- オンライン家庭教師はやりにくい?
- オンライン家庭教師が向かない人は?
- オンライン家庭教師にデメリットはある?
こういった疑問に答えます。
アフターコロナ時代の新常識となりつつあるオンライン家庭教師。自宅でサクッと授業を受けられるだけでなく、親の負担がほぼゼロであることが、学生の子どもを持つ保護者に支持されています。
そんな評判が良いオンライン家庭教師にも、「5つのデメリット」があるのをご存知でしょうか。オンライン授業特有の欠点を知らずに入会すると、後悔するかもしれません。
そこで本記事では、オンライン家庭教師のメリット・デメリットを徹底解説します。
オンライン家庭教師の欠点を理解した上で、入会するかを検討しましょう。
オンライン家庭教師のデメリット5選
オンライン家庭教師の経験者である小学生・中学生・高校生および保護者の口コミをもとに、デメリットや注意点を解説します。
授業料が高め
オンライン家庭教師のデメリット1つ目は、授業料の高さです。
料金相場は1時間あたり約3,000円で、月謝は最低でも1万円程度かかります。
1対1の指導が受けられる反面、スタディサプリなどのオンライン教材や進研ゼミなどの通信教育と比べると割高になります。
自習室を使えない
オンライン家庭教師のデメリット2つ目は、自習室が使えない点です。
自宅で授業を受けるため、多くの学習塾で提供されている自習室を利用できません。
オンライン家庭教師を選ぶ場合は、自宅に集中できる学習環境を整えることが重要です。
パソコンなどの機材が必要
オンライン家庭教師のデメリット3つ目は、機材の準備が必要な点です。
パソコンやタブレット、安定したインターネット環境が必須で、他にもツール機材7選が必要になります。
YouTubeがスムーズに視聴できる程度のネット環境があれば問題ありませんが、準備には少し手間がかかります。
一緒に頑張れる友達がいない
オンライン家庭教師のデメリット4つ目は、共に学ぶ仲間がいない点です。
集団塾のような良きライバルを作ることができません。
1対1の真剣な指導は受けられますが、励まし合える友達がいないのは、デメリットと言えるでしょう。ただし、多くの場合「学校の補助」として活用されるため、大きな問題にはならないかもしれません。
画面越しの授業には向き不向きがある
オンライン家庭教師のデメリット5つ目は、画面越しの授業に向き不向きがある点です。
ビデオ通話が苦手な子もいますし、リモートワークが苦手な大人がいるように、オンライン授業が合わない子もいるでしょう。
ただし、現代の子どもたちはYouTubeやNetflixに慣れているため、多くの場合、違和感なくオンライン家庭教師に対応できると考えられます。
オンライン家庭教師のメリット7選
オンライン家庭教師の経験者である小学生・中学生・高校生および保護者の口コミをもとに、メリットを解説します。
親の負担がほぼゼロ
オンライン家庭教師のメリット1つ目は、親の負担がほとんどないことです。
仕事や家事で忙しい親御さんにとって、塾の送り迎えや家庭教師のお茶出し・掃除が不要なのは大きな魅力です。
授業自体も、親のサポートはほとんど必要ありません。初回の1〜2回は保護者の同席が望ましいですが、3回目以降は小学生でも1人で授業を受けられるようになります。
1対1で指導を受けられる
オンライン家庭教師のメリット2つ目は、1対1の指導が受けられることです。
この価格帯で1対1の授業を受けられるのは、オンライン家庭教師ならではの魅力です。
大手の個別指導塾での1対1授業は月3万円以上、通常の家庭教師でも交通費などで高額になりがちです。
オンライン家庭教師なら、全国の優秀な講師から効率的に授業を受けられます。
セクハラのリスクがない
オンライン家庭教師のメリット3つ目は、セクハラのリスクがないことです。
近年、教育現場でのハラスメント問題が深刻化しています。お子様の安全を第一に考える保護者にとって、物理的な接触のないオンライン家庭教師は安心の選択肢です。
海外・地方住みでもOK
オンライン家庭教師のメリット4つ目は、場所を選ばないことです。
地方在住や海外在住の方でも、質の高い教育を受けられます。たとえば、鹿児島に住んでいても現役東大生から1対1で授業を受けることが可能です。
全国の優秀な講師から選べる
オンライン家庭教師のメリット5つ目は、豊富な講師選択肢です。
「志望校合格」「成績向上」「学習習慣の確立」には、適切な講師選びが最重要です。
通常の塾や家庭教師では選択肢が限られますが、オンライン家庭教師では数万人の中からお子様に最適な講師を選べます。
一部のサービスでは、納得いくまで無料で講師変更も可能です。
不登校・人見知りもすぐ慣れる
オンライン家庭教師のメリット6つ目は、不登校や人見知りの子にも適していることです。
対面式の個別指導に比べ、画面越しの授業では適度な距離感を保てるため、緊張しにくい環境です。
自己表現が苦手な子にとって、オンライン家庭教師は理想的な学習環境と言えるでしょう。
新型コロナウイルスの感染リスクがない
オンライン家庭教師のメリット7つ目は、感染症のリスクがないことです。
非対面のため、コロナウイルスなどの感染症の心配がありません。特に、高齢者と同居している家庭では、この点は大きなメリットとなるでしょう。
オンライン家庭教師のデメリットは、気にしすぎなくて大丈夫!
本音を言うと、オンライン家庭教師の評判は「気にしないでOK」です。むしろ、評判なんて信じないでください。
なぜなら、「口コミを書いた人」と「あなたのお子さん」が担当する講師が100%違うから。学校の授業のように、先生が違えば授業内容もガラッと異なります。1つのオンライン家庭教師会社には、数万人の講師が在籍しています。いくら評判の良いオンライン家庭教師だとしても、講師によって当たり外れがありますよね。
たとえば、「林修先生」のようにロジカル教えてくれる講師もいれば、「オリラジ中田」のようにおしゃべり上手な講師もいれば、「尾木ママ」のように優しい口調の講師もいます。
担当講師によって、子どもの学習効果は大きく変わるため、評判はあまり参考になりません。
オンライン家庭教師は授業がやりにくい?
結論から言うと、「優秀な講師」が担当ならオンライン授業でも効果を期待できます。
なぜなら、講師の約8割はアルバイトの大学生や大学院生であるため、質にばらつきがあります。
熱意を持って指導する講師もいれば、単に時給目的の講師もいます。前者は生徒の成績向上に貢献しますが、後者では効果が期待できません。
もちろん、オンライン授業初心者には「やりにくさ」「使いづらさ」を感じるケースもあるかもしれません。しかし、「ちゃんとした先生」と「ちゃんとした会社(システム)」を選べば、勉強効率はかなり高いです。
あなたと相性ピッタリな講師と出会うコツは「オンライン家庭教師の選び方」で解説しました。
オンライン家庭教師を活用して、コスパよく成績アップを目指そう
オンライン家庭教師は、費用対効果の高い学習方法として人気です。
課題もありますが、メリットの方が圧倒的に多いため、魅力的な選択肢です。初期費用が低く、気軽に始められるため、多くの保護者から支持を得ています。
個別指導塾よりも安価で、全国の講師陣からお子さまに合う先生を選べる点も魅力的。若い講師が多いため、お子さまの学習意欲を高めやすいのも利点です。
オンライン家庭教師が全ての方に適しているわけではありませんが、無料体験授業は、ぜひ一度試してみる価値があります。
お子さまとご一緒に体験し、新しい学習スタイルがお子さまの成績アップにつながるか、確かめてみてはいかがでしょうか。