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総合型選抜は塾に行くべきか?いつから?【おすすめランキング5選】

総合型選抜は塾に行くべきか?
  • 総合型選抜塾はいつから通うべき?
  • 総合型選抜塾の費用相場はどれくらい?
  • そもそも総合型選抜対策に塾は必要なの?

こういった疑問に答えます。

大学の入り方は、大きく3つに分かれます。学力試験で決まる「一般選抜」、高校の成績と推薦で受ける「学校推薦型選抜(指定校推薦もこの一種)」、そして意欲や活動も含めて評価する「総合型選抜」です。この記事は、3つ目の総合型選抜の話です。

総合型選抜とは、一般選抜のような学力一発勝負ではなく、志望理由書・小論文・面接などで、意欲や人物像も含めて多面的に評価する入試です。ただし「学力はいらない」は誤解で、大学によっては共通テストや口頭試問も課されます。

対策の中身が定期テストとまったく違うため、「塾に行くべきか」「独学でいけるのか」で迷う家庭は多いはずです。

そこで本記事では、塾に行くべきかの判断基準と、費用・選び方を徹底解説します。

高校1年生から総合型選抜を視野に入れたい方、お金と時間をムダにしたくない方は必見です。

総合型選抜は塾に行くべきか?

総合型選抜は塾に行くべきか?

結論から言うと、「客観的に添削してくれる第三者」を用意できるかどうかで、塾の要否が決まります。

総合型選抜は、定期テストと違って「対策の正解」が見えにくい入試です。志望理由書も面接も、自分の弱点は自分では気づけません。添削役を学校の先生や身近な大人で確保できるなら、塾は不要です。確保できないなら、塾がその役割を担います。

第三者の添削で何が変わるのかは、志望理由書の例がわかりやすいでしょう。

独学だと、「貴学の国際的な環境に魅力を感じ、入学を志望します」のような、誰でも書ける抽象的な文になりがちです。第三者の添削が入ると、「高2で参加した外国人児童の学習支援で感じた課題を、△△学部の□□プログラムで研究したい」のように、自分の体験と大学の学びが一本の線でつながります。書類選考の明暗を分けるのは、たった数行の差です。

書類・面接のレベルは、年々上がっています。文部科学省の令和7年度のデータでは、私立大学の入学者のうち、総合型選抜がおよそ2割(約11万7千人)を占めます。学校推薦型選抜と合わせた「年内入試」なら、およそ6割です。もう特別なルートではなく、多くのライバルが本気で対策してくる入試だと言えます。

次のチェックシートで、2つ以上当てはまるなら、「第三者」を確保できていない状態です。塾を検討する価値があります。

  • 志望理由を、自分の言葉で言語化できない
  • 小論文を、独学では採点も改善もできない
  • 添削してくれる大人が、身近にいない
  • 志望校の「求める人物像」を、自分で調べ切る自信がない
  • 複数校の出願締切を、1人で管理し切る自信がない

総合型選抜塾に行く必要がない人とは?

総合型選抜塾に行く必要がない人とは?

次の3タイプに当てはまるなら、塾なしでも十分に戦えます。塾ありきで考える必要はありません。

  • 学校に手厚い指導体制がある(進路指導部や国語科が添削してくれる)
  • すでに実績があり、自分で言語化もできる(探究で受賞歴があり、文章が得意)
  • 総合型は「挑戦枠」で、本命は一般選抜

この判断に関わってくるのが、評定平均です。評定平均とは、高校の各教科の成績(5段階)を平均した数値で、高1の1学期から積み上がり、あとから取り返せません。

たとえば、指定校推薦が狙える評定の子は、総合型塾に通うより、まず今の評定を守るほうが優先度は高いでしょう。

3つ目に当てはまる場合でも、出願書類だけ単発の添削を頼む手はあります。塾の使い方は、0か100かではありません。

高野智弘
ぼくがお伝えしたいのは、「塾に行けば受かる」ではありません。お子さんに合った第三者を、どう用意するか。学校で足りるならそれが一番ですし、足りないなら塾を頼る、という順番で考えてくださいね。

総合型選抜塾でできること

総合型選抜塾でできること

総合型選抜の評価対象は、「書類・小論文・面接・実績・志望校との相性」の5つです。塾のサポートも、この5つに対応します。

出願書類(志望理由書)の作成・添削

合否の入口であり、最も重要なのが出願書類です。塾では、担当者との壁打ちで自分の体験を深掘りし、志望理由を言葉にしていきます。添削は一度きりではなく、何往復もして完成度を上げます。往復の回数が、書類の質を決めます。

小論文の対策

小論文は、独学が最も難しい科目です。なぜなら、自分では「書けたつもり」の答案を、客観的に採点できないからです。

塾では、序論・本論・結論の型を身につけ、志望学部の傾向に合わせて演習します。学部によって、求められる小論文はまったく違います。看護系なら、医療倫理を問うテーマが多く出ます。経済・経営系で主流なのは、時事そのものより「グラフや統計を読み取り、なぜこの数字になるのかと、どう解決するかを論じる資料読解型」です。たとえば、所得格差や社会保障費のデータを渡され、背景と対策を書かせる形が典型です。

面接・プレゼン対策

面接は、模擬面接で想定問答を重ねて仕上げます。総合型でよく問われるのが、「その研究は、本学でなくてもできるのでは?」という質問です。塾では、切り返しの練習を事前に重ねられます。自分の受け答えを録画で見返すと、話し方の癖が一目でわかります。

志望校選びと出願戦略

塾は、志望校選びと出願の段取りも一緒に組み立てます。ここで欠かせないのが、「アドミッションポリシー」の理解です。大学が公表する、求める人物像のことです。同じ学部名でも、大学によって求める人物は違います。

出願前に必ず確認したいのが、次の2点です。共通テストの点数を合否に使う「併用型」なら、書類や面接に加えて共通テスト対策も必要になります。教科指導までできる塾かを確かめましょう。点数を使わない「非併用型」なら、書類・面接に特化した塾で十分です。

もう1点は、専願か併願かです。多くの総合型選抜は「専願(合格したら必ず入学する約束で、他大学を受けられない)」です。他の大学も受けたいなら、併願できるかを出願前に必ず確認してください。

活動実績づくりのサポート

高1・高2から通えば、実績を今から作る段階から伴走してもらえます。ポイントは、志望学部から逆算することです。

大学が求める人物像に直結する実績を選べば、書類も面接も一気に説得力が増します。国際系なら英検や模擬国連、医療・看護系なら病院や福祉施設でのボランティア、理工系なら科学コンテストや自由研究、経済・経営系なら地域の商店街調査やビジネスコンテスト、といった具合です。

総合型選抜塾はいつから通うべき?

総合型選抜塾はいつから通うべき?

通い始めのボリュームゾーンは、高2の秋から高3の春です。ただし、最も有利なのは高1から動くことだと考えてください。

理由は、逆算するとわかります。総合型選抜の出願は「高3の9月1日以降」、合格発表は「11月1日以降」と定められています。書類の完成は高3の夏が締切で、小論文や面接の練習まで含めると、最低でも6ヶ月から1年前のスタートが必要です。

ここで、高1が特に意識したいのが評定平均です。「総合型は評定に関係ない」という思い込みには落とし穴があります。評定を出願資格に課す大学と、課さない大学(慶應SFC・筑波大など)が併存しているからです。

志望校がまだ固まっていない高1・高2は、評定を課す大学にも出願できる余地を残すため、評定を確保しておくのが安全です。評定は高1の1学期から積み上がります。今の定期テストを捨てると、2年後の志望校の選択肢を先に狭めることになりかねません。

  • 高1:実績づくり(部活・探究・資格)と評定の確保
  • 高2:志望校の決定と、実績の深掘り
  • 高3春〜:書類・小論文・面接の仕上げ

たとえば、高3の6月に入塾しても、活動実績が白紙だと書くネタがなく、書類づくりで苦戦します。実績は、あとから借りられません。早く動くほど、選べる志望校は広がります。

高野智弘
「まだ高1だから早い」ではなく、「高1だからこそ間に合う」と考えてほしいです。評定も実績も、コツコツ積み上げるものなので、早く始めた子ほど当日にあわてずに済みますよ。

総合型選抜塾の費用相場はいくら?

総合型選抜塾の費用相場はいくら?

総合型選抜塾の費用は、指導タイプによって大きく変わります。おおまかな内訳は、「入会金+月謝+直前期の書類・面接対策の追加費用」です。

一般選抜向けの予備校と違い、総合型の塾は短期集中型が多いため、月額だけでなく「対策期間×月額」の総額で比較するのが確実です。

実額の一例を挙げると、総合型選抜の専門塾「Loohcs志塾」では、高3・既卒生の月極コースが月59,800円(月4コマ)からです。高1・高2なら、月28,000円(月2コマ)から受講できます。入塾金は33,000円〜45,000円で、入塾時期によって変わります(2026年7月時点・公式サイトで確認)。

一方で、AOIのように、生徒ごとにカリキュラムを組むため、料金を公開していない専門塾もあります。非公開の塾では、無料相談で「志望校までの総額」の見積もりを取るのが、唯一の確認方法です。

総合型選抜塾のタイプ別の特徴
特徴向いている人
個別指導型教科指導と総合型対策を1つの塾で進められる一般選抜と両立したい
オンライン型移動時間ゼロで、全国どこからでも受講できる地方在住・部活が忙しい
専門塾型書類・小論文・面接の対策に特化している総合型に専念したい
料金は塾・コース・対策期間によって変わります。正確な金額は、各塾の公式サイトや無料相談で確認してください。

総合型選抜塾は安いと合格できない?

総合型選抜塾は安いと合格できない?

価格の高さは、合格を保証しません。見るべきは、金額よりも「添削の回数」と「担当者の専門性」です。

高額な塾の料金を分解すると、多くはマンツーマン添削にかかる人件費です。逆に言えば、同じ機能(添削の往復や模擬面接)が確保できるなら、月謝を抑えた塾やオンラインでも、合格には十分に届きます。

たとえば、月謝が高くても添削が月2回で担当が学生アルバイトの塾より、月謝を抑えめでも添削し放題で、担当に総合型の指導実績がある塾のほうが、書類の完成度は上がります。安さだけで切り捨てず、機能で比較してください。

総合型選抜塾の選び方【3ステップ】

総合型選抜塾の選び方【3ステップ】

塾選びは、次の3ステップで進めると失敗しません。

STEP1:塾のタイプを選ぶ

まず、「総合型に強い専門塾」か、「総合型に対応した個別指導塾」かを選びます。専門塾は対策の深さ、個別指導塾は一般選抜との両立が強みです。

対面かオンラインかは、この次に考えます。地方在住の方や部活が忙しい方は、移動時間ゼロで通えるオンライン塾が有力です。

STEP2:総合型に強い塾を3社に絞る

次に、候補を3社まで絞ります。「強さ」の見分け方は、志望校や志望学部の系統で合格実績があるか、総合型の専門コースがあるかです。公式サイトの合格実績を、志望校名で必ず確かめましょう。

STEP3:体験授業で5つのポイントを確かめる

最後に、絞った塾の体験授業を受けて、次の5点を確認します。5点すべてに明確な答えが返ってくる塾なら、大きな失敗はありません。

  • 志望校・志望学部の合格実績があるか
  • 添削の回数(無料の範囲と、追加料金)
  • 面接・小論文の指導方法が具体的か
  • 担当が固定で、総合型の指導経験があるか
  • 料金の総額と、追加費用が明朗か

まずは総合型選抜塾の体験授業を試してみよう

まずは総合型選抜塾の体験授業を試してみよう

総合型選抜は、早く動いた人が有利になる入試です。実績も書類も、一夜漬けでは仕上がりません。

迷っている時間が、いちばんもったいない入試です。体験授業は無料なので、まず2〜3社を受けて、担当者との相性を確かめましょう。

この夏のうちに担当者と会っておけば、秋からのスタートに差がつきます。気になる塾の無料体験から、始めてみてください。

ABOUT US
高野 智弘株式会社SUNCORE 代表取締役
埼玉県立和光国際高校→法政大学→東証プライム上場企業など数社→Webマーケティング会社を起業し、現在は教育分野の情報発信やマーケティング支援も行う。中学時代は内申点42/45点の好成績で、男子生徒の実質倍率15倍ほどの第一志望校に合格。明光義塾・関塾・大学受験ナビオ・増田塾などの通塾経験あり。マーケティングに関するセミナー講師を務め、累計参加者が400名を突破。経営者およびマーケター視点で、ロジカルな勉強法を発信しています。ABEMA Prime出演。プロフィール詳細はこちら