- 中1中2の総復習におすすめの問題集は?
- 勉強が苦手な子でも続けられる問題集は?
- 問題集を解く上で注意すべきことはあるの?
こういった疑問に答えます。
高校入試に向けて、中1中2の内容を一気に総復習する必要があります。現中1はもちろん、中2・中3生にとっても中1中2の範囲をカバーできていないと受験対策は不十分です。
ただ、総復習用の問題集をやる上にで、「問題集の種類が多すぎて結局どれがいいか分からない…」「今使っている問題集が自分に合っている自信がない…」とお悩みの方もいるでしょう。せっかく勉強を頑張るからには、本当に信頼できる問題集を使いたいですよね。
そこで本記事では、中1中2の総復習に強いと定評の問題集を徹底解説します。
「わかりやすい解説」「勉強嫌いでも飽きさせないイラスト」「中1中2の範囲を完全網羅」をすべて満たす参考書/問題集を探している方は必見です。
中学1、2年の「総復習」におすすめの問題集
中学1〜2年生の範囲を総復習するのにおすすめの問題集をご紹介します。
「わかりやすさ」「人気度」「中学生&保護者からの評価」の観点からおすすめできる問題集は2種類だけです。
- 基礎レベル:「中学ひとつひとつわかりやすく。」
- 標準レベル:「学研ニューコース参考書」
「中学ひとつひとつわかりやすく。」
「超基礎」から一気に総復習したいなら「中学ひとつひとつわかりやすく。」シリーズがおすすめです。中学生から人気のベストセラー。
特徴をサクッとまとめると
- 基礎だけを徹底的に分かりやすく学べる教材
- 左ページが「解説」・右ページが「練習問題」というシンプルな構成
- 可愛いイラストがたくさん使われているので、勉強嫌いな子でも続けやすい
みんなの口コミ・感想
「中学ひとつひとつわかりやすく。」を実際に利用した中学生と保護者の感想をご紹介します。ネガティブな意見はほとんどありません。勉強が得意な子からは「カンタンすぎた」という意見は見つかりました。
英語:「夏休みの復習に使った」
中2の子供が、英語ができないので夏休みの間にもう一度、中1の英語を復習させるために買いました。内容も分かりやすいので、買って良かったです。
英語:「デキる子のノートみたい!」
内容は「できる子の授業中ちゃんと取ったノート」というような感じです。基本をまとめてあるところをいかにちゃんと読んで理解できるかが大事です。我が家の場合、受験に向けて一度大切なポイントをおさらいしたいという理由で娘が読んだときには、ちょっとあやふやだったところがスッキリ理解できたようでした。娘のように、復習という意味合いで使うにはぴったりかと思います。
英語:「すごく苦手だけどわかりやすい」
中3の子供ですが、英語がものすごく苦手で困っていたところ、体験でお世話になった塾長先生から色々有るなかでこれがお勧めですと言われ購入しました。とても解りやすいと思います。
数学:「基礎の定着にはちょうど良い」
中1の息子の学校の復習用に購入。母親である自分も試しに一通りやってみましたが、分かりやすいと感じました。ハイレベルを目指している方には物足りないですが、まず最低限の基礎をしっかり定着させたい方には、まとめ方、ボリュームともにちょうどよいのではと思います。
数学:「授業についていけない子でも大丈夫」
中学1年生向けの数学授業に連動する形式の、解説重視な数学ドリルと言え、書面に直接書き込んで挑む仕様なので、1回限り使い捨ての問題集となります。
併せて、中学で学び始める「数学」初心者向けのテキストと言う事もあり、小学校で学んだ「算数」の復習要素も軽く含まれ、どちらかと言えば「エリートなお子様」向けでは無く、授業に付いて行けず「躓いたお子様」をターゲットにしていると言えそうです。
数学:「快適に復習できた!」
文字と図がやや大きめのサイズで書かれており、開いた時の圧もなく(笑)、快適に復習できました。わかりやすいと思います。
国語:3年間の総復習ができる
中学国語の三年間全てを一冊で見れるので使いやすいです。
国語:成績が上がった!
国語が苦手で「ほしい」と頼まれましたが、成績上がったらしく良かったです。
理科:自主勉強にピッタリだった
重要ポイントのまとめ方、色遣いが良いです。内容はかなり易しめで、本自体も薄く(1cm程度)、この教科が苦手な方にも、取り掛かりやすくなっています。自主勉強や定期考査にピッタリ。(受験対策には不向きかな?)多色刷りなのも見やすくてGOODです。
理科:モチベーションアップに最適
読みやすいので、理科アレルギーがある子には「わかった!」が生まれるので、動機づけにはとても良いテキストですね。
社会:勉強嫌いでも楽しそうな感じ
ざっくり流れを掴むのに良いですが、これをやって定期テストの対策になるかと言われると、厳しい。教科書や学校のドリル等に普通に取り組めたらそっちのほうが効率的。ただ我が家のように勉強嫌い〜な子供が取り組むのに楽しそうな感じで机に向かってくれるきっかけにもなる。難しくない参考書です。
社会:イラストがかわいい!
塾に行ってないので、家庭で少しでも学習できるように購入しました。わかりやすくて1人で勉強できるし、イラストが可愛いです。
こんな子におすすめ
- まずは基礎だけを学びたい子
- 勉強がとにかく苦手/嫌いな子
- 定期テストで30〜40点/偏差値45未満の子
- 中1の内容を覚えておらず、ゼロから総復習したい子
- 実力テストや高校入試に向けて、サクッと総復習したい子
使い方
問題集の使い方は、超かんたんです。
見開きの左ページが「解説」、右ページが「練習問題」になっています。1ページから順番に進めていきましょう。
「学研ニューコース参考書」
「問題演習」をしながら一気に総復習したいなら「学研ニューコース参考書」シリーズがおすすめです。50年以上も選ばれ続けている定番。
ニューコースは「参考書」と「問題集」が1冊ずつ用意されています。
- 「ニューコース参考書」:教科の代わり。中1の授業をちゃんと受けていなくてもこの1冊を理解すれば完璧に。
- 「ニューコース問題集」:問題を解いて得点力アップを狙える。こっちは購入必須。
特徴をサクッとまとめると
- 学校の教科書をよりわかりやすく理解しやすい参考書+問題集
- 基礎から発展まで対応しているので、定期テスト対策/高校入試対策ができる
- レベル別の問題があるので、どこまで理解できているかを確認できる
みんなの口コミ・感想
「ニューコース参考書」と「「ニューコース問題集」を実際に利用した中学生と保護者の感想をご紹介します。「英語」「数学」「国語」にとくに口コミが良いように感じます。「理科」「社会」はボリュームが多くないことに関して賛否が分かれています。
英語:「英文と和訳が載っているから助かる」
掲載されている英文が比較的平易なところが凄くいいと思います。英文と和訳の両方が載っているので、助かります。勉強の仕方も英文と和訳を覚えればいいので、作業が安定しているので黙々と勉強出来るところが、この本のいい所だと思います。
英語:「解説がわかりやすかった」
1学期の中間テストのために購入しました。重要なポイントがわかりやすく書かれていて、問題もひっかけ問題もあって、答えの解説もわかりやすく、購入して良かったと思います。
英語:「定期テスト予想問題◎」
章ごとに「定期テスト予想問題」があるのがいい。ここの章でどういう文法知識を頭に残していく必要があるのかを実際の問題から逆算して基準にすることができるので、十分な勉強ができると思います。
数学:「演習問題したい人におすすめ」
とにかく問題を演習したい人におすすめ
数学:「中1の範囲の全体像をつかめる」
大きなハードルもなく中1の範囲全体像を掴むことができる.優しすぎる面があるかもしれないが、そこは別の問題集でと割り切れる
国語:自習・復習にピッタリ!
中学校国語の内容を必要十分で学べる参考書。同じ出版社の総合的研究は日常学習だと重すぎると思うので、自習や復習で使いたい層にピッタリだと思います。
国語:これ1冊で十分
国語の勉強するのにはとても良い参考書です。国語の知識面はこれで充分でしょう。しかも分かりやすいです。
理科:塾の代わりになっている
娘が塾には行きたくないけど、「参考書が欲しい」と言われ吟味した結果、こちらを購入しました。すごくわかりやすいみたいです。
社会:この1冊でかなりの成績を期待できる
この本は要点がコンパクトにまとまっていて、とても使いやすいです。重要事項を紙に書いて覚えて次に本文を読んで、「あっ!ここ重要だな」と思う箇所を紙に書いて、もう一枚の紙で隠して、その下に覚えたい箇所を書いて、隠して書いて、隠して書いて、を繰り返して頭に叩き込んで、一冊読み込んでいけば、かなりの成績が期待出来ると思います。
こんな子におすすめ
- 学校の授業を完璧に理解したい子
- 定期テストで100点を狙っている子
- 学校の教材やワークが分かりにくい子
- とにかく解説がくわしい問題集を探している子
- 高校入試に向けて、中1の範囲を完璧にしたい子
使い方
以下の手順で進めると、効率的に総復習ができます。
- 手順①:要点を読む
- 手順②:例題を解く
- 手順③:練習問題を解く
- 手順④:定期テスト予想問題を解く
- 手順⑤:①〜④を章ごとに取り組む
中学1、2年の総復習のやり方【解き直しが重要】
問題を解いたら、絶対に解き直しをしてください。最低でも3周は必要です。
答え合わせ&解説をザッと読んで満足するのはNGです。
どんなに優秀な問題集でも、使い方が間違っていると成績アップはできません。
中学1、2年の復習を効率的に進めるためにも、【高校受験】基礎固めのやり方【最短1ヶ月/急に成績が上がる方法】をご覧ください。「解き直しの流れ」を解説しました。