- 中3は冬期講習だけでも受講すべき?
- 中3の冬休みに必要な勉強時間は?
- 冬期講習に行かないと高校受験は不利?
こういった疑問に答えます。
今までは独学を中心に勉強してきたものの、高校入試に向けてラストスパートをかけるためにも冬期講習を検討中の受験生もいるでしょう。通塾せずに志望校を狙えるのが理想とはいえ、「不合格」になってから後悔するのは絶対に避けたいところ。
ただ、安くない講習費用を払ったのに偏差値アップに繋がらなかったら最悪です。
そこで本記事では、「中3は冬期講習だけでも行くべきなのか?」を徹底解説します。
高校入試の合格率を1%でも高めたい中学3年生と保護者は必見です。
中3は冬期講習だけでも行かないとやばい!

高校受験を控えた中学3年生は、冬期講習だけでも受講すべきです。
冬期講習を受講経験のある保護者163名に独自アンケートを実施したところ、全体の83.4%が「中3は冬期講習だけでも塾に行くべき」と回答しました。

冬期講習の期間だけでも塾に通うべき理由は3つあります。
- 理由①:「得点力アップ」に繋がりやすいから
- 理由②:受験生特有のメンタル面の悩みを解消できるから
- 理由③:不合格になった場合、一生後悔するから
それぞれ具体的に解説します。
理由①:「得点力アップ」に繋がりやすいから
冬休み期間は大量の演習問題を解くことで、秋までに積み上げてきた「基礎学力」を「得点に変える力」へと進化させる必要があります。「模試で発覚した苦手科目の克服」「過去問の演習」「予想問題の演習」を解く中で分からない問題を放置しないためにも、塾の冬期講習が必要です。
成績が伸び悩む主な原因は、「分からない問題を放置する」「なんとなく理解したつもりで満足する」ことです。個別指導塾に通うことで、些細なことでも先生に質問できるため、間違えた問題を完璧に理解するまでインプットできます。
さらに、冬期講習に通うことで「勉強せざるを得ない環境」に身を置けるので、ほぼ間違いなく勉強時間が増えます。冬期講習の授業時間はもちろん、塾で出された大量の宿題や課題をこなすために自宅学習の時間も増えますよね。冬期講習を受講することで、集中力に自信がない中学3年生でも「1日8時間」を突破可能です。
冬休みの勉強時間
- 平均勉強時間:6時間
- 目標(偏差値60未満):8時間
- 目標(偏差値60以上):10時間
もちろん、勉強量を増やせば偏差値が上がるとは限りません。しかし、第一志望校に逆転合格するライバルは「圧倒的な量」をこなしている事実もあります。
自宅学習では取りこぼしていた「1点」を確実に積み上げられる点が、冬期講習を受講する最大のメリットです。

理由②:受験生特有のメンタル面の悩みを解消できるから
「もし落ちたら、僕の人生どうなっちゃうんだろう…」「もう入試まで1ヶ月もない…。時間が足りない、どうしよう…」「今の勉強法って本当に効率的なのかな…」
冬休みに突入すると、こういった悩みを抱えて心身ともに体調を崩す受験生も少なくありません。特に自宅でこもっていると、親からのプレッシャーもあり、ストレスが溜まります。
「同じ悩みを抱える友達」や「気軽に相談できる先生」が塾にはたくさんいるため、メンタル面の不安を最小限にできます。
思春期の中学3年生にとって、切磋琢磨できるライバルがいる環境は非常に重要です。ただし、意識が低い友達が多い塾に行くと逆効果になりかねないので、冬期講習だけでもOK!中3におすすめの塾を参考に、3社の体験授業や教室見学に行き、「教室の雰囲気はどうか?」「集中しやすい環境なのか?」をご自身の目で厳しくチェックしてください。
理由③:不合格になった場合、一生後悔するから
独学で第一志望校に合格できれば最高ではあるものの、高校入試は「1点が合否を決める厳しい戦い」です。
もし不合格になって、行きたくない高校に進学せざるを得なくなったら、冬期講習を受講しなかった選択をずっと引きずってしまうかもしれません。高校生活の3年間を後悔なく過ごすためにも、今できる最大限の努力をしておくことが大切です。
「冬期講習費用の数万円を節約する」ことと「志望校合格率を1%でも高めるために冬期講習に通う」ことを天秤にかけて判断してください。もちろん、冬期講習を受講したからといって志望校に合格できる保証はありません。
冬期講習は、結果だけでなく「やりきった」という自信を得るための大切な時間でもあります。
中3の冬期講習費用の目安はいくら?

中3の冬期講習費用の目安は、8万円ほどです。ただし、授業スタイルや受講回数などによって大きく異なります。
悪質な塾からぼったくられないために、以下の料金相場をチェックしてください。
| トータル費用 | 1コマあたりの授業料 | |
|---|---|---|
| 集団指導塾 | 4~7万円 | 3,000円~5,000円 |
| 個別指導塾 | 8~10万円 | 3,000円~5,000円 |
| オンライン塾 | 4~8万円 | 3,500円~6,000円 |
| 家庭教師 | 5~10万円 | 4,000円~7,000円 |
※冬期講習費用は塾/コース/地域/学年によって大きく異なります
授業料以外に、以下の費用がかかる場合もあります。
- 入会金(入塾金):1〜3万円
- 教材費:1万円程度(教材を買わなければ無料)
- 教室維持費/その他:1万円弱
「中3でも利用できるキャンペーン」は多くはありませんが、コスパが良いと評判の冬期講習を次の章でリストアップしています。

冬期講習だけでもOK!中3におすすめの塾

2024年-2025年の冬期講習は終了しました。
中3なのに冬期講習に行かないデメリットとは?

受験生が冬期講習を受けないデメリットは3つあります。
- 独学だと「最後のひと頑張り」が怠けてしまう
- 独学だと「孤独感」や「ライバルとの差」に悩まされる
- 塾でハードに学ぶことで、合否に関わらず後悔しにくい
「冬休みなのに勉強してない…」と冬期講習を受講しなかったことを後悔する中学3年生が続出しています。
「志望校の合格率をちょっとでも高めたい」なら、冬期講習は必須と言えます。「高校受験しない子」「第一志望校がA判定」は独学で問題ありません。

中3の冬期講習費用が高いと感じる方へ

中3の冬期講習費用が高いと感じる方には、オンライン塾がおすすめです。
「一般的な通塾型」よりも「オンライン塾」のほうが、授業料が安い傾向にあります。オンライン授業は高い家賃を払って教室を用意する必要はないので、その分授業料を値下げできるというシンプルな仕組みです。
ただし、オンライン塾には向き不向きがあります。オンライン塾でも成績アップを見込める中学生の特徴は、以下の通りです。
- 自宅近くの優良な塾がない
- オンライン授業に抵抗がない
- 塾への移動時間を節約したい
- 部活が忙しくて、通塾する時間がない
- 優秀な先生からマンツーマンで指導を受けたい
オンライン授業が初めての場合は、無料体験授業を受けたうえで、「本当に成績アップできそうか?」をご自身の目で判断してください。
「高校受験対策に定評がある」かつ「授業料が非常に安い」を満たすオンライン塾なら、「そら塾」と「トライのオンライン個別指導塾」がおすすめです。他の学習塾では、中学3年生の募集を終了しているケースが多いです。
中3は冬期講習だけでも受講しよう

高校受験を受ける中学3年生は、冬期講習のみでも受講すべきと解説してきました。
「冬休みの過ごし方」が”合否”に直結するため、週1コマ程度でいいので通塾したほうが良いでしょう。
合否を決める「1点」を取れるかどうかは、冬休みの頑張り次第。自宅で1人で勉強すると、どんなに努力家でも「妥協」しちゃいがち。「冬休みに勉強してない…」と後悔してからでは手遅れです。
冬期講習を受けて「やらざるを得ない状況」に追い込むことが、逆転合格への最短ルートです。事実、今回アンケートに答えてくれた保護者の83.4%が「中3は冬期講習に行くべき」と回答しています。
後悔しない選択のために、まずは一歩踏み出してみましょう。











