中学数学の公式一覧

中学3年間で習う公式・定理を完全網羅。PDFを無料ダウンロードで印刷できます。

中学数学の公式・定理一覧

中学3年間で習う公式・定理を、4つの分野(数と式・関数・図形・データ確率)に分けて整理しました。テスト前の見直しや高校入試対策に活用できます。各項目には「公式」と「定理」の種別を明示しています。

目次
中学数学|解説ページ(練習問題付き)

数と式

数と式は、計算のルールや方程式の解き方を学ぶ分野です。

計算法則・等式の性質 中1

計算の3つの基本法則と4つの等式の性質。式を整理したり方程式を解く土台になります。

定理計算法則
交換法則:a+b=b+a  ab=ba
結合法則:(a+b)+c=a+(b+c)  (ab)c=a(bc)
分配法則:a(b+c)=ab+ac

「順番を入れ替えてもよい」のが交換法則、「組み合わせを変えてもよい」のが結合法則、「カッコを外せる」のが分配法則です。

Ex 3×(2+5)=3×2+3×5=6+15=21 ←分配法則
定理等式の性質(4つ)
A=Bのとき A+C=B+C
A=Bのとき A−C=B−C
A=Bのとき A×C=B×C
A=Bのとき A÷C=B÷C(C≠0)

等式は「両辺に同じ計算をしてもイコールは保たれる」という性質があります。これが方程式を解く根拠です。

指数法則 中3〜高1

累乗(同じ数を何回も掛け算したもの)の計算ルール。中3の文字式の計算で使います。

定理指数法則
aᵐ×aⁿ=aᵐ⁺ⁿ (指数を足す)
(aᵐ)ⁿ=aᵐⁿ (指数を掛ける) ※発展
(ab)ᵐ=aᵐ×bᵐ ※発展

指数とは aⁿ の n のことで「a を n 回掛ける」という意味です。中学では1番目(指数の積)が中心で、残り2つは高校で詳しく学びます。

Ex 2²×2³=2⁵=32 =4×8で確認OK(2³)²=2⁶=64 =8²で確認OK

一次・連立方程式 中1〜中2

一次方程式は中1、連立方程式は中2で習います。等式の性質を使って解きます。

公式移項のルール(中1)
項を反対側に移すとき、符号を反対にする

「2x + 3 = 7」のような方程式を、「2x = 7 − 3」のように +3 を反対側へ符号を変えて移すこと。

Ex 2x+3=7 → 2x=7−3 → 2x=4 → x=2
公式比例式(中1)
a:b=c:d ⇔ a×d=b×c

比例式は「内側の積 = 外側の積」で計算できます。

Ex 3:4=6:x → 3x=24 → x=8
公式連立方程式の解き方(中2)
加減法:係数を揃えて加減し、1文字を消去
代入法:一方の式を他方に代入し、1文字を消去

2つの未知数(x, y)がある式を解くときは、まず1文字を消去します。

計算例(加減法)
2x+y=7x−y=2両辺を足す→3x=9 → x=3、y=1

展開・乗法公式・因数分解 中3

展開は「カッコをはずして広げる」、因数分解は「式をカッコでまとめる」。互いに逆の操作です。乗法公式は中3で最頻出。

連立方程式の解き方(中2)の図解 ab ab a b a b (a+b)² の展開図
公式乗法公式(4つ)
(x+a)(x+b)=x²+(a+b)x+ab
(a+b)²=a²+2ab+b²
(a−b)²=a²−2ab+b²
(a+b)(a−b)=a²−b²

左の図は (a+b)² を1辺 (a+b) の正方形の面積として視覚化したものです。a²、2ab、b² の合計が全体の面積になります。

Ex (x+3)²=x²+6x+9(x+5)(x−5)=x²−25
公式因数分解の公式
共通因数でくくる:ax+ay=a(x+y)
x²+(a+b)x+ab=(x+a)(x+b)
a²+2ab+b²=(a+b)²
a²−2ab+b²=(a−b)²
a²−b²=(a+b)(a−b)

因数分解は乗法公式の逆方向の計算です。まず共通因数があればくくり出し、その後に公式を使うのが基本手順。「足してa+b、掛けてab」になる2数を見つけるのがコツ。

Ex x²+5x+6=(x+2)(x+3) ←足して5、掛けて6→2と3x²−16=(x+4)(x−4) ←16=4²

因数分解は中3最頻出単元。詳しい解説と無料計算機・例題3問・練習10問・印刷プリント15問はこちら

平方根 中3

平方根とは「2乗するとaになる数」のこと。√(ルート)の記号で表します。

定理平方根の計算ルール
(√a)²=a
√(a²)=a (a>0のとき)
√a×√b=√(ab)
√a÷√b=√(a/b)

掛け算・割り算は √ の中でまとめて計算できます。足し算・引き算はそのまま中をまとめられない点に注意。

Ex √2×√8=√16=4√12=√(4×3)=2√3
公式分母の有理化
1/√a=√a/a

分母にルートが残らないようにするための変形。分母分子に同じ数を掛けます。

Ex 1/√2=√2/2≒0.707

二次方程式 中3

ax² + bx + c = 0 の形の方程式。解の公式を使えば必ず解けます。

公式二次方程式の解の公式
ax²+bx+c=0の解:x=(−b±√(b²−4ac))/2a
解の個数を見分ける:b²−4acの符号

解の公式の √ の中(b²−4ac)が、正なら異なる2解、0なら1つの解(重解)、負なら解なしになります。この値は高校で「判別式」と呼ばれます。

Ex x²−5x+6=0を解くa=1,b=−5,c=6x=(5±√(25−24))/2=(5±1)/2=3or2
公式その他の解き方
平方根を使う:x²=a ⇒ x=±√a
因数分解を使う:(x−a)(x−b)=0 ⇒ x=a,b

計算しやすい形の場合は、解の公式を使わずに早く解けます。

解の公式は中3数学の必須単元。詳しい解説と無料計算機・例題3問・練習問題10問・証明はこちら

速さ・割合・濃度(文章題) 中1〜中2

方程式や関数の文章題で頻出する公式です。小学校で学ぶ内容ですが、中学の入試問題でも超頻出。

公式速さ・時間・距離(みはじ)
距離=速さ×時間
速さ=距離÷時間
時間=距離÷速さ

み(道)・は(速さ)・じ(時間)」と覚えるのが定番。基本式は 距離 = 速さ × 時間 で、他の2つはこれを変形したもの。単位(km/h、m/s)にも注意。

Ex 時速60kmの車が2時間走った距離:距離=60×2=120km
公式割合・食塩水の濃度
割合=比べる量÷もとにする量
食塩水の濃度(%)=食塩÷食塩水×100
食塩の量=食塩水×濃度(小数)

食塩水 = 食塩 + 水であることに注意。「水100gに食塩20g溶かす」場合、食塩水は120g(100ではない)。

Ex 食塩30gと水170gで作る食塩水の濃度:食塩水=30+170=200g濃度=30÷200×100=15%

関数

関数は、量と量の関係を式で表す分野です。グラフを描けるようになることが重要です。

比例・反比例 中1

比例は「一方が2倍になればもう一方も2倍」、反比例は「一方が2倍になればもう一方は半分」になる関係です。

割合・食塩水の濃度の図解 y x O y=ax 比例 (a>0)
公式比例
比例の式:y=ax (aは比例定数)
aの求め方:a=y/x

グラフは原点を通る直線。a > 0 で右上がり、a < 0 で右下がり。

使用例
時速60kmで走る車:「時間t」と「距離y」の関係→y=60t
比例の図解 y x O y=a/x 反比例 (a>0)
公式反比例
反比例の式:y=a/x(aは定数)
aの求め方:a=xy

グラフは双曲線。x軸・y軸に近づくが触れません。

使用例
面積12cm²の長方形:「縦x」と「横y」の関係→y=12/x

一次関数・中点の座標 中2

一次関数は y = ax + b の形で、傾き a と切片 b でグラフが決まります。

反比例の図解 b y x O y=ax+b 一次関数
公式一次関数の式
一次関数:y=ax+b(a:傾き、b:切片)
変化の割合:(yの増加量)÷(xの増加量)=a
2点を通る直線の傾き:(y₂−y₁)/(x₂−x₁)

切片 b はグラフがy軸と交わる高さ、傾き a は1進むごとに上がる量。

定理:2直線が平行 ⇔ 傾きが等しい。

Ex y=2x+3のグラフ:傾き2・切片3の直線
公式中点の座標 発展
2点A(x₁,y₁),B(x₂,y₂)の中点M=((x₁+x₂)/2,(y₁+y₂)/2)

x座標とy座標、それぞれ平均をとるだけ。

Ex A(2,4),B(6,2)の中点:M=(4,3)

関数 y = ax² 中3

y = ax² は 放物線 のグラフを描く関数。x² が出てくるのが特徴。

中点の座標 発展の図解 y x O y=ax² 放物線 (a>0、下に凸)
公式関数 y = ax²
関数の式:y=ax²
変化の割合:a(p+q) (区間p≦x≦q)

グラフは原点を頂点とする放物線で、y軸に対して対称。a > 0 なら下に凸、a < 0 なら上に凸。

Ex y=x²のx=1からx=4までの変化の割合:a(p+q)=1×(1+4)=5

図形

図形は、平面・空間の性質や面積・体積、合同・相似・三平方の定理を学ぶ分野です。中学数学で最も学ぶ内容が多い分野です。

基本図形の面積 中1

中学数学で頻繁に使う基本図形の面積公式。小学校で学ぶ内容ですが、中学の図形問題で何度も使います。

関数 y = ax²の図解 底辺 高さ 三角形
公式三角形・平行四辺形の面積
三角形の面積=(1/2)×底辺×高さ
平行四辺形の面積=底辺×高さ

「高さ」は底辺に対して垂直な長さです。斜めの辺の長さではないので注意。

Ex 底辺6cm、高さ4cmの三角形:面積=(1/2)×6×4=12cm²
三角形・平行四辺形の面積の図解 上底 下底 高さ 台形
公式台形・ひし形の面積
台形の面積=(上底+下底)×高さ÷2
ひし形の面積=対角線×対角線÷2

台形は「上底+下底」に高さを掛けて2で割る。ひし形は2本の対角線が垂直に交わるので、長方形の半分の面積になります。

Ex 上底3cm、下底5cm、高さ4cmの台形:面積=(3+5)×4÷2=16cm²

平面図形の基本(円・扇形) 中1

円と扇形の周の長さ・面積を求める基本公式です。半径 r と中心角 θ(シータ) を使って計算します。

台形・ひし形の面積の図解 r 半径 r の円
公式円の周と面積
円周の長さℓ=2πr
円の面積S=πr²

rは円の半径、πは円周率(約3.14)。πは「どんな大きさの円でも、円周÷直径=約3.14」になる定数です。

Ex 半径3cmの円:ℓ=2π×3=6π≒18.84cmS=π×3²=9π≒28.27cm²

直径と半径を混同しないよう注意。直径10cmの円なら半径は5cmです。

円の周と面積の図解 r θ 弧 ℓ 中心角 θ の扇形
公式扇形の弧と面積
弧の長さℓ=2πr×(θ/360°)
扇形の面積S=πr²×(θ/360°)
弧から:S=(1/2)×ℓ×r ※発展

扇形は円の一部分。θ/360°は「円全体に対する割合」を表します。中心角60°なら 60/360=1/6で、円全体の1/6の大きさです。

Ex 半径6cm、中心角60°の扇形:ℓ=2π×6×60/360=2πcmS=π×6²×60/360=6πcm²

「円周・面積に θ/360° を掛ける」と覚えるのがコツ。弧の長さが分かっているときは (1/2)ℓr でも求められます(一部の教科書で扱う発展内容)。

空間図形(体積・表面積) 中1

立体図形(角柱・円柱・角錐・円錐・球)の体積と表面積を求める公式です。

扇形の弧と面積の図解 h 底面積 S 角柱・円柱
公式角柱・円柱の体積・表面積
体積:V=S×h(S:底面積、h:高さ)
表面積:底面積×2+側面積
円柱の側面積:2πrh

「底面積 × 高さ」が体積の基本。円柱の側面は展開すると長方形になり、横が円周(2πr)、縦が高さ(h)。

Ex 半径3cm、高さ5cmの円柱:V=π×3²×5=45πcm³表面積=2(π×3²)+2π×3×5=18π+30π=48πcm²
角柱・円柱の体積・表面積の図解 h r 角錐・円錐
公式角錐・円錐の体積・表面積
体積:V=(1/3)×S×h
円錐の側面積:πrL(L:母線)
円錐の側面の中心角:360°×r/L

角錐・円錐の体積は、同じ底面積・高さの角柱・円柱の 1/3

Ex 半径3cm、高さ4cm、母線5cmの円錐:V=(1/3)×π×3²×4=12πcm³表面積=π×3²+π×3×5=9π+15π=24πcm²
角錐・円錐の体積・表面積の図解 r
公式球の体積・表面積
表面積:S=4πr²
体積:V=(4/3)πr³

身の上に心配あ〜る三乗(4/3πr³)」「心配ある事情、参上(4πr²)」と語呂で覚えるのが定番。

Ex 半径3cmの球:V=(4/3)π×27=36πcm³S=4π×9=36πcm²

角度・三角形・多角形の性質 中2

角度の関係は中2の証明問題で必須。基本的な定理を確実に押さえます。

球の体積・表面積の図解 同位角 同位角 錯角 錯角 平行線と角
定理角度の基本性質
対頂角:等しい
平行線の同位角:等しい
平行線の錯角:等しい

2本の平行線に1本の直線が交わると、同じ位置にできる角(同位角)と、互い違いの角(錯角)はそれぞれ等しくなります。

定理三角形・多角形の角の和
三角形の内角の和:180°
三角形の外角=隣り合わない2つの内角の和
n角形の内角の和:180°×(n−2)
n角形の外角の和:360°(常に)

多角形は対角線で三角形に分割できます。n角形は (n−2) 個の三角形に分割でき、内角の和は 180° × (n−2)。

Ex 五角形の内角の和:180°×(5−2)=540°正八角形の1つの内角:180°×(8−2)÷8=135°

三角形の合同条件 中2

2つの三角形が完全に重なる条件です。中2の証明問題で必ず使う最重要定理。

定理三角形の合同条件(3つ)
3組の辺がそれぞれ等しい
2組の辺とその間の角がそれぞれ等しい
1組の辺とその両端の角がそれぞれ等しい

2つの三角形について、3つの条件のいずれか1つが成り立てば「合同(完全に重なる)」と言えます。

定理直角三角形の合同条件(2つ)
斜辺と1つの鋭角がそれぞれ等しい
斜辺と他の1辺がそれぞれ等しい

直角があるため、通常の合同条件より弱い条件で合同を示せます。

三角形と四角形の性質 中2

特殊な三角形・四角形(二等辺三角形・平行四辺形・ひし形・長方形・正方形)の性質。

定理二等辺三角形の性質
底角は等しい
頂角の二等分線は底辺を垂直に二等分

2辺が等しい三角形が二等辺三角形。底角(等しい辺の対角)は等しくなります。

定理平行四辺形の性質(4つ)
①2組の対辺は平行(定義)
②2組の対辺はそれぞれ等しい
③2組の対角はそれぞれ等しい
④対角線はそれぞれの中点で交わる

「平行四辺形になる条件」も同じ4つ+「1組の対辺が平行で等しい」の合計5つです。

定理ひし形・長方形・正方形
ひし形:4辺が等しい/対角線は垂直に交わる
長方形:4角が直角/対角線の長さが等しい
正方形:ひし形と長方形の両方の性質を持つ

これらはすべて平行四辺形の特別な形なので、平行四辺形の性質はすべて引き継ぎます。

相似・中点連結定理 中3

形が同じで大きさが違う図形が「相似」です。相似比から面積・体積が求められます。

ひし形・長方形・正方形の図解 相似な三角形
定理三角形の相似条件(3つ)
3組の辺の比がすべて等しい
2組の辺の比とその間の角が等しい
2組の角がそれぞれ等しい

合同条件と似ていますが、「辺」が「辺の比」になる点が異なります。

三角形の相似条件(3つ)の図解 M N A B C 中点連結定理
定理中点連結定理
MN∥BCかつMN=(1/2)×BC

三角形の2辺の中点を結ぶ線分は、3つ目の辺と 平行 で、長さは 半分

定理相似比と面積比・体積比
相似比m:nのとき、面積比=m²:n²
相似比m:nのとき、体積比=m³:n³

長さの比が m:n なら、面積は2乗、体積は3乗の比になります。

Ex 相似比1:2の三角形→面積比は1:4、体積比は1:8

円周角と円の接線 中3

円周角の定理は中3の最重要定理。中心角の半分という関係を覚えます。

相似比と面積比・体積比の図解 θ 円周角=中心角×1/2
定理円周角の定理
円周角=中心角×(1/2)
同じ弧に対する円周角はすべて等しい
半円の弧に対する円周角は90°

円の中心から見た角度(中心角)の半分が、円周上から見た角度(円周角)です。

定理円の接線
弦の垂直二等分線は円の中心を通る
接線と半径は接点で垂直に交わる
円外の点からの2本の接線の長さは等しい

円と直線が1点で交わるとき、その直線を「接線」と言います。接線は接点を通る半径と必ず直角です。

円周角の定理は中3図形分野の最頻出定理。詳しい解説と3場合の証明・例題3問・練習問題15問はこちら

三平方の定理 中3

直角三角形の3辺の関係を表す定理。中3最後の単元で、入試で最頻出です。

円の接線の図解 b a c 直角三角形
定理三平方の定理
直角三角形で a²+b²=c²

直角を挟む2辺(a, b)の2乗の和は、斜辺(c)の2乗に等しい。逆も成立し、a²+b²=c² なら直角三角形です。

Ex 直角を挟む辺が3cmと4cmなら、斜辺は:c²=3²+4²=25→c=5cm
三平方の定理の図解 1 √3 2 60° 30° 1 1 √2 45° 特別な直角三角形
定理特別な直角三角形の辺の比
30°-60°-90°→1:2:√3
45°-45°-90°→1:1:√2

正三角形を半分にすると30°-60°-90°、正方形を対角線で切ると45°-45°-90° の三角形ができます。

公式立体の対角線
直方体の対角線:√(a²+b²+c²)

三平方の定理を立体に応用したもの。たて・よこ・高さの2乗の和の平方根。

Ex たて3、よこ4、高さ12の直方体の対角線:√(9+16+144)=√169=13

三平方の定理は中3数学の最頻出単元。詳しい解説と無料の自動計算機・4つの証明・入試例題はこちら

データ・確率

データ・確率は、統計と確率を学ぶ分野です。

度数分布・代表値 中1

データを整理する基本ツール。ヒストグラム・平均・中央値・最頻値を理解します。

立体の対角線の図解 ヒストグラム
公式度数分布の基本
範囲(レンジ)=最大値−最小値
相対度数=その階級の度数÷合計
累積度数=その階級までの度数の合計

データをいくつかの区間(階級)に分けて、それぞれに何個入るか(度数)を数えます。

公式代表値(3つ)
平均値=合計÷個数
中央値=データを順に並べたときの真ん中の値
最頻値=最も多く現れる値

3つの代表値はそれぞれデータの「典型」を表しますが、極端な値の影響を受けやすいのは平均値、外れ値に強いのは中央値です。

Ex データ:5,7,7,8,10平均=37/5=7.4 / 中央値=7 / 最頻値=7

確率・場合の数 中2

起こりやすさを数値化したもの。樹形図や表で全パターンを数えます。

代表値(3つ)の図解 A B C B C B C 樹形図
公式確率の基本
確率P=求める場合の数÷全ての場合の数
確率の範囲:0≦P≦1
余事象の確率:1−P

「何通りあるか」を数えるには、樹形図や表を使います。「少なくとも1回は〜」のような問題は、余事象(起こらない場合の確率)を1から引くと簡単です。

Ex コインを2回投げて少なくとも1回は表が出る確率:1−(両方裏の確率)=1−1/4=3/4

箱ひげ図と四分位数 中2

データの散らばり具合を視覚化する図。中2で2021年から扱う新単元です。

確率の基本の図解 最小 Q1 Q2 Q3 最大 箱ひげ図
公式四分位数と四分位範囲
第1四分位数(Q1)=下半分の中央値
第2四分位数(Q2)=全データの中央値
第3四分位数(Q3)=上半分の中央値
四分位範囲(IQR)=Q3−Q1

データを4等分する3つの値(Q1、Q2、Q3)でデータの分布を表します。箱ひげ図はそれを視覚化したもの。中央値(Q2)は全データの真ん中、Q1とQ3はデータを半分にした各々の真ん中の値です。

標本調査 中3

全体(母集団)を調べる代わりに、一部(標本)から推定する統計的な方法です。

公式標本調査の考え方
標本平均=標本データの平均値
母集団の推定:全体:印あり=標本:標本中の印あり

テレビの視聴率調査や選挙の出口調査も標本調査です。母集団の数は、上の比例式で推定できます。

Ex 池の魚を100匹捕まえて印をつけて放流。後日30匹捕まえると印は3匹だった:x:100=30:3 → x=1,000匹

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よくある質問

中学数学の公式・定理についてよく寄せられる質問にお答えします。

公式・定理・定義の違いは?

公式」は計算や問題解決に使う式(例:解の公式)、「定理」は証明された事実(例:三平方の定理)、「定義」は用語の意味づけ(例:直角三角形=1角が90°の三角形)です。中学数学では厳密に区別せず、まとめて「使えるルール」として学べばOKです。

公式を覚える裏ワザは?

丸暗記より「導出を一度自分で行う」「似た公式をペアで覚える」「例題を解いて反復する」の3つが王道です。乗法公式と因数分解はペアで覚える、語呂合わせを使うなどの工夫も有効です。

覚えておくと便利な公式は?

教科書の必修以外で、特に役立つのは解の公式(省略形 b=2b')たすきがけ方べきの定理ヘロンの公式角の二等分線の性質(BD/DC = AB/AC)などです。難関校受験では計算スピードと解法の幅が広がります。

教科書外の公式は覚えるべき?

志望校のレベル次第です。標準的な公立高校が志望なら教科書範囲で十分。難関私立・国立や上位公立高校を狙うなら、方べきの定理・接弦定理・ヘロンの公式・たすきがけなどは習得しておくと有利です。

解の公式はいつから習う?

解の公式は中学3年の二次方程式の単元で習います。学校によって扱う時期は秋〜冬が多めです。判別式 D = b²−4ac はやや発展的内容として扱われ、教科書では深入りしないことが多いですが、入試では頻出です。

高校入試で必須の公式は?

特に頻出なのは「三平方の定理」「解の公式」「乗法公式・因数分解」「円周角の定理」「相似比と面積比・体積比」の5本柱です。これらが理解できていれば、ほとんどの入試問題で得点できます。