- 中学の勉強をやり直しすべき高校生は?
- 大学受験対策で中学からやり直すべき?
- 中学の内容を効率的に復習するコツは?
こういった疑問に答えます。
高校生になってから部活やバイトばかりで、ほとんど勉強してないと中学の範囲すらド忘れしてしまいます。大学入試の受験勉強を始めるにあたり、中学からやり直す必要性を感じます。
ただ、中学生の範囲をすべて復習するのは非現実的なため、絶対にやり直すべき教科の苦手克服&基礎固めをしたいところ。中学の勉強をサクッと終わらせて、高校の復習に時間を割きたいですよね。
そこで本記事では、中学の範囲を効率的に総復習するコツを解説します。
大学受験に向けて基礎固めを徹底的にやりたい子は必見です。
目次
【大学受験】中学からやり直すべきは英語&数学【中学の勉強】
大学受験に向けて、中学の勉強をやり直すべき教科は「英語」と「数学」だけで十分です。
「英語」と「数学」を中学生の範囲から復習したほうが良い理由は2つあります。
- 理由①:英語と数学は「積み上げ教科」だから(中学の範囲がわからないと高校の範囲は全然もわからない)
- 理由②:大学受験において、文系なら「英語」・理系なら「英語」「数学」の重要度が高いから(他の教科よりも勉強時間をたくさん取れる)
数学を一切使わないことが確定している文系の子は、英語のみを復習してください。「数学ⅠA」だけ使う場合も復習すべきです。
国語・理科・社会の関しては、あなたが高校1年生ならやり直しても良いでしょう。高校2年生・高校3年生なら大学受験まで時間が限られているので、高1の範囲を総復習すればカバーできます。
偏差値をスムーズに高めるためにも、まずは中学の範囲を完璧にしてください。
中学の勉強をやり直すべき高校生の特徴
「中学の範囲」から総復習したほうが良い高校生は、以下の通りです。
- 英語、数学の偏差値:50未満
- 英語、数学の定期テスト:平均点未満
- 高校進学後、ちゃんと勉強してこなかった
ちょっとでも不安があるなら、後述する「中学総まとめの参考書」にチャレンジしてみましょう。実際に問題を解いてみると、公式や英単語/英文法を忘れていて解けないかもしれません。
高校生になってから成績が落ち気味の子は、以下の記事を参考にしてください。
高校生が中学の勉強をやり直すメリット
わざわざ時間をかけてでも中学の内容を復習するメリットは、「高1の範囲で挫折しなくなる」ことです。
積み上げ式の教科である英語と数学の場合、中学の範囲を理解できていないと、高1でほぼ確実に苦労します。
中学生の内容を完璧にすることで、高校生の基礎を理解できるようになります。
遠回りに感じるかもしれませんが、「中学の範囲」からやり直すことが成績アップの最短ルートです。
「参考書」を使って効率的に総復習しよう
中学の総復習をスムーズに理解する方法は、参考書を使うことです。教科書や教材を見返すのは非効率…。
「英語」の総復習
中学英語のやり直しにおすすめの参考書は「中学版システム英単語」と「中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく。」の2冊です。
英単語をスキマ時間に進めつつ、2冊目で英文法を総復習しましょう。「1ヶ月弱」ですべて終わらせるくらいのペースが理想です。
「数学」の総復習
中学数学のやり直しにおすすめの参考書は「やさしい中学数学」です。
(文系/理系ともに)この1冊を完璧にすれば、中学の範囲は合格ラインと言えます。「3週間」ですべて終わらせるくらいのペースが理想です。
成績が伸び悩んでいる高校1年生・高校2年生へ
高校生になってから部活やアルバイトの影響で「成績不振」にお悩みではないでしょうか。大学受験予定なのに「勉強習慣がほとんどない…」「模試や定期テストの点数がやばい…」ならピンチかもしれません。
高校1年生のうちから、学習塾や予備校に通うことを強くおすすめします。なぜなら、大学入試のライバルはすでに通塾しているからです。
塾に通わないと手遅れになる理由は、高校生は塾に行くべきか?いらないケース5選で解説しました。忙しい子ほど、塾を活用しましょう。