- 大学受験の厳しい現実とは?
- 大学受験を失敗すると人生終了?
- 大学受験に逆転合格するコツは?
こういった疑問に答えます。
大学受験は、人生の大きなステップであり、多くの高校生が目指す目標です。しかし、現実は思っている以上に厳しいもの。毎年50万人以上の受験生が必死に勉強しているものの、第一志望校に合格できた人はほんの一握り…。
勉強の大切さはわかっていても、部活動や友達との時間を優先してしまい、勉強の時間が十分に取れないこともあるでしょう。その結果、受験が近づくにつれて焦りや不安が増してしまいますよね。
そこで本記事では、高校生が誤解しがちな「大学受験の厳しい現実3選」を徹底解説します。
高校3年生の冬になってから「もっと早く本気を出せばよかった…」と後悔したくない方は必見です。
大学受験の厳しい現実3選【失敗=人生終了?】
高校生が知っておくべき、大学受験の理想と現実をご紹介します。
現実①:入試問題が難化している
厳しい現実として、入試問題が年々難しくなっていることが挙げられます。
大学受験のカギを握る「英語」が特に難化していると言われています。最近の入試英語は、親世代の常識が通用しないほど難しいです。もっとも顕著なのが入試問題における英単語数の増加です。
例:英単語数が激増している
- 1989年の入試:2728語
- 2023年の共通テスト:6014語
英語において、長文読解・リスニング・英作文が特に難しくなっています。
入試問題が難化したことで、合格に必要な勉強時間も増えてきています。受験のライバルがたくさん勉強しているため、勉強嫌いな子にとっては厳しい現実です。
現実②:第一志望校の合格率:30%未満
厳しい現実として、第一志望校に進学できる高校生はレアケースであることが挙げられます。
高校生の予想以上に、「ふつうに落ちる」のが大学受験です。とある調査によると、第一志望校に合格できる確率は10%程度というデータも…。
第一志望校の合格率(目安)
- 大学全体:30〜40%
- 難関大学:10〜20%
ほとんどの高校生は「滑り止め」の大学に進学しています。
夏休みの時点で、模試でA判定だとしても落ちる可能性は大いにあります。高3の冬の模試でA判定を取れるように、今から対策を練りましょう。
現実③:難関大学合格者は、中学時代から勉強している
厳しい現実として、優秀なライバルが多すぎることが挙げられます。
高校受験と異なり、大学受験では「勉強量」に差が生まれやすい構造になっています。「中高一貫校生」をはじめ、中学生の頃から大学受験を視野に入れた勉強を始めている子が多いのをご存知でしょうか。高1の春から予備校にガッツリ通う子もたくさんいます。
早慶上理・国立大学を目指す子は、高1から本格的に勉強するのが当たり前です。GMARCHや関関同立レベルですら、高2の夏休みから本気で受験勉強を始めます。
「高1から毎日コツコツ勉強している子」と「高3から本気モードになった子」では、勉強時間に雲泥の差が生まれてしまいます。この大きな差を逆転するのは非現実的ですよね。
難関大学に合格するためには、「地頭が良い子」「努力家」のライバルに勝たなくてはいけません。
大学受験に失敗しやすい高校生とは?
大学受験で失敗しやすい子の共通点は、高校受験で成功した人です。進学校・偏差値が高い学校に通う高校生が意外と失敗しがち…。
なぜなら、高校受験でうまくいった成功体験によって、「自分を過信して勉強時間が少なくなる」「基礎が完璧だと誤解して、演習問題/ハイレベル問題ばかりやる」などの悪影響が考えられるからです。
高校3年間の学習量は、中学3年間の学習量の4倍だと言われるように、高校受験よりも大学受験のほうが圧倒的に難しいです。
「高校受験でうまくいったんだし、大学受験も余裕でしょ!」と甘く見ると、高3の冬に後悔してしまうかもしれません。
大学受験に失敗すると、人生終了へ…
大学受験を甘く見て勉強をサボると、以下の結末を迎えてしまいます。
- 浪人
- 滑り止めの大学を滑る
- 学歴コンプレックスに悩まされる
- 低学歴のせいで、就職活動で苦労する
- 高学歴の称号がほしくて、大学院を目指す
一流の大学に行かないと幸せになれない、というわけではありません。いわゆるFラン大学や高卒でも、経済的に成功している方はたくさんいます。
ただ、せっかくポテンシャルや地頭が良いのに、大学受験を甘く見たせいで「不合格」になるのは避けたいですよね。
高3の冬に後悔しないためにも、そして社会人になってから「人生終了」と落ち込まないためにも、今から受験勉強をはじめてはいかがでしょうか。
大学受験で後悔しないために、今すぐやるべきこと
ワンランク上の大学への合格率を高めるために、「塾の自習室」をフル活用してください。
高3生は当然として、高1生・高2生も夏休みから本気で勉強しなくてはいけません。
自習室を使いまくることで、偏差値アップにつながる根拠は次のとおり。
- メリット①:勉強意欲が高い子に囲まれることで、モチベーションを維持できる
- メリット②:塾の授業がない日以外でも通うことで、勉強時間が大幅アップする
- メリット③:勉強しなきゃいけない環境に身を置くことで、受験への意識が大きく変わる
トータルのコスパを考慮すると、「個別指導塾」で週1〜2コマの授業を受けつつ、授業がない日も自習室にこもるのがベストです。
自宅や図書館、カフェだと誘惑も多い&周りからの好影響を受けられないため、集中力&やる気をキープするのが難しいですよね。一方で、自習室なら「集中せざるを得ない状況」を作り出せるのが大きな利点です。
事実として、難関大学に合格できたこのほどんとが、高1から塾の自習室を活用しています。
大学受験は甘くない!今から動き出そう
大学受験の3つの厳しい現実を解説してきました。
- 現実①:入試問題が難化している
- 現実②:第一志望校の合格率:30%未満
- 現実③:難関大学合格者は、中学時代から勉強している
実際に大学入試を経験した人のほとんどが「予想以上に大変だった…」と答えています。1日10時間勉強するのが当たり前な世界線であるため、努力しない子から脱落してしまいます。
逆に言うと、高1・高2からコツコツ努力を積み上げられれば、国公立大学・難関私立大学への合格率も高まるでしょう。
「圧倒的な勉強量」と「効率的な勉強法」を実践できた高校生だけが、第一志望に合格しています。まずは、「最高の学習環境」を整えることから始めましょう。