高校生に人気の勉強系YouTuberおすすめ７選【大学受験】

こういった疑問に答えます。

高校生の学習内容は中学時代とは比較にならないほど難しく、分量も膨大です。そのため、ただ漫然と動画を見るだけでは成績は伸びません。必要なのは、自分の志望校レベルに合った「専門性の高い講義」と、合格までの最短ルートを描く「戦略」です。

そこで本記事では、2025年最新のデータに基づき、偏差値を確実に上げる「高校生におすすめの勉強系YouTuber7選」を厳選しました。東大・医学部合格者の思考プロセスを学べるチャンネルから、苦手な古文や物理を救済してくれる特化型まで、大学受験の強力な武器になるチャンネルを紹介します。

予備校代わりになる「最強のデジタル講師」を見つけ、志望校合格へのチケットを掴み取りましょう。

高校生におすすめの勉強系YouTuber７選

大学受験対策、日々の定期テスト対策に役立つ、高校生から圧倒的な支持を集める7つのチャンネルをご紹介します。

Stardy -河野玄斗の神授業

「Stardy -河野玄斗の神授業」とは、東大医学部在学中に司法試験に一発合格した「勉強の神」河野玄斗による、超・効率的学習チャンネルです。

数学の難問を鮮やかに解く解説動画はもちろん、「10時間勉強ライブ」など、視聴者と一緒に机に向かうコンテンツが受験生のモチベーション維持に役立っています。単なる知識の詰め込みではなく、「天才がどう頭を使っているか」という思考のプロセスそのものを学べる点が最大の魅力です。

予備校のノリで学ぶ「大学の数学・物理」

「予備校のノリで学ぶ『大学の数学・物理』」（通称：ヨビノリ）とは、理系高校生にとってのバイブル的存在であり、物理や数学の「本質」を突き詰めるチャンネルです。

「微分積分」や「力学」など、高校生がつまずきやすい抽象的な概念を、たくみ先生が黒板と軽快なトークで驚くほど分かりやすく解説します。公式を丸暗記するのではなく、「なぜそうなるのか」という背景から理解できるため、理系科目のアレルギーを克服し、応用力を身につけるのに最適です。

PASSLABO

「PASSLABO in 東大医学部発「朝10分」の受験勉強cafe」とは、東大医学部出身の宇佐見天彗（すばる）氏が代表を務める、難関大志望者向けの演習チャンネルです。

入試で差がつく「良問」を厳選し、1つの問題から複数のアプローチや周辺知識を深掘りする解説が特徴です。毎朝の通学時間などに1本見るだけで、数学や英語の「入試基礎力」から「応用力」までを効率よく鍛えることができます。医学部や難関国公立を目指す生徒から絶大な信頼を得ています。

超わかる！授業動画

「超わかる！授業動画」とは、「数分で要点が分かる」をコンセプトに、無駄を極限まで削ぎ落としたハイテンポな授業チャンネルです。

数学・英語・化学・生物などの重要単元を、1本2〜5分程度で網羅的に解説しています。学校の授業の予習復習はもちろん、テスト直前の「ここだけ確認したい！」というニーズに完璧に応えてくれます。難関大合格者も多数輩出しており、短時間で成果を出したい忙しい高校生の救世主です。

武田塾チャンネル

「武田塾チャンネル｜参考書のやり方・大学受験情報」とは、「日本初！授業をしない」で有名な武田塾が運営する、大学受験の「戦略」に特化したチャンネルです。

具体的な教科の解説ではなく、「早慶に合格するにはどの参考書を、どの順番でやるべきか」という「参考書ルート」の情報量が圧倒的です。塾に通わず独学で大学受験に挑む生徒にとって、年間の学習スケジュールや教材選びの指針となる、なくてはならない情報源です。

Morite2 English Channel

「Morite2 English Channel」とは、TOEIC満点100回以上を取得している英語のスペシャリスト・森田鉄也先生による英語特化型チャンネルです。

慶應大学卒、元東進・河合塾講師という経歴に裏打ちされた授業は、文法、単語、長文読解、リスニングまで全方位をカバーしています。特に「語源で覚える英単語」などの本質的な解説や、大学別の入試傾向対策は、受験生にとって情報の宝庫です。

マナビズムチャンネル

「マナビズムチャンネル 大学受験勉強法&参考書ルートや使用法」とは、難関私大（関関同立・MARCH・早慶）合格に特化した、戦略的受験指導チャンネルです。

代表の八澤龍之介先生による情熱的な指導が特徴で、特に「古文」の解説動画は、苦手な生徒でも即座に点数に結びつくと評判です。具体的な勉強法だけでなく、だらけがちな受験生に喝を入れるモチベーション動画も充実しており、私大志望者にとっての精神安定剤のような存在です。

勉強系YouTuberを活用した学習の注意点

YouTubeは「最強の参考書」になり得ますが、使い方を誤れば「時間を浪費する娯楽」になってしまいます。

特に高校生は学習範囲が広いため、非効率な視聴は致命的です。ここでは、動画を見ても成績が上がらない高校生の3つの特徴と、その解決策を解説します。

勉強系YouTuberに盲信しすぎる

「この勉強法なら絶対受かる」「最強の参考書はこれ」といったYouTuberの言葉を、すべて鵜呑みにするのは危険です。

発信されている情報は、あくまで「その人の成功体験」や「一般的な傾向」に過ぎません。現在のあなたの学力、志望校の傾向、得意不得意に合致するかどうかは別問題です。また、動画には視聴回数を稼ぐための「過激な表現」や、自社の塾へ誘導するための「ポジショントーク」が含まれる場合もあります。

情報を遮断する必要はありませんが、「今の自分にとって本当に必要なのか？」を常に冷静に判断するリテラシーを持って視聴しましょう。

「解説を見るだけ」で問題を解いた気になっている

最も多い失敗は、動画の解説を見て「分かった気」になり、自分で手を動かさないことです。予備校講師の鮮やかな解説を見ると、難問も簡単に思えてきます。しかし、それは講師の思考回路をなぞっただけで、自分の実力ではありません。動画を見終えた直後に、真っ白な紙に自力で再現できるか試してください。

「インプット/視聴」と「アウトプット/演習」の比率は、3：7が理想です。動画はあくまで理解のきっかけであり、点数を取るのはあなたの「手」であることを忘れてはいけません。

自分のレベルに合わない「難関大向け動画」ばかり見ている

YouTubeには「東大入試の超難問」や「医学部の裏技」といった、興味を引くタイトルの動画が溢れています。
学習意欲が高い生徒ほど、基礎が固まっていない段階でこうしたハイレベルな動画を見てしまいがちです。しかし、基礎知識がない状態で難問の解説を聞いても、時間の無駄です。

まずは「教科書レベル」や「基礎固め」の動画（例：超わかる！授業動画など）で足元を固めてください。志望校が難関大であっても、まずは基礎を完璧にすることが最短の合格ルートです。自分の現状学力を客観的に見極め、適切なレベルの動画を選びましょう。