四谷大塚が向いている子は？評判悪いの？【やばい説／口コミ】

こういった疑問に答えます。

SAPIX・日能研・早稲田アカデミーと並んで、首都圏にある中学受験の大手四大塾と呼ばれる四谷大塚。開成128名、桜蔭72名、麻布85名など、2025年現在も屈指の合格実績を誇ります。

しかし、向き不向きやメリットデメリットがあるため、必ずしもすべての小学生におすすめはできません。さらに、過去にやばい事件を起こしていることも忘れてはいけません。

そこで本記事では、四谷大塚の口コミ・評判を徹底解説します。

中学受験に向けて本格的に塾探しを始めた保護者は必見です。

四谷大塚が向いている子

四谷大塚が向いている小学生は、以下の通りです。

• 計画的にコツコツと努力を継続できる子
• 家庭での「予習」を主体的に進められる子
• 自分のペースでじっくりと物事を理解したい子
• 目標達成に向けて、粘り強く学習に取り組める意欲のある子
• 映像授業（予習ナビ等）などのIT教材を学習に有効活用できる子

これらの特徴を持つお子様は、四谷大塚の代名詞とも言える「予習主義」と、網羅的で質の高い教材「予習シリーズ」を最大限に活かせる可能性が高いでしょう。

例えば、SAPIXのようなトップスピードの授業展開や、早稲田アカデミーが課す膨大な演習量に圧倒されることなく、ご自身の計画に基づいて知識を深く、かつ着実に積み重ねていきたいと考えるお子様には、四谷大塚の環境がフィットしやすいと言えます。

日能研のような手厚い集団指導や復習を重視するサイクルとは異なり、四谷大塚では充実した「予習ナビ」をはじめとするIT教材を駆使し、家庭学習を主体的に進めていく力が大きなアドバンテージになります。

質の高い教材と手厚いITサポートを有効活用し、比較的落ち着いた環境で一歩一歩確実に学力を高めていきたいお子様にとって、四谷大塚は非常に魅力的な選択肢となるはずです。

四谷大塚の口コミ・評判５選【悪評あり】

良い口コミと悪い口コミを公平にご紹介します。

口コミ①：誠実に対応してほしかった

子供に誠実に向き合ってほしかった。
校舎長は受験生の教科担当を全うできていない。運営のみに専念すればよいのでは。
塾を信じて通わせたことに後悔しかない。
引用：Googleの口コミ

口コミ②：神レベルの先生もいる

子どもたちが、通っています。
先生の当たりハズレが大きいかもしれません。良い先生が多いのですが、算数のとある先生は黒板に書くだけで話さないから理解できない、怖くて質問もできないと我が家の娘達だけでなくそのお友達たちも言っています。
先生の質が均一ならとても良いのですが。。その先生も中年男性らしいので、周囲も注意できないのかもしれないですね。とはいえこちらは安くないお金を払っているのでもったいないですね。
校舎長や、社会、理科の先生など年配の先生が神レベルなので余計に落差を感じるのかもしれません。
引用：Googleの口コミ

口コミ③：勉強量が多くてきつい

授業が長い上に先生のフォローが手薄
→四谷大塚は6年になると通常時は午後4時くらいから午後8時半まで、休暇講習時は朝9時くらいから、昼食を挟んで5時くらいまで（過去問演習講座はさらに長く、午前10時〜午後7時前まで）。兎に角拘束時間が長い。
授業が長すぎて、子供のノート、プリントを見ても集中してない事丸わかりだが、集合授業だからか先生のフォロー無し。つまり出来の悪い子供は放置される。
拘束時間が長すぎて、塾がある日は家で勉強できないし（それでもやらせたが成績への効果は？？）、授業中のフォローは手薄だし、…どうしたら良いの？という感じ。
引用：Googleの口コミ（一部抜粋）

この塾に通った者ですが、長時間勉強が続くのは受験としては分かりますが、そのあまりにも多い勉強量のせいで頭が痛くなったり、鬱になる事があり、また、勉強が嫌いになりました。
引用：Googleの口コミ

口コミ④：偏差値50→58に向上し、志望校に合格できた

大変お世話になりました。
入塾時偏差値50程度でしたが、おかげで58程度の第一志望校ならびに受験したすべての中学に無事合格できました。
本科の授業では理科の先生はメダカやカブトムシの飼育を経験させていただいたり、小テストによる復習などきめ細かくご指導いただき、基礎知識が無理なく定着したことに感謝しています。
志望校別演習が設定されていないため直前は演習量を増やすためにテスト生に切り替えましたが、テストのみの実施でOKであり、居残り演習への参加は強制されていませんでした。
宿題量もサピや早アカよりも適正で、無理なくこなせることができ、とてもよい先生方のいる校舎だと思います。
引用：Googleの口コミ

口コミ⑤：他の塾に乗り換えました

以前兄弟で通わせていました。難関中学を目指す方以外はやめた方が良いと思います。（難関合格した人からもあまり評判は良くないですが）
理由は以下の点です。
・拘束時間が長い割に、面倒見はそこまで良くない。授業後などに先生に質問に行っても嫌な顔をされる。（ママ友も同じ体験してました）
・人手不足で忙しく、先生たちは子供に寄り添えず、当たりが強いことも多い。（うちは何度も泣いて帰って来ました）
・感染症は学校よりも蔓延します。夏期講習などは覚悟して臨んでください。我が家はコロナとインフルは全て四谷大塚でもらいました。
・6年生の追い込み時期、過去問などはみてもらえない。持って行っても嫌な顔をされる（←ママ友からの情報）
上記の懸念点から、我が家は6年になってすぐ転塾しました。
引用：Googleの口コミ（一部抜粋）

四谷大塚ってやばい？

「四谷大塚 やばい」というキーワードがGoogleで、月間50回ほども検索されていることをご存知でしょうか。

やばいと不安視される背景には、過去に発生した元講師による「盗撮事件」と、それに関連した「個人情報の取り扱いに関する行政指導」が影響していると考えられます。

四谷大塚に勤務していた20代の男性講師が、校舎内で女子児童の下着などを盗撮した疑いで逮捕されました。盗撮した画像や動画に加えて、被害児童の氏名・住所・小学校名・電話番号などの個人情報を小児性愛的傾向を持つ人々（いわゆるロリコン）が集まるSNSグループに送信・投稿し、情報を流出させた。

この卑劣な事件が大手メディアでも報道され、塾業界及び保護者の間で衝撃を与えました。

四谷大塚は事件を把握していたにもかかわらず、個人情報保護委員会への報告が遅かったことも問題視されています。

当時の報道

学習塾大手「四谷大塚」で生徒を盗撮したなどとして、東京都迷惑防止条例違反（盗撮）と性的姿態撮影処罰法違反（撮影）などに問われた元講師の男の被告（２５）に対し、東京地裁は２６日、懲役２年、保護観察付き執行猶予５年（求刑・懲役２年）の有罪判決を言い渡した。鎌倉正和裁判官は「塾講師の立場を利用し、警戒心のない生徒の下着を撮影しており、刑事責任は重い」と述べた。
判決によると、被告は講師だった昨年３～８月、都内にある勤務先の塾校舎の教室などで計１４回、当時７～１１歳の小学生の女児１２人の下着などをスマートフォンで盗撮。画像を小児性愛者のグループチャットに投稿するなどしたほか、勤務先の個人情報データベースから女児らの名前や住所、小学校名などの個人情報を取得し、画像とともにチャットで共有した。
引用：読売新聞｜2024/03/26

政府の個人情報保護委員会は2月29日、個人情報の管理体制が不十分として、大手中学受験塾「四谷大塚」を行政指導し、改善策の実施状況を5月末までに報告するよう求めた。元講師が教え子の女児の下着を校舎内で盗撮し、画像を女児の氏名、住所などの個人情報とともに漏洩させたとされる事件を受けた措置。
四谷大塚は「指導を厳粛に受け止めている。迷惑と心配をかけたことを心よりおわび申し上げる」とコメントした。
個情委によると、四谷大塚は児童の個人情報を大量に保有しているにもかかわらず、人員不足を理由に、漏洩リスクを管理する部署を設けていなかった。事件となった情報漏洩は昨年8月10日に発覚したが、個情委への報告は約2カ月後だったという。
引用：日本経済新聞｜2024年2月29日

一講師が長期間にわたり盗撮や個人情報の持ち出しを行える状況にあったこと自体が、塾側の管理体制の不備だと言わざるを得ません。個人情報保護委員会は、四谷大塚が提出した改善策の実施状況について2024年10月に公表し、一定の評価をしつつも引き続き注視するとしています。

なお、四谷大塚は「家庭からの教室内ライブモニタリングシステム」の開発と設置に加え、従業員の採用プロセスの厳格化や、行政指導を受けた組織的な管理体制の見直しなどの再発防止策に取り組んでいます。

「本当に安心して勉強に集中できる環境か？」「信頼できる講師なのか？」が気になる方は、個別面談や体験授業の際にご自身の目でチェックしましょう。