- 高1の理想的な勉強時間は?
- 難関大学や国公立大学に合格できる?
- 高1から本気で勉強すればどこまで行ける?
こういった疑問に答えます。
高校生になると心機一転、大学受験に向けて本気で勉強を始めようとモチベーションが高まりますよね。ワンランク上の難関大学/国公立に合格するために、高1から受験勉強を始める子もたくさんいます。
しかし、多くの子が「中だるみ」を起こし、結果的に志望校を諦めることになります。大学入試直前に後悔しないためにも、高1春(4月)の行動がカギを握ります。
そこで本記事では、国公立大学&難関私立大学に合格するコツを徹底解説します。
難関大学を目指す高校1年生と保護者は必見です。
高1から本気で受験勉強すれば、どこまで行ける?

高1の4月から勉強を始めれば、偏差値60以上の難関大学や国公立大学に逆転合格を狙えます。
なぜなら、受験勉強のスタートが早いほど「1日の勉強時間」が少なく済むからです。現時点で偏差値50程度でも、「大量の勉強量」によって伸びしろは無限大です。
東進の調査によれば、難関大合格者が高校3年間で積み上げた平均勉強時間は4,093時間とのこと。「いつから始めるか」を考慮すると、難関大学合格に必要な1日あたりの勉強時間が見えてきます。
| スタート時期 | 受験本番まで | 1日の勉強時間 |
|---|---|---|
| 4月 | 650日 | 6.3時間 |
| 6月 | 589日 | 6.9時間 |
| 8月 | 528日 | 7.8時間 |
| 10月 | 467日 | 8.8時間 |
| 12月 | 406日 | 10.1時間 |
高1の4月から受験勉強を始める場合、毎日6時間程度を勉強できれば計算上は難関大学の合格ラインに達します。一方で、高1の12月から受験勉強を始める場合、毎日10時間も勉強しなくてはいけません。受験勉強を始めるタイミングが遅くなるほど、1日あたりの負担が増えてしまい、部活や学校行事と両立が難しくなります。
しかも、高2になると周りも塾や予備校に通い始めるため、差を広げられなくなりやすいです。合格の明暗は、「高1の勉強量」にかかっていると言えます。
ただし、勉強の「質」と「量」を追求し続けるのは、口で言うほど簡単ではありません。どんなに勉強量をこなしたとしても、勉強効率が悪ければ偏差値アップは期待できません。効率的な勉強法は、高1の「正しい勉強法」を3ステップで解説で後述しています。
ワンランク上の難関大学や国公立大学に合格するためにも、高1の春から本格的に受験勉強を始めましょう。

高1から塾に行くべき3つの理由【難関大・国公立志望向け】

難関大学・国公立大学を目指す高1のお子さんは、塾に行くべきです。理由は3つあります。
- 理由①:同級生やライバルに刺激をもらえる
- 理由②:志望校から逆算した「受験戦略」を立ててもらえる
- 理由③:独学だと「間違った勉強法」に気付けない
特に理由③は見落とされがちです。偏差値を伸ばすには「正しい勉強法」であることが大前提ですが、独学では非効率な勉強をしていても気付けないまま時間だけが過ぎてしまいます。塾や予備校であればプロ講師がすぐに修正してくれるため、無駄な遠回りを防げます。

以下のどれか1つでも当てはまるなら、高1からの入塾を検討してください。
塾が必要な高1とは?
- 難関私大・国公立大学を目指したい
- 自宅だと毎日3時間の勉強は続かなそう
- 高1のうちに受験のライバルに差をつけたい
どの塾を選べばいいか迷っている方は、高校生は塾に行くべきか?いらない?【結論:大学受験に必要】を参考にしてください。高1から入塾できるおすすめの塾も紹介しています。
高1の「正しい勉強法」を3ステップで解説

「①正しい勉強法(=勉強の質)」を解説します。ムダな努力をしないように、コスパの良い学習スタイルを確立する参考になれば幸いです。
STEP1:志望校を決める→模試で現状把握
まずは、志望校を決めましょう。志望校を決めないと、どの教科/科目をどれくらいやるべきか分かりませんよね。
現実的には高校1年の時点でしっかりと志望校を決めるのは難しいかもしれません。なので、最低でも「私立大学or国立大学を狙うのか?」「偏差値はどれくらい必要なのか?」「受験科目はなにが必要なのか?」ぐらいは確定させるのがおすすめです。
志望校がある程度固まったら、「模擬試験」を受けましょう。模試を受ける目的は「志望校合格までに自分が足りないものはなにか?」を数字ベースで理解することです。目標から逆算することで、高1の今やるべきことが明確になります。
なお、模試は河合/駿台/ベネッセ/東進/Z会などの大手予備校が実施しています。とくに希望がなければ、「河合塾の模試」がおすすめです。
STEP2:参考書は「1冊」に絞って完璧にする
模試を受けて、「自分がやるべきこと」がなんとなく把握できたら、さっそく参考書に取り組みましょう。
1冊の参考書を100%理解できるまで何周も繰り返し問題を解くべきです。
同じ参考書を3周ほど解いたほうが良い理由は、「問題の傾向」や「解法パターン」が頭に定着するからです。
「他にもよい参考書がありそう…」「友達の問題集はなんだか良さそう…」と、いろんな参考書に飛びついちゃう子がいます。ただ、いくつも参考書をやるのは効率が良い勉強法とは言えません。
1冊の参考書をすべて完璧に理解した段階で、次の参考書を進めましょう。大学受験に強いおすすめの塾5選で教えてもらった参考書を使うのがベストと言えます。おすすめの参考書は後述しています。

STEP3:「数学」or「英語」を徹底的に勉強する
高校1年生のうちは、理系志望なら「数学」を、文系志望なら「英語」をメインに勉強しましょう。
英語と数学に注力すべき理由は、出題範囲が広く、後から巻き返すのが難しいからです。数学/英語は中学の基礎知識が前提となっています。中学の範囲〜高校3年間の範囲を網羅的に理解するのには時間がかかり、高3になってから復習するのは負担が大きいです。
受験科目でポイントを握る英数を得意にしておけば、気持ち的にも安心です。
難関大学や国公立大学を本気で目指すなら、高校1年生のうちに「日本大学(偏差値55程度)」や「共通テストレベル」の問題をある程度解けるようにしておきましょう。

高1向けの受験に強い参考書
- 英単語:システム英単語Basic(これ1冊を完璧にすれば長文が読める)
- 英文法:大岩のいちばんはじめの英文法(高1の英文法をマスターできる)
- 数学:やさしい高校数学 数学I・A(数学が苦手でも予習/先取りができる)
- 数学:数学Ⅰ・A 入門問題精講(問題演習におすすめ)
この4冊を中心に自習しつつ、志望校から逆算した神教材「参考書ルート」も活用しましょう。大手予備校でも使われている参考書です。
高1の理想的な勉強時間

4月の理想的な勉強時間を解説します。

志望校が「偏差値60未満」の場合
- 平日:1時間以上
- 休日:2時間以上
志望校が「偏差値60以上」の場合
- 平日:2時間以上
- 休日:4時間以上
高校1年生の勉強時間<年間合計>
| 難関大学の現役合格者 | 難関大学の不合格者 | |
|---|---|---|
| 高校1年生 | 691時間 | 561時間 |
| 高校2年生 | 1,028時間 | 889時間 |
| 高校3年生 | 2,392時間 | 2,364時間 |
このデータからわかるのは、「高1の勉強量が大学の合否を左右する」という事実です。
高3になったら周りも同じくらい勉強するため、偏差値を上げるのが難しくなります。努力でカバーできる高1のいまこそ、コツコツと頑張りましょう。

「バイトや部活で忙しいから勉強できない…」とお悩みなら、家で勉強できないのは甘え?高校生は「自習室」を使うべしをご覧ください。「勉強せざる得ない環境」を手にできます。
高1から本気で勉強して、難関大学や国公立大学を目指そう

難関大学・国公立大学の合格を手にする子とそうでない子の差は、高1の行動で決まります。今この瞬間、ライバルはすでに動き出しています。
ただし、やみくもに勉強時間を増やすだけでは偏差値は上がりません。志望校から逆算した戦略と正しい勉強法の両方が揃ってはじめて、難関大合格が現実になります。
塾・予備校の「自習室」をうまく活用しながら、勉強せざるを得ない環境に身を置くことをおすすめします。
まずは塾や予備校に通って、「受験勉強モード」の状況を作りましょう。










