- 夏期講習だけ違う塾でも良いの?
- 夏期講習の平均コマ数はどれくらい?
- 高校受験に強いおすすめの夏期講習は?
こういった疑問に答えます。
夏休み直前になると、「そろそろ夏期講習を申し込まなきゃ」と真剣に考える必要が出てきます。いま塾に通っているとしても、「他の塾のほうが夏期講習のクオリティが高そう」と、夏期講習だけ違う塾に通おうか迷っている方もおられるでしょう。
せっかく安くない授業料を払って夏期講習を受けるからには、志望校合格に直結した「最高の環境」に通いたいですよね。ただ、新たに塾探しをするのはめんどくさく感じちゃう気持ちも理解できます。
そこで本記事では、夏期講習だけ違う塾に通うメリットと注意点を徹底解説します。
夏休み期間に成績を一気に伸ばすためにも、本当にコスパが良い塾を探している方は必見です。
「夏期講習だけ違う塾に行く」←中学生の常識です
夏期講習だけ(いま通っている塾と)違う塾に通っても問題ありません。むしろ、夏休みのタイミングで塾を乗り換えする中学生は予想以上に多いです。
「他の塾からの乗り換え」「塾の併用」「夏期講習の期間だけ塾に通う(8月末で辞める)」はすべてOKです
夏期講習は1年で最もお得に入会できるベストタイミングです。超お得なキャンペーンをうまく活用すれば、夏期講習費用を節約できるかもしれません。
新しい環境で夏期講習を受講する3つのメリットを解説します。
メリット①:クオリティの高い授業を受けられる
塾の中には、「夏期講習でも今までと同じ内容をやる塾」もあれば、「夏期講習にかなり注力している塾」もあります。当然ながら、「夏期講習にかなり注力している塾」のほうが授業のクオリティ(成績アップしやすさ)が優秀です。
せっかく安くない授業料を払って授業を受けるからには、「成績アップにつながる授業」を受けたいですよね。あなたが今通っている塾よりも、「さらにクオリティが高い授業」を希望するなら、夏期講習だけでも違う塾に通うべきでしょう。
メリット②:あなたにとって「ベストな塾」が見つかる
いま通っている学習塾よりも、「あなたに最適な塾」が他にあるかもしれません。もし現在の塾に対する不満が1ミリもなければ、いまの塾で夏期講習を受けても良いでしょう。一方で、「もう少しフォローしてほしい」「もっと指導経験豊富な先生がいい」などの希望があるのなら、夏期講習を別の塾で受けるべきです。
二学期に入る前に、「いまの塾」or「夏期講習に通った塾」のどちらがあなたに最適な塾かを判断しましょう。
メリット③:お得なキャンペーンを活用して、授業料を節約できる
「既存の生徒」よりも「新規の生徒」のほうがお得なのをご存知でしょうか。
「新規入塾者限定で夏期講習費用を割引!」などのキャンペーンを各社を実施しています。「新規の生徒」が格安で夏期講習を受講できる理由は「夏休み前が入会者を増やすチャンス」だからです。赤字覚悟で授業料を安くして、たくさんの生徒を獲得したい、というのが塾側の思惑でしょう。
授業料をできるだけ抑えたいなら、他の塾で夏期講習を受けるべきです。講習費用を節約しつつ、お得に入会しましょう。
これだけは注意!
夏期講習を違う塾で受けるなら、「個別指導塾」がおすすめです。集団指導塾より個別指導塾のほうが、夏期講習の目的である「課題克服」&「偏差値アップ」を達成しやすいから。集団授業だと「勉強した気にはなるけど、実は理解できていない」ケースばかりなので、あまりおすすめできません。もちろん集団授業のメリットもありますが…。
夏期講習の料金相場
夏期講習のトータル費用の目安をご紹介します。講習費用は塾/コース/地域/学年/授業人数によって大きく異なります。
中学1・2年生の平均費用
- 集団指導塾:3〜6万円
- 個別指導塾:6〜8万円
中1・中2が夏期講習にやるべきことは、「勉強習慣を身につける」「苦手を作らない/基礎固め」です。集団授業だと学校の授業のように「授業を受けただけで満足」してしまうリスクが考えられます。週1〜2コマ程度で良いので、個別指導塾に通いましょう。
中学3年生の平均費用
- 集団指導塾:8〜10万円
- 個別指導塾:10〜18万円
受験生の講習費用は、塾によって雲泥の差があります。「授業料が高い」=「成績が上がる」とは限らない点に気をつけてください。
講習費用をできるだけ抑えたい方は、【お金がない】夏期講習を節約して受講するコツ3選をご覧ください。キャンペーン情報をまとめています。
夏期講習の平均コマ数はどれくらい?
夏期講習の平均コマ数(授業数)は、20〜30コマです。
平均コマ数(目安)
- 集団授業:1日2コマ×週3日×5週間=30コマ
- 個別指導:1日2コマ×週2日×5週間=20コマ
「平均」=「あなたにとってベストなコマ数」とは限らない点に気をつけましょう。コマ数を増やせば増やすほど成績が上がるわけではありません。
夏休み期間で成績を上げるのに最も大切なことは、「塾の授業以外の時間」の過ごし方です。自習時間にどれだけの「質」と「量」をこなせるかが、成績アップのカギを握っています。
塾はあくまでも、自習のフォロー役。「自習でつまずいた問題をていねいに補足説明してもらう」「自習の進め方やスケジュール管理をしてもらう」のが夏期講習の役割です。
そもそも夏期講習に通うべきなの?
「そもそも、うちの子は夏期講習に通うべきなのか?」と疑問をお持ちの親御さんもいらっしゃるでしょう。判断基準を2つご紹介します。
判断基準①:「模試で第一志望校がA判定か?」
志望校がだいたい決まっている受験生の場合、模試で「A判定」なら夏期講習は不要でしょう。よほどサボらなければ、いまの勉強方法で合格できます。
一方で、模試で「B判定以下」なら夏期講習は必要です。B判定は合格ラインとはいえ、夏からが受験シーズン本番のため「間違った勉強方法」or「勉強時間不足」ならアッという間にライバルに逆転される可能性が高いです。
模試を受けたことがない/志望校が決まっていないなら、100%夏期講習を受けましょう。夏期講習を受けることで、「自分もやらなきゃやばい!」と良い感じのプレッシャーをもらえます。
判断基準②:「自宅で1日8時間の勉強ができるか?」
夏期講習を受講することで、必然的に勉強時間が増えます。たくさん勉強すれば成績が上がる、というわけではないものの、偏差値アップに「量」は欠かせません。
もし夏休みに1日8時間も勉強できる時間がないなら、夏期講習を受けて「勉強せざるを得ない環境」に身を置きましょう。自宅だとスマホ・ゲーム・テレビなどの誘惑が多く、どうしてもサボってしまいます。
一般的な中学生がどれくらい勉強しているのかが気になる方は、高校受験の勉強時間まとめ【偏差値50/60/65/70】を参考にしてください。
夏期講習おすすめ5選【キャンペーン内容が神すぎる】
2024年の夏期講習は終了しました。
夏期講習選びで失敗しないためのポイント
夏期講習の塾選びの際は、「最低でも3社を比較する」ことを忘れてはいけません。
「ネットの評判」や「友達からの誘い」を信用して塾を選ぶと、だいたい失敗しちゃいます…。高校入試の直前になって後悔しないためにも、塾選びは慎重に行うべきです。どんなに評判の良い塾だとしても、「あなたのお子さんに最適か?」は別問題ですよね。
塾選びで失敗するケース
- 成功例:3社の体験授業を受ける→冷静に比較
- 失敗例:1社の体験授業を受ける→その場で入会
夏休み以降も継続予定なら、なおさら客観的に比較してください。
- 手順①:夏期講習おすすめ5選をもとに3社に絞る
- 手順②:3社の体験授業を受けて、各社のメリット・デメリットを冷静に比較する
- 手順③:「どの塾が1番頑張れそうか?」を子どもに最終決断してもらう
夏期講習をうまく活用しつつ、志望校合格を手に入れよう
いまの塾にちょっとでも不満・不安を感じる中学生は、夏期講習だけでも違う塾に通うべき、だと解説してきました。
実際に入塾するかどうかは迷っていても、他の塾の「情報収集」だけでもしてみる価値はあります。「隣の芝生は青く見える」だけかもしれないですし、いまの塾よりもワンランク上の授業を受講できるかもしれません。
体験授業や資料請求は完全無料です。入試直前に後悔しなくない方は、情報収集からはじめてみましょう。