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集中して勉強できる場所ランキングTOP5【中学生/高校生】

家で勉強できないのは甘え?中学生&高校生は「自習室」を使うべし
  • 家で勉強できないのは甘え?
  • 家で勉強できなくても自習室なら大丈夫?
  • 中学生と高校生が勉強に集中する方法は?

こういった疑問に答えます。

定期テスト対策や受験に向けて自宅学習の必要性を感じているものの、「家だと勉強できない」のは致命的です。学校以外で勉強習慣がないと、授業に遅れるだけではなく、入試でも苦労してしまいます。

「今日は勉強をがんばるぞ!」と気合いが入っている日ですら、集中力がすぐに切れたり、三日坊主になってしまいます。勉強時間が足りないことが原因で「不合格」になることだけは避けたいところ。「家でもっと勉強できていれば…」と絶対に後悔したくないですよね。

そこで本記事では、中学生と高校生が勉強に集中する方法を徹底解説します。

自宅だと集中力が長続きしない中高生と保護者は必見です。

集中して勉強できる場所ランキングTOP5【中学生/高校生】

集中して勉強できる場所ランキングTOP5【中学生/高校生】

保護者246名に独自でアンケート調査を実施したところ、「最も集中できる勉強場所」として、全体の約6割が「塾の自習室」と回答し、他の選択肢を圧倒する結果となりました。

  • 第1位:塾の自習室
  • 第2位:自宅
  • 第3位:図書館
  • 第4位:学校の自習室
  • 第5位:カフェ・飲食店

この傾向は中学生・高校生ともに共通しており、どちらの世代においても「塾の自習室」が最高の学習スペースとして認識されていることが、今回の調査で明確に示されました。

集中して勉強できる場所ランキングTOP5【中学生】
集中して勉強できる場所ランキングTOP5【中学生】
集中して勉強できる場所ランキングTOP5【高校生】
集中して勉強できる場所ランキングTOP5【高校生】

塾の自習室が圧倒的に支持されている背景には、「スマホなどの誘惑がない」「周りの生徒から刺激をもらえる」といった、自宅にはない環境の力が大きく影響しているようです。実際に、保護者からは以下のような具体的な声が寄せられました。

「塾の自習室だと集中できる」という保護者の声

子どもは塾の自習室だと席間が広く私語がほぼなく、スタッフが見回るので集中が途切れにくいですし、先生が近くにいて解けない問題をその場で質問できるのも大きな利点だと思います。
塾の自習室は、静かで他の生徒も真剣に勉強しているので、息子がすごく集中できるみたいでした。家だとスマホやテレビの誘惑があるけど、自習室だと机と参考書だけで、気が散るものがなくて勉強に没頭できたようです。
1人ずつブースで区切られていて、照明とストップウォッチがついているだけで周りに余計な物がなく、勉強するしかない空間なので。自習しに来ている生徒さんが多く、先生からも様子が見えるようになっているので私語もしにくく集中しやすいそうです。
静かで勉強するための空気が出来ていて、周りもみんな真剣に取り組んでいるので、自然と集中出来るようです。家だとスマホやテレビ、兄弟の声等、誘惑が多くて、どうしても気が散ってしまうみたいです。塾では勉強するしかない環境なので、本人もスイッチが入りやすいようでした。
<アンケート調査概要>
調査対象:塾の自習室を利用した経験のある子の保護者246名(中学生の保護者106名、高校生の保護者140名)
調査時期:2025年10月
調査機関:自社調査
調査方法:インターネットを使用した任意回答
調査レポート名:「塾の自習室」についての調査

勉強に集中する方法は「勉強場所」が9割【甘えではない】

勉強に集中する方法は「勉強場所」が9割【甘えではない】

家で勉強できないのは「甘え」ではなく、「環境」が最大の原因です。勉強に集中できるかどうかは、「勉強場所」という物理的な環境で決まります。

なぜなら、人間の意志の力は非常に弱く、スマホやゲームといった誘惑が溢れる環境では、集中力を維持するために絶えずエネルギーを消費してしまうからです。本当に集中したいなら、気合で誘惑と戦うのではなく、そもそも誘惑が存在しない環境に身を置くことが最も効率的です。

例えば、自宅の机では、すぐ手が届く場所にスマホや漫画があり、家族の生活音も聞こえてきます。誘惑や生活音に溢れた自宅では、どんなに強い意志があっても集中が途切れてしまうのは当然です。一方で、塾の自習室のように、周りも静かに勉強し、スマホの使用も制限されている環境では、意志の力に頼らなくても自然と「勉強モード」に入ることができます。前述の調査データからも、勉強に最も集中できる場所として、約6割が「塾の自習室」と回答しています。

もちろん、最高の学習環境を整えたとしても、本人の意思やモチベーションが低ければ成績アップを望めません。しかし、どんなに学習意欲が高くても、騒がしかったり、誘惑が多い環境では効率が悪くなってしまうのも事実です。

あなたが集中しやすい勉強場所を見つけることが、本格的な勉強を始める第一歩です。

高野智弘
本当の意味で賢い子は、「メンタルや感情」のせいには絶対しません。「勉強せざるを得ない環境」「勉強したくなる環境」をどうやったら作れるのかを考えています。
「自習室」が人気な塾3選

家で勉強に集中できないときの解決策3選

家で勉強に集中できないときの解決策3選

中学生と高校生に向けて、家で勉強できないときの具体的な解決策をご紹介します。

「自習室」「カフェ」等の勉強スペースを使い分ける

あなたの自宅が「集中しにくい環境」なら、自宅以外にも勉強スペースを確保すべきです。

最低でも2つ以上の勉強スペースを持つことをおすすめします。

なぜなら、集中力が切れたときに場所を移動することで「気分転換」になるからです。自宅で勉強して飽きた/集中力が切れたら、「カフェ」「塾の自習室」「図書館」などに移動するイメージです。

たとえば

1時間勉強@自宅
 ↓
移動
 ↓
1時間勉強@塾の自習室
 ↓
移動
 ↓
1時間勉強@図書館

わざわざ移動時間を作ることで、「気分転換」になるだけでなく、「眠気がスッキリ」する効果も期待できます。ずーっと座りっぱなしだとどうしても眠くなっちゃいますよね。

塾の自習室は「やらざるを得ない雰囲気」なのでめちゃくちゃおすすめです。

高野智弘
そもそも「自宅」で勉強できなくても大丈夫です。「自宅以外の場所なら勉強できる」状態を作り出せばいいだけです。あなたにとって最高の勉強スペースを見つけましょう。

「既存の習慣」とセット→スキマ時間を活用する

「自宅での勉強が苦手」なだけでなく、「そもそも勉強習慣がない」なら、既存の習慣とセットにする裏技を試してはいかがでしょうか。

あなたが自然に毎日行っている行動(習慣)に「勉強」をセットにする考え方です。(イケてるビジネスマンや超優秀な学生が実践している手法!)

たとえば

Before:「電車に乗る」
After: 「電車に乗る」+「英単語帳を開く」

Before:「歯磨き」
After: 「歯磨き」+「1ページだけ問題集を解く」

このように既存の習慣と勉強をセットにすることで、勉強するのが当たり前の状況を作り出せます。最初の1週間はちょっと大変ですが、2週間ほど継続できれば、勉強時間を大幅に確保できるでしょう。

塾で「宿題」を大量に出してもらう

勉強時間を増やす最も確実な方法は、「宿題」をたくさん出してもらうことです。

人間は「緊急」かつ「重要」なものを優先的に進める傾向があります。「7つの習慣」という世界的に有名な著書でも紹介されている時間管理法です。

「いつまでにやらないといけない」かつ「サボるわけにはいかない」状態を作ると、自習が苦手な子でも勉強するようになります。多くの子は塾で出された宿題くらいはやりますよね。

高野智弘
週1だけでいいので個別指導塾に通い、わからない問題をていねいに解説してもらうのが効率が良い勉強法です。

たとえば

宿題をたくさん出してもらう@個別指導塾
 ↓
宿題を大量にやる@自宅など
 ↓
ていねいに解説してもらう@個別指導塾

上記のループなら、たくさんの勉強時間を確保しつつ、わからない問題を着実に理解でき、結果的に成績アップにつながります。

勉強に集中しやすい環境の「5つの条件」

勉強に集中しやすい環境の「5つの条件」

集中力が劇的に高まる環境には、5つの条件があります。勉強が長続きしない方は、ぜひ取り入れてください。

高野智弘
最も集中しやすい環境は、塾の自習室です。すべての条件に該当しています。

条件①:快適な室温と湿度

「室温」「湿度」は集中力に大きな影響があることが研究で証明されています。

文部科学省によると、以下の最適な状況だそうです。

  • 室温:17℃〜28℃
  • 湿度:30%〜80%

エアコンや空気の入れ替えによって、快適な空間を維持してください。

条件②:机とイスの高さが快適

机やイスの高さが合っていないと、集中力が低下するだけでなく、猫背などの姿勢が悪くなってしまいます。座り心地が悪いイスだと体への負担も大きいため、長時間の勉強には向きません。

ご自宅の机やイスが「勉強に適したものか?」を今一度確かめましょう。

条件③:近くに邪魔をする「人」がいない

「人が横切る」「親や兄弟が話しかけてくる」「隣の部屋からしゃべり声やテレビの音が聞こえる」など、他人に邪魔されない環境を整えましょう。

「自宅」だと集中できないと言われている一因が、家族に邪魔される可能性があることです。悪意がなかったとしても、「ちょっとした音・動き」によって気が散ってしまいます。リビング・自室ともにおすすめしません。

塾の自習室のように、パーテーションで区切られている空間(目の前に何もない空間)が理想です。

条件④:机の上には勉強で使うものだけを置く

勉強中は「今すぐ使う教材だけ」を置いてください。

「スマホ」「ゲーム」などの誘惑を隠すのは当たり前として、「別教科の教科書/ノート」なども片付けましょう。

勉強に関係ないものが視線にあると、ついつい脱線してしまいます。こういった小さな環境づくりの積み重ねが、集中力アップにつながるのです。

条件⑤:「雑音ゼロ」or「耳栓」or「音楽を聞く」

集中力を高めるために最も重要なのが、「音」です。音と集中力には大きな関係性があることが知られています。

ただ、「無音が正義」とは限りません。「環境音」「音楽」「作業用BGM」があるほうが集中できる場合もあると、さまざまな研究で証明されています。

「完全に無音がいいかも!」「この音楽を聴くほうがいいかも!」と、あなたにとってベストな音を見つけてください。

高野智弘
AirPods Proの「ノイズキャンセリング」を使いながら、「勉強用BGM」を聞くのが、私にとってベストです。ちょっと騒がしいカフェでも気が散ることがほとんどありません。

中学生と高校生は「塾の自習室」で勉強を始めよう

中学生と高校生は「塾の自習室」で勉強を始めよう

勉強の質と量を最大化するには、「あなたに最適な勉強場所」を探すべきだと解説してきました。

保護者246名の意見をまとめると、「塾の自習室」が集中力アップに直結する可能性が極めて高いと言えます。

塾の授業を週1回ほど受けながら、授業がない日でも自習室を使うのが、最もコスパの良い方法です。

»「自習室」目当てで塾はOK?

ABOUT US
高野 智弘株式会社SUNCORE 代表取締役
埼玉県立和光国際高校→法政大学→東証プライム上場企業など数社→Webマーケティング会社を起業し、現在は教育分野の情報発信やマーケティング支援も行う。中学時代は内申点42/45点の好成績で、男子生徒の実質倍率15倍ほどの第一志望校に合格。明光義塾・関塾・大学受験ナビオ・増田塾などの通塾経験あり。マーケティングに関するセミナー講師を務め、累計参加者が400名を突破。経営者およびマーケター視点で、ロジカルな勉強法を発信しています。ABEMA Prime出演。プロフィール詳細はこちら