- 中3は何日休むとやばい?
- 高校受験と出席日数は関係ない?
- 出席日数が足りない時はどうする?
こういった疑問に答えます。
欠席が多い子・不登校気味な子にとって、高校受験への悪影響が気になるところ。
高校入試が不利になるなら、今のうちに対策を講じなくてはいけません。休みが多いことが原因で進学できなくなるのは避けたいですよね。
そこで本記事では、高校受験と出席日数の関係性を徹底解説します。
出席日数に自信がない中学3年生および保護者は必見です。
中3は何日休むとやばい?

結論から言うと、年間10日以上休むと高校受験の合否に悪影響があると考えられます。
欠席日数と合否の関係性(目安)
- 欠席ゼロ(皆勤賞):有利になる
- 年間10日未満:影響なし
- 年間10日以上:やばい
- 年間30日以上:超やばい(不登校扱い)
公立高校の入試において、中学3年生で年間10日以上を休むと減点対象になってしまうかもしれません。「10日間」は明確な基準ではないため、9日間なら大丈夫とは限らない点にも注意してください。(私立高校のケースは次の章で解説しています)
年間30日以上欠席した場合、「不登校」として扱われます。審議対象になってしまうため、不合格の可能性が高まります。
不登児童生徒とは、何らかの心理的、情緒的、身体的あるいは社会的要因・背景により、登校しないあるいはしたくともできない状況にあるために年間30日以上欠席した者のうち、病気や経済的な理由による者を除いたもの
引用:文部科学省
出席日数が少ないと、授業に遅れて「成績(内申点)」や「学力(偏差値)」にも響きます。高校受験のことを考えるなら、「休む」ことはデメリットでしかありません。
不登校や欠席が多いお子さんの具体的な対策は、不登校の中学生が高校受験で不利にならない方法で解説しています。
高校受験で出席日数は関係ない?

結論から言うと、私立/公立・一般入試/推薦入試を問わず、出席日数が少ないことは「不利になる要因」です。
なぜなら、高校側は調査書(内申書)に記載された出欠記録を合否判定の材料にしているからです。特に公立高校では、欠席日数が一定以上になると「審議対象」として個別に検討されます。
「高校受験」と「出席日数」の関係性を表にまとめました。
| 公立高校 | 私立高校 | |
|---|---|---|
| 審議対象 | 中学3年間の欠席日数が30日を超えると審議対象 | 学校ごとに基準が異なる |
| 内申点 | 欠席日数が多いと内申点が減点される可能性あり | 欠席日数が多いと不利になることが一般的 |
| 皆勤賞 | 皆勤賞など良好な出席日数で内申点が加点される | 学校によって加点がある場合がある |
| 推薦入試 | – | 欠席日数が多いと推薦が得られない場合あり |
| 欠席理由 | 欠席理由を正確に記録し、受験出願時に申請 | (同じ) |
| 不登校枠 | 不登校枠を利用できる場合あり | (同じ) |
内申点の仕組みや内申点を効率よく上げるコツは、内申点の上げ方【私立高校受験/内申は関係ない】で解説しています。
出席日数が足りない時の志望校の選び方

休みが多すぎて出席日数が不安な中学生にとって、できるだけ良い高校に進学する方法は3つあります。
学力検査を重視する高校を志望する
公立高校を目指す場合、学力検査の比重が大きい高校を選びましょう。
欠席日数が多い中学生が、調査書を重視する公立高校に合格するのは非常に難しいです。
合否判定における「調査書」と「学力検査」の評価比率は、募集要項でチェックできます。(わからない場合は先生に聞いてください)
学力検査:調査書=7:3(都立高校)
学力検査の得点(学力検査を実施した教科の得点の合計。ただし、傾斜配点を行う教科については、傾斜配点を行った得点とする。)と調査書の各教科の学習の記録を点数化したもの(以下「調査書点」という。)の比率については、次のとおりとする。
ア 全日制は、7:3とする。ただし、芸術及び体育に関する学科は6:4とする。
イ 定時制は、7:3又は6:4のどちらかとする。
引用:都立高校入学者選抜実施要綱
学力検査で圧倒的な点数を取る
公立高校を目指す場合、学力でカバーする手段もあります。
たとえ内申点が低くても、当日の試験でライバルに差をつけられれば合格のチャンスが生まれます。
学力(偏差値)を上げるコツは、【中学生】3ヶ月で偏差値10上げる方法【最短1ヶ月/死ぬ気で勉強せよ】が参考になるはずです。今から挽回しましょう。
公立高校を諦めて、私立高校を受ける
不登校気味の子・評定「2」ばかりの子は、私立高校を受験するケースが多いです。
内申点の上げ方【私立高校受験/内申は関係ない】でも触れていますが、私立高校は内申が関係ないことが一般的です。よほど学力が低くなければ、私立高校なら進学できる可能性が高いでしょう。
不登校・出席日数が足りない中学3年生がやるべき対策

授業を休みがちな中学生が、志望校の合格率をアップする方法は2つだけです。
- 「調査書」を充実させる
- 「学力(偏差値)」を高める
具体的に解説します。
対策①:「調査書」を充実させる
調査書は中3の11月ごろに確定します。言い換えるなら、11月までは改善の余地があると言えるでしょう。
「学習成績の記録(内申点)」と「出欠状況」をできる限り改善してください。学校をお休みしがちだったお子さんも、ここからは無遅刻・無欠席・無早退を目指しましょう。
中3の二学期でも実践できる内申アップのコツは、内申点の上げ方【裏ワザ】で解説しています。提出物・定期テスト・授業態度の3つを改善すれば、短期間でも内申点は伸ばせます。
対策②:「学力」を高める
学力(偏差値)を高めることが、合格率アップの最善策でしょう。当日の試験(学力検査)の点数が良ければ、難関高校にも手が届きます。
偏差値60未満の子は「基礎固め」が最重要です。基礎を完璧にするだけで、ほとんどの高校の合格ラインには達します。
基礎固めの具体的な手順は、中学生の勉強法【最短1ヶ月で成績を上げる/基礎固めのやり方】で解説しています。正しい順番で取り組めば、1ヶ月でも成績は変わるでしょう。
よくある質問

高校受験と出席日数に関して、保護者からよく寄せられる質問をまとめました。
高校受験の出席日数はいつまでカウントされる?
多くの公立高校では、中3の12月~1月ごろまでの出欠状況が調査書に記載されます。
なぜなら、調査書は中3の2学期末(12月末)をめどに作成されるケースがほとんどだからです。3学期の出欠が含まれることは少ないものの、出願後に大幅な欠席があれば追加報告される場合もあります。
つまり、中3の2学期が終わるまでは出席日数を改善できるチャンスがあります。今からでも遅くないので、1日でも多く登校することを意識してみてください。
学校を休むと高校受験に落ちる?
「休む=不合格」ではありませんが、欠席日数が多いほど不利になるのは間違いありません。
なぜなら、欠席日数は調査書に記載され、高校側が合否判定の材料にしているからです。数日程度の欠席であれば影響はほぼありませんが、年間10日以上、特に30日以上の欠席は審議対象になり得ます。
ただし、欠席の理由も重要です。病気やケガなど正当な理由がある場合は、調査書に理由が記載されるため、単純な欠席日数だけで判断されるわけではありません。担任の先生に事情を正確に伝えておくことが大切でしょう。
結論:中学生は年間10日以上休むとやばい

高校受験において、欠席日数10日間が一つの目安だと解説しました。
年間10日以上で不利になり、年間30日以上で不登校扱い(審議対象)になります。
私立高校の一般選抜など内申点や出席日数が関係ない入試スタイルもありますが、公立高校(県立・都立・府立・市立など)に合格するのは厳しくなるかもしれません。
出席日数が足りないお子さんも、今から学力を伸ばせば志望校への合格は十分に可能です。学習塾をフル活用しながら、学力アップを目指してみてください。










