- 受験生が遊ぶのはいつまで?
- 息抜きの頻度はどれくらい?
- 遊びや息抜きする際の注意点は?
こういった疑問に答えます。
高校入試・大学入試に向けて受験勉強を本気で頑張っていると「ちょっとした息抜き」がほしくなります。
ただ、「遊び」「息抜き」の時間を作ることで悪影響が出るのは避けたいところ。気の緩みのせいで「不合格」の確率が上がるのだけは絶対にイヤですよね。一方で、たまにはストレス解消をしたいのが本音でしょう。
そこで本記事では、「遊び/息抜き」と「勉強」をうまく両立するコツを解説します。
ワンランク上の志望校を目指している中学3年生と高校3年生および保護者は必見です。
目次
受験生が遊ぶのはいつまで?
中3・高3が自由に遊んでいいのは「夏休み前まで」です。
夏休み前がタイムリミットである理由は3つあります。
- 理由①:夏休みになったらライバルの目の色が変わるから
- 理由②:長期休みにちょっとでも遊んでしまうと、学習スケジュール通りに進まなくなるから
- 理由③:夏休みを有意義に過ごすには、生活リズムを整えることが最低条件だから(遊ぶと生活リズムが崩れる)
もちろん、中3・高3の夏休みにも息抜きは必要です。勉強だけだと心身ともに疲れてしまいますよね。息抜きのコツは次の章で解説しました。
夏休み前まで遊んで良いとはいえ、受験勉強が最優先であることを忘れてはいけません。志望校合格に必要な勉強時間を確保しながら、「勉強」と「遊び」をうまく両立させましょう。
「友達とガッツリ遊ぶ」「自宅で半日以上まったりする」のは、最後の夏休み前までです。
受験生が遊んでいい頻度は?【罪悪感ゼロの息抜き】
受験生が遊んでよい頻度は「最大で週1回」です。
「どれくらいの頻度がベストなのか?」は、スケジュールの進捗次第です。事前に立てた1週間ごとの勉強スケジュールを「達成」したら、残りの時間を自由に使ってください。
たとえば、「英単語を1000コ覚える」「英語と数学の問題集を30ページずつ終わらせる」が1週間の目標だったとします。この目標が6日目ですべて完璧に終わったら、7日目は一日中友達や恋人と遊んでも問題ありません。
志望校合格に大切なことは、「たくさん勉強する」ではなく、「志望校合格ラインの学力を手に入れる」ことです。受験勉強が計画より前倒しで進んでいるなら、余った時間をどう過ごそうが合格できます。
3つの注意点
- スケジュール通りに進めたら本当に合格できるのか?(正しい学習計画ができているか)
- 遊びたいがために、計画立てを甘くしていないか?(質の高い勉強ができているか)
- 遊んだ次の日に、ちゃんと勉強モードに戻れるか?(ついつい翌日も遊んでしまいます)
残念ながら、多くの受験生が「正しいスケジュール立て」をできていません。志望校から逆算したスケジュールは、信頼できる塾の先生にしてもらいましょう。
受験生におすすめの息抜き方法は「運動」
中3・高3におすすめの遊び/息抜きは「運動」です。
友達とゲームしたり、恋人とデートするのも悪くはありません。室内でまったりするのも気分転換になるでしょう。一方で、勉強を頑張っている子ほど「カラダを動かす」ことが大切だと言われています。
受験生が息抜きに運動するメリットは、「運動不足解消」「リフレッシュ」の他にも、「メンタル安定」が挙げられます。入試が近づくにつれて、「不安」「ストレス」が溜まってきますよね。「運動(とくに筋トレ)」と「メンタル」には強い関係性があることがさまざまな研究で証明されています。
おすすめの運動
- 部活動にOB/OGとして半日だけ参加する
- 施設を借りて部活でやっていたスポーツをする
- 友達や恋人とROUND1、プール、ボルダリングなどに出かける
ストレスや不安を解消しつつ、リフレッシュすることで、勉強効率が高まるでしょう。
中3・高3の勉強時間を最大化するコツ
中学3年生と高校3年生が今すぐ実践できる、勉強時間を大幅に増やす方法は「塾の自習室」をフル活用することです。
自宅や図書館ではなく、自習室に通う最大のメリットは「やらざるを得ない環境」に身を置けることです。受験のライバルや友達が黙々と勉強している姿を見ると、「自分もやらなきゃ!」とやる気が格段に上がります。
事実として、夏休みの前後で「成績が伸びる子」「成績が伸びない子」の違いは、自習室に通った回数だとも言えます。
自宅で一日10時間以上勉強できるなら自習室は不要です。一方で、自宅だと「誘惑に負けがちな子」「集中力が長続きしない子」にとって、自習室は必須でしょう。
夏休みに遊んでしまった受験生へ
夏休みに勉強をついついサボってしまった受験生に読んでほしい記事をご紹介します。
勉強時間ほぼゼロの状態から、逆転合格したい方は必見です。
中学3年生へ
高校3年生へ
記事を取得できませんでした。記事IDをご確認ください。
受験勉強を前倒しで終わらせて、「息抜きの1日」を確保しよう
受験生にも遊びや息抜きの時間が必要です。ずーっと勉強だけだと、ストレスや疲れで倒れてしまいますよね。
「息抜きの1日」を作るためにも、計画を前倒しして終わらせましょう。「1週間で終わる学習計画」を6日間で終わらせれば、残りの1日はフリーになります。
受験勉強をスムーズに終わらせるためには、「1日あたりの勉強時間を増やす」しかありません。「中学生は8時間」「高校生は10時間」が理想的な勉強時間です。
「勉強量」を妥協せずに、遊びや息抜きを適度に取りましょう。