- 底辺高校から難関大学に合格できる?
- 逆転合格するための勉強法やコツは?
- 底辺高校に進学すると人生終了?末路?
こういった疑問に答えます。
偏差値40程度の高校に進学すると、将来が不安になってしまいます。
大学入試や就職活動で苦労しないためにも、今のうちに勉強して挽回したいですよね。できるなら難関大学や国立大学に合格して、友達や家族を見返したいのではないでしょうか。
そこで本記事では、底辺高校から難関大学に逆転合格するコツを徹底解説します。
社会人になって恥ずかしい思いをしたくない方、悲しい末路を迎えたくない方は必見です。
目次
底辺高校から難関大学・国立大学に逆転合格できる?
結論から言うと、底辺高校からGMARCH・関関同立・地方国立レベルの難関大学に逆転合格は十分可能です。
偏差値がかなり低い高校でも「年間1名ほど」が偏差値60以上の大学に合格しています。たとえば偏差値40の「埼玉県立ふじみ野高等学校」の場合、令和5年度にGMARCHである「明治大学」に合格者を輩出しています。日東駒専にも数名ほど合格したとのこと。
底辺高校で難関大学や国立大学に合格するには「学年一位の成績」が最低ノルマです。多くの底辺高校では数年に1回程度しか難関私大/国立に合格していないことからも、逆転合格がカンタンではないことがわかります。
合格のイメージ
- 学年1位:偏差値60の大学に合格できるかも(GMARCH・関関同立・地方国公立)
- 学年3位:偏差値55の大学に合格できるかも(日東駒専・産近甲龍)
あなたが高校1年生や高校2年生ならギリギリ間に合います。一方で、高校3年生なら難関大学の合格は無理と言わざるを得ません。
「底辺高校」からの人生逆転ストーリーを作りたい方に向けて、具体的な勉強法を次の章で解説しました。
底辺高校から難関大学・国立大学に合格するコツ3選
底辺高校から大学受験で一気に逆転するための勉強法を解説します。高校1年生から以下を実践しましょう。
偏差値40から60に上げる方法とは?も併せてご覧ください。
コツ①:「中学の範囲」から総復習
大学受験に向けて、「英語」と「数学」の中学の範囲を完璧にすることからスタートです。
中学の内容を総復習すべき理由は、英語と数学が「積み上げ型教科」だからです。「前に習った内容」に抜け漏れがあると勉強効率が大幅に落ちてしまいます。
一方で、国語・理科・社会は「独立型教科」と呼ばれ、中学の範囲に抜け漏れがあってもなんとかなります。
効率的に総復習する勉強法は、【大学受験】中学からやり直すべきは英語&数学で解説しました。
コツ②:勉強時間は「2時間」がノルマ
底辺高校→難関大学を目指すには、圧倒的な勉強法が欠かせません。どんなに勉強効率を上げても、勉強量が足りないと成績は伸びないです。
偏差値20アップに必要な勉強時間は、以下の通りです。
高校1年生の勉強時間
- 平日:2時間以上
- 休日:3時間以上
- 夏休み:3時間以上
高校2年生の勉強時間
- 平日:2時間以上
- 休日:4時間以上
- 夏休み:5時間以上
「勉強したいけど、自宅だと集中力が続かない」「ついつい誘惑に負けてしまう」なら、家で勉強できないのは甘え?勉強したいのにできないをご覧ください。勉強時間を大幅アップする解決策をご紹介しました。
コツ③:高1から塾をフル活用する
底辺高校から大学受験をするなら、学習塾/予備校は絶対に欠かせません。
通塾すべき理由は、以下の通りです。
- 理由①:現状の偏差値が低い子は、勉強法が間違っている可能性が高いから
- 理由②:勉強意欲が高い同級生に囲まれることで、モチベーションが上がるから
- 理由③:「勉強せざるを得ない環境」に身を置かないと、ついついサボってしまうから
アルバイトや部活が忙しい高校生ほど、学習塾は必要です。通塾の必要性は、高校生は塾に行くべきか?でくわしく解説しました。
底辺高校でやりがちなNG行為
ワンランク上の大学に合格するために、絶対やってはいけないNG行為を解説します。
NG行為①:「90点」で満足する
難関私立/国公立大学を本気で目指すなら、定期テストで90点は物足りないです。高校入試の受験科目すべてで100点を取るのが当たり前なくらい、ダントツの学力が求められます。
なぜなら、大学受験におけるライバルは「クラスメイト」ではなく「進学校の同世代」だからです。あなたのよりも偏差値が高い学校の生徒に勝たなくてはいけません。
偏差値60(GMARCHや地方国公立レベル)の大学の受験人数は最も多いため、底辺高校で学年一位は最低条件と言えます。
NG行為②:部活やアルバイトを頑張る
難関私立/国公立大学を本気で目指すなら、部活やアルバイトに注力する余裕はありません。高校1年生から受験勉強を本格スタートしないと、逆転合格は夢のまた夢です。
ハードな部活に入部した瞬間、「Fラン大学」がほぼ確定してしまいます。
時間の優先順位
- 1位:勉強
- 2位:勉強
- 3位:勉強
- 4位:部活、習い事
- 5位:その他(アルバイト、恋愛、趣味など)
あなたのライバルになる進学校の同世代は、中学生の頃から勉強習慣があります。地頭が良いライバルも多いため、あなたには「部活」「アルバイト」に時間を使う余裕はゼロ。
ちょっと厳しいことを言うようですが、偏差値を上げるのはそれほどまでに難しいのです。
NG行為③:「独学」で勉強する
難関私立/国公立大学を本気で目指すなら、学習塾/予備校に通うのが最低条件です。
理由は、「勉強の質」と「勉強の量」が格段に上がるからです。あなたが底辺高校に進学せざるを得なかったのは、「勉強のやり方が間違っていた」or「勉強時間が足りなかった」からですよね。
高校受験での失敗を繰り返さないためにも、塾を活用してください。もちろん塾の中にも「信頼できない塾」「成績が伸びない塾」があるのも事実です。あなたに最適な塾を見つけたい方は、【料金比較】個別指導塾で授業料が安い15社を参考にしてください。
「完全独学」だと大学受験に失敗する背景は、以下の記事で解説しました。
底辺高校で勉強をサボると、人生終了で末路へ
偏差値40ほどの底辺高校で、クラスのみんなのペースに合わせると「残念な末路」が待っています。
「高卒」or「Fラン大卒」に待ち構える「悲しい未来」は、以下の通りです。
- 末路①:高卒/Fラン卒の男性はモテない
- 末路②:学歴コンプレックスに悩みやすい
- 末路③:仕事の選択肢が限られる(書類選考で落ちる)
- 末路④:高卒は大卒より生涯賃金が6,000万円も少ない
- 末路⑤:社会的信用が低い(ローン/融資などの通りにくい)
高卒・Fラン卒でも「幸せ」「勝ち組」をつかんでいる方はたくさんいます。学歴がすべてではありません。
しかし、学歴が低いことは日本で生活する上で「不利」になることが多いのも事実です。
社会人になってから後悔しないためにも、大学受験に向けて高校1年生から本気モードになりましょう。