は、学校以外にも当たり前のように勉強しています。
- 評定「3」以下:宿題や課題など、最低限の勉強しかしない
- 評定「4」以上:宿題や課題などは一瞬で終わらせて、塾で先取り学習や高校受験勉強を進めている
「勉強時間を増やす」ことから苦手はいけません。成績が良い子は、その分だけ努力しています。勉強の「量」と「質」を高めることだけが、高校受験でワンランク上の志望校に合格する方法です。
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部活が忙しくてどうしても勉強できないなら、以下の記事をご覧ください。