- 冬期講習の料金相場はいくら?
- 中3の冬期講習費用の目安は?
- 無料体験できるキャンペーンはある?
こういった疑問に答えます。
中学3年生にとって、冬休みは高校受験のラストスパートをかけるべき時期。中学1年生・2年生にとって、基礎の定着や苦手克服をはじめるべき時期。冬休みにおける勉強の”質”と”量”が、高校入試の合否に直結します。
ただ、冬期講習の塾選びをする際に、「料金相場」や「塾選びのポイント」を知らないと、お金と時間をムダにする危険性が高まります。せっかく安くない講習費用を払うからには、偏差値アップに繋げたいところ。
そこで本記事では、冬期講習の「リアルな料金事情」を徹底解説します。
冬休み期間にライバルと一気に差を広げたい方は必見です。
中学生の冬期講習の料金はいくら?【中3/費用目安】
中学生の冬期講習の料金相場は、「中学1・2年生が4万円ほど」「中学3年生が8万円ほど」です。
悪徳な塾からぼったくられないために、以下の料金相場をチェックしてください。
トータル費用 | 1コマあたりの授業料 | |
---|---|---|
集団指導塾 | 2~3万円 | 2,000円~3,000円 |
個別指導塾 | 4~6万円 | 3,000円~4,000円 |
オンライン塾 | 3~5万円 | 2,500円~4,000円 |
家庭教師 | 5~8万円 | 4,000円~6,000円 |
トータル費用 | 1コマあたりの授業料 | |
---|---|---|
集団指導塾 | 4~7万円 | 3,000円~5,000円 |
個別指導塾 | 6~10万円 | 3,000円~5,000円 |
オンライン塾 | 5~8万円 | 4,000円~6,000円 |
家庭教師 | 8~12万円 | 5,000円~7,000円 |
※冬期講習費用は塾/コース/地域/学年によって大きく異なります
授業料以外に、以下の費用がかかるケースも。ただし、冬期講習限定で入会金などが無料になるキャンペーンもあります。
- 入会金(入塾金):1〜3万円
- 教材費:1万円程度(教材を買わなければ無料)
- 教室維持費/その他:1万円弱
中学生の冬期講習費用を節約するコツ
冬期講習をコスパよく受講するテクニックは3つあります。
コツ①:「オンライン塾」に通う
「一般的な通塾型」よりも「オンライン塾」のほうが、授業料が安い傾向にあります。オンライン授業は高い家賃を払って教室を用意する必要はないので、その分授業料を値下げできる、というシンプルな好循環です。
オンライン塾(オンライン家庭教師)が向いている人は、以下の通りです。
- 自宅近くの優良な塾がない
- オンライン授業に抵抗がない
- 塾への移動時間を節約したい
- 部活が忙しくて、通塾する時間がない
- 優秀な先生からマンツーマンで指導を受けたい
オンライン授業が初めての場合、無料体験授業を受けた上で、「本当に成績アップできそうか?」をご自身の目で判断してください。
コツ②:個別指導塾に「週1コマ」だけ通う
「そこそこ自習できる中学生」にとって、「自習メイン」+「自習でつまずいたポイントを個別指導塾に週1〜2コマ通ってフォローしてもらう」のが最も効率的な学習スタイルです。
自宅や塾の自習室で勉強を進めつつ、「どうしてもわからない問題」だけを授業になったらワンポイントで指導してもらってください。
冬期講習期間だけ個別指導を週1コマ程度受けるなら、合計2万円未満です。週2コマでも3万円程度に抑えられます。
「自習時間」にやるべきこと
コツ③:「お得なキャンペーン」を活用する
冬期講習の期間限定で割引キャンペーンを行なっている学習塾もたくさんあります。
キャンペーン詳細は、次の章をご覧ください。
中学生の冬期講習おすすめ塾5選【無料体験あり】
高校受験に対応しているコスパが良い塾のキャンペーン情報をピックアップしました。
- 明光義塾
偏差値40〜60の受験対策に強い、合格実績No.1 - 個別教室のトライ
偏差値60以上の受験対策に強い、完全1対1指導 - 森塾
定期テスト+20点の成績保証、全額返金保証 - そら塾
圧倒的な安さ、生徒数No.1のオンライン塾 - 湘南ゼミナール
東京/神奈川/千葉/埼玉の受験対策に強い
あなたが中学3年生の場合、中3は冬期講習だけでも行かないとやばい!を必ずチェックしてください。逆転合格のヒントが見つかるはずです。
中学生が冬期講習を受ける目的
中学生は3つの目的を実現するために冬期講習に通っています。
- 目的①:受験対策(偏差値アップ)
- 目的②:秋までの総復習
- 目的③:予習・先取り学習
305名にアンケート調査を実施したところ、「受験対策」を目的に冬期講習に通っている子が圧倒的多数派とのこと。
受験直前の集中学習(中3)
多くの中学3年生は、「高校受験の合格率を高めるため」に冬期講習を受講しています。
志望校の予想問題や過去問を繰り返し解くなどの「演習」が授業のメインになるでしょう。
「問題を解くだけ」なら自宅でもできそうに感じる方もおられるでしょう。しかし、現実問題として多くの中学生が「自宅だとサボりやすい」のです。
わざわざお金を払って冬期講習を受けることで、「勉強せざるを得ない環境」に身を置くことが大切です。ライバルがたくさんいる塾に通うからこそ、「あと一歩のがんばり」につながります。
秋までの総復習(中1・中2)
中学1年生・2年生は、「秋までの総復習を一気に終わらせるため」に冬期講習を受講しています。
高校入試まで1年以上時間があるとは言え、中3になる前に「基礎の定着」「苦手の克服」は必須です。入試にも多く出題される中1/中2の範囲をバッチリ理解しておかないと、中3になってから苦労するハメに…。
ライバルから遅れを取らないためにも、復習に注力しましょう。
予習・先取り学習(中1・中2)
中学1年生・2年生は、「学年末試験に向けた予習」「中3の範囲の先取り学習」をするために冬期講習を受講しています。
同級生の多くは部活や習い事に没頭しており、冬休み期間も学校の宿題程度しか勉強しないでしょう。未来のライバルがサボっているときこそ、コツコツ頑張るべきです。
「学年末試験に向けた予習」をすれば、テストの点数の大幅アップにつながります。結果的に、入試の合否に関わる「調査書(内申点)」が有利になるでしょう。さらに、「中3の範囲の先取り学習」をすれば、演習や応用問題にたくさん時間を費やせるようになります。結果的に、偏差値がぐんぐん伸びやすくなるでしょう。
難関高校・有名高校への受験を考えているなら、中1・中2でも冬期講習の活用は必須と言えます。
中学生が冬期講習に通うメリット・デメリット
冬期講習を受けるメリット・デメリットを解説します。
メリット
- 志望校対策に特化した効率的な勉強ができる
- 年末年始の誘惑に負けずに、勉強に没頭できる
- ライバルがいるから、モチベーションを高くキープできる
- 受験生特有の悩みを先生に相談できるから、ストレスを低減できる
デメリット
- 受講費用がかかる
- 成績向上するかどうかは、子どもの努力次第
冬期講習の選び方【3ステップで解説】
冬期講習選びで失敗しないコツを解説します。
手順①:「通塾型」or「オンライン型」
まずは、教室に通う「通塾型」or自宅でオンライン授業を受ける「オンライン型」のどちらにするかを決めましょう。
以下の比較表をもとに、あなたにピッタリなほうを選択してください。
通塾型 | オンライン型 | |
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授業の場所 | 各教室 | オンライン授業 |
メリット |
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デメリット |
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こんな子におすすめ |
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主な学習塾 |
手順②:「個別指導塾」or「集団指導塾」
次に、「個別指導塾」or「集団指導塾」のどちらにするかを決めましょう。
よほどの理由がなければ、、個別指導塾がおすすめです。高校入試に向けて個別指導塾が効果的な理由は、「苦手克服」しやすいからです。
集団授業の場合、学校の授業のように決められたカリキュラム(主に総復習)をみんなで一緒に学びます。ただ、「総復習」と同じくらい大切な「苦手克服」に対する授業は行なってくれません。集団指導塾の大手には、早稲田アカデミー・河合塾・駿台・SAPIXがあります。
一方で、個別指導の場合、一人ひとりの「苦手科目」「ミスしやすい問題」を見つけ出し、具体的な解決策を教えてくれます。冬休みのうちに「苦手科目ゼロ」を目指せるため、勉強自体がちょっとずつ楽しくなってきます。
「個別」vs「集団」の適性診断テストを、以下の記事でお試しできます。
手順③:「3社の体験授業」を受ける
最後に、3社以上の無料体験授業・個別相談を受けてください。
どんなに優秀な塾・先生だとしても、あなたのお子さんと相性が合う保証はありません。「最高の環境」を整えるためにも、「相性バツグンの先生」と出会う必要があります。
お子さんのモチベーションを引き出してくれる先生と出会うためにも、3社の体験授業を受けてみましょう。実際にお子さんが授業を受けた上で、「ココなら頑張れそう!」と思える塾を見つけてください。
「やる気」と「成績」を最大限に高めるくれる先生と出会えれば、鬼に金棒です。
冬期講習をうまく活用しつつ、高校受験に合格しよう
冬期講習の「料金事情」と「おすすめの学習塾」をご紹介してきました。
結論として、「ちょっとでも気になった3社の体験授業or資料請求をする→冷静に比較検討→子どもに最終決定してもらう」のが賢い選び方と言えます。ネット上の情報を鵜呑みにせずに、ご自身の目で判断するほうが後悔しないはずです。
高校入試で後悔しないのはもちろん、気持ちよく3学期をスタートするためにも、充実した冬休みを過ごしましょう!