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高校受験の勉強時間まとめ【偏差値50/60/65/70】

高校受験の勉強時間まとめ【偏差値50/60/65/70】
  • 高校受験の平均勉強時間は?
  • 中学生の理想的な勉強時間は?
  • 勉強時間を大幅に増やすコツは?

こういった疑問に答えます。

高校受験シーズンが近づくと、クラスの友達も本気で勉強し始めて、「そろそろ自分もやらなきゃ…」と焦りますよね。たくさん勉強すべきなのは理解しつつも、「結局どれくらい勉強すれば志望校に合格できるのかな?」と勉強時間の目安が気になるところ。

質・量ともに効率的な勉強をするためにも、高校受験に関する情報収集をしておきたいですよね。不合格通知が届いてから後悔しても、もう手遅れです。

そこで本記事では、高校受験生の平均勉強時間を徹底解説します。文部科学省が全国の中学3年生を対象に実施した最新調査の実データを使い、「自分は全国で何番目の勉強量か」がわかる形にまとめました。

学年別・偏差値別・時期別の目安が知りたい中学生は必見です。

高校受験の勉強時間まとめ【中1/中2/中3】

高校受験の勉強時間まとめ【中1/中2/中3】

「平均勉強時間」と「理想的な勉強時間」を解説します。高校入試に向けて、ライバルの努力量を把握しておきましょう。

中学生の理想的な勉強時間
中学生の理想的な勉強時間

中学1年生

中学1年生の勉強時間は、平日1時間・休日2時間が目安です。

「授業に遅れない」「苦手教科を作らない」「内申点で5を狙う」ためにも、毎日コツコツと勉強する習慣を身につけましょう。

理想的な勉強時間(中学1年生)

平日休日
春休み1時間
1学期(4月〜7月)1時間2時間
夏休み2時間
2学期(9月〜12月)1時間2時間
冬休み2時間
3学期(1月〜3月)1時間2時間
定期テスト前3時間6時間

中学2年生

中学2年生の勉強時間は、平日2時間・休日2時間が目安です。

高校入試において、ほとんどの都道府県で「中2の評定(内申点)」も合否の審査対象です。内申点は挽回できないので、中2のうちから定期テスト対策に注力してください。

理想的な勉強時間(中学2年生)

平日休日
春休み2時間
1学期(4月〜7月)2時間2時間
夏休み2時間
2学期(9月〜12月)2時間2時間
冬休み2時間
3学期(1月〜3月)2時間2時間
定期テスト前3時間8時間

中学3年生

中学3年生の勉強時間は、受験本番までの時期によって大きく変わります。まずは全国の中3が実際に何時間勉強しているかを見てください。

文部科学省と国立教育政策研究所が、全国の中学3年生を対象に実施した令和7年度の調査結果です。塾や家庭教師の時間も含みます。

全国の中3の勉強時間(令和7年度・平日/学校の授業時間以外)
1日あたりの勉強時間割合上位何%か
3時間以上10.0%上位10%
2時間以上3時間未満20.9%上位31%
1時間以上2時間未満30.8%上位62%
30分以上1時間未満19.0%上位81%
30分より少ない11.2%上位92%
全くしない7.7%

平日に3時間勉強すれば、それだけで全国トップ10%に入ります。2時間でも上位31%です。「みんなもっとやっているはず」と焦る必要はありません。実際には、平日に30分も勉強しない中3が18.9%(5人に1人)います。

休日はさらに差が開きます。

全国の中3の勉強時間(令和7年度・休日/学校の授業時間以外)
1日あたりの勉強時間割合上位何%か
4時間以上5.5%上位6%
3時間以上4時間未満8.7%上位14%
2時間以上3時間未満18.8%上位33%
1時間以上2時間未満25.4%上位58%
1時間より少ない23.9%上位82%
全くしない15.2%

休日に4時間以上やっている中3は、全国でわずか5.5%しかいません。逆に1時間未満と全くしないを合わせると39.1%で、およそ4割が休日をほぼ勉強せずに過ごしています。

見逃せないのが、この10年で勉強時間が減っている点です。平日に1時間以上勉強する中3は平成27年度の69.1%から令和7年度は61.7%まで下がりました。休日に4時間以上やる子は、令和3年度の10.4%から5.5%へと半減しています。ライバルの勉強量が落ちている今は、量で差をつけやすい時期だと言えます。

令和7年度全国学力・学習状況調査(中学3年生・全国の該当学年をほぼ全員対象とする悉皆調査)の質問調査結果より、当サイトが累積の割合を算出。「上位何%か」は各区分までの割合を足し上げた値です。

受験学年として狙いたい時間は、以下のとおりです。全国平均を大きく上回る水準になります。

理想的な勉強時間(中学3年生)

平日休日
春休み5時間
1学期(4月〜7月)2時間5時間
夏休み8時間
2学期(9月〜12月)4時間8時間
冬休み8時間
3学期(1月〜3月)5時間8時間
定期テスト前3時間10時間

高校受験の勉強時間まとめ【偏差値50/60/65/70】

高校受験の勉強時間まとめ【偏差値50/60/65/70】

志望校の偏差値別に、合格ラインに必要な勉強時間の目安を解説します。中3における勉強時間です。

偏差値50

偏差値50(上位50%)を目指す中学生の平均勉強時間は、「平日2時間」「休日5時間」です。

  • 総勉強時間:「300時間以上」
  • 受験勉強の開始目安:「中3の夏休みから」
  • おすすめの勉強内容:「学校のワークの基礎問題を完璧にする」「過去問3年分を完璧にする」

平日2時間は、全国の中3のうち上位31%に入る水準です。偏差値50を狙うなら、まずここを最低ラインに置いてください。

偏差値50以上を目指すための勉強法は、以下の記事で解説しました。

中学生が偏差値50になるには?偏差値50の高校に行くには?

偏差値55

偏差値55(上位31%)を目指す中学生の平均勉強時間は、「平日2.5時間」「休日6時間」です。

  • 総勉強時間:「450時間以上」
  • 受験勉強の開始目安:「中3の1学期から」
  • おすすめの勉強内容:「学校のワークを3周する」「過去問3年分を完璧にする」「英単語と数学の計算を毎日続ける」

偏差値55は、地域の中堅上位校が射程に入るラインです。偏差値50との差は1日30分ほど。夏休みから始めるか1学期から始めるかで、総勉強時間は150時間ぶん変わります。開始時期を前倒しするほど、1日あたりの負担は軽くなります。

偏差値60

偏差値60(上位16%)を目指す中学生の平均勉強時間は、「平日3時間」「休日8時間」です。

  • 総勉強時間:「600時間以上」
  • 受験勉強の開始目安:「中3の夏休み前から」
  • おすすめの勉強内容:「学校のワークの基礎問題/応用問題を完璧にする」「過去問3年分を完璧にする」

平日3時間は全国トップ10%、休日8時間は上位6%の水準です。偏差値60を狙う時点で、勉強量では全国上位1割に入る必要があります。

偏差値60以上を目指すための勉強法は、以下の記事で解説しました。

偏差値40から60に上げる方法とは?勉強時間は?【最短1ヶ月】

偏差値65

偏差値65(上位6.7%)を目指す中学生の平均勉強時間は、「平日4時間」「休日8時間」です。

  • 総勉強時間:「900時間以上」
  • 受験勉強の開始目安:「中3の4月から」
  • おすすめの勉強内容:「学校のワークの基礎問題/応用問題を完璧にする」「過去問3年分を完璧にする」「数学と英語は最高水準の問題集を解く」

偏差値70

偏差値70(上位2.3%)を目指す中学生の平均勉強時間は、「平日5時間」「休日10時間」です。

  • 総勉強時間:「1,500時間以上」
  • 受験勉強の開始目安:「中1から」
  • おすすめの勉強内容:「学校のワークの基礎問題/応用問題を完璧にする」「過去問5年分を完璧にする」「数学と英語は最高水準の問題集を解く」
難関高校受験に強い塾3選

【受験生】中3の冬は「1日8時間」を目指そう

【受験生】中3の冬は「1日8時間」を目指そう

中学3年生の12月は「平日4時間」「休日8時間」をノルマにしてください。現在の学力や志望校の偏差値によって必要な勉強時間は大きく異なるものの、ライバルもあなた並みに努力を重ねています。

受験のライバルと同じ勉強時間では、「現状維持」もしくは「成績が落ちる」可能性すらあります。

「勉強時間」と「学力」の関係性(休日の目安)

  • 5時間以下:偏差値が落ちるかも…
  • 6時間程度:偏差値をキープ
  • 8時間程度:偏差値アップ!
  • 10時間以上:偏差値が大幅アップ!!

冬にいきなり8時間へ増やすのは現実的ではありません。2学期のうちに休日6時間を当たり前にしておけば、冬休みに8時間へ乗せるのは無理なくできます。逆に2学期を3時間で過ごすと、冬に倍以上へ引き上げることになり、体力が持ちません。

「たくさん勉強したいけど、正直むずかしそう」「1日8時間なんて勉強したことない」という受験生は、勉強時間を増やすコツをご覧ください。1日8時間以上を勉強する裏技をご紹介しています。

休日に8時間を勉強するとしたら、以下の時間配分がおすすめです。苦手教科がある場合は、苦手教科の時間配分を増やしましょう。

科目ごとの時間配分

  • 英語:2.5時間
  • 数学:2.5時間
  • 国語:1時間
  • 理科:1時間
  • 社会:1時間

高校受験の合格に向けて勉強時間を増やすコツ

高校受験の合格に向けて勉強時間を増やすコツ

勉強時間を最大化するコツは、塾の自習室をフル活用することです。

学習塾の自習室だと勉強の量が増える理由は3つあります。

  • 理由①:「誘惑」や「雑音」がないため、集中力をキープしやすい
  • 理由②:同級生が黙々と勉強している姿を見て、「自分もやらなきゃやばい!」とモチベーションが上がる
  • 理由③:自宅や図書館以外に勉強スペースを持つことで、「気分転換」に勉強場所を変えることができる

個別教室のトライの場合、「勉強のやり方がわからない」「どの問題から取り組むべき?」などで困ったときに、教室長・スタッフに質問できます。「いつでも質問できる環境」が整っているので、集団塾より個別指導塾のほうが圧倒的におすすめです。

成績がぐんぐん伸びる子は、ほぼ毎日自習室に通っています。授業がある日の前後に利用するのはもちろん、授業がない日でも自習室に通うのが当たり前です。一方で、成績が伸び悩む子は、自宅で勉強した気になることが多いです。塾の授業だけでは、勉強時間が不足します。

高野智弘
中学3年生の休日は、朝から晩まで自習室で勉強しましょう。合否ギリギリの受験生にとって、「自習室をうまく活用できるかどうか?」が合否を握っています。

「自宅だと誘惑に負けてしまう」「勉強のやる気はあるけど、集中力が続かない」「モチベーションに波がある」なら、自宅や図書館ではなく、自習室に通いましょう。

2学期が始まると、自習室の座席は受験生で埋まっていきます。体験授業は無料で受けられるので、夏休みのうちに2〜3社を見比べておくと出遅れずに済みます。

「自習室」が中学生から人気な塾

【2月】中学生の勉強時間はコレだ!

【2月】中学生の勉強時間はコレだ!

高校入試の志望校合格に向けて、学年別の理想的な勉強時間は以下のとおりです。入試直前期(2月・3月)を含む、通年の目安になります。

  • 中1(平日):1時間
  • 中1(休日):2時間
  • 中2(平日):2時間
  • 中2(休日):2時間
  • 中3(平日):5時間
  • 中3(休日):8時間

いま夏休みの中3なら、平日5時間・休日8時間は入試直前の水準です。ここへ一気に上げようとせず、2学期は平日4時間・休日8時間から入り、冬休みで直前期の型に乗せてください。

成績を確実に上げるためには「勉強の質」も追求しなければいけません。せっかく努力するからには、効率的に偏差値アップを狙いたいですよね。

高校受験勉強の正しい勉強法は、中学生の勉強法【最短1ヶ月で成績を上げる/基礎固めのやり方】で解説しました。

勉強の質と量にこだわって、ワンランク上の志望校に合格しましょう。

ABOUT US
高野 智弘株式会社SUNCORE 代表取締役
埼玉県立和光国際高校→法政大学→東証プライム上場企業など数社→Webマーケティング会社を起業し、現在は教育分野の情報発信やマーケティング支援も行う。中学時代は内申点42/45点の好成績で、男子生徒の実質倍率15倍ほどの第一志望校に合格。明光義塾・関塾・大学受験ナビオ・増田塾などの通塾経験あり。マーケティングに関するセミナー講師を務め、累計参加者が400名を突破。経営者およびマーケター視点で、ロジカルな勉強法を発信しています。ABEMA Prime出演。プロフィール詳細はこちら