中学英語の4分野まとめ

中学英語は「英単語」「英文法」「長文読解」「英熟語」の4分野に大きく分かれます。定期テスト・高校入試いずれも、この4分野をバランスよく対策することが得点アップへの近道です。

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中学1年の英語で学ぶこと

中学1年の英語では、be動詞・一般動詞という英文の核となる動詞2種類と、疑問文・否定文の作り方、名詞・代名詞の使い分けを学びます。アルファベットの定着から始まり、中学3年間の英語の土台を作る学年です。

be動詞・一般動詞の基本

中1英語の最初の関門は「be動詞と一般動詞の使い分け」です。be動詞(am/is/are)は「〜である・〜にいる」を表し、主語によって形が変化します(I→am、He/She/It→is、You/We/They→are)。一般動詞は「play・study・have」など動作や状態を表す動詞で、be動詞以外のすべての動詞が該当します。

1つの英文には動詞が1つだけ入るのが原則です。「I am play tennis.」のようにbe動詞と一般動詞を同時に使うのは誤りで、進行形(I am playing〜)でない限りどちらか一方を選びます。英文法のページでbe動詞・一般動詞の使い分け問題を確認する

疑問文・否定文・命令文

be動詞の疑問文は「Is/Am/Are+主語〜?」の語順、否定文は「主語+is/am/are+not〜」で作ります。一方、一般動詞の疑問文は「Do/Does+主語+動詞の原形〜?」、否定文は「主語+do/does+not+動詞の原形」と、まったく異なるルールで作る点が混乱しやすいポイントです。

命令文は主語Youを省略し、動詞の原形で文を始めます(「Open the door.」)。否定の命令文は「Don't+動詞の原形」、丁寧な命令はPleaseを文頭または文末に付ける形で表現します。英文法のページで疑問文・否定文の練習問題を確認する

名詞・代名詞・複数形

名詞の複数形は「-s(books)/-es(boxes, watches)/-ies(cities)/不規則変化(child→children, foot→feet)」の4パターンに分類されます。冠詞 a/an の使い分けは「子音発音→a、母音発音→an」が基本で、つづりではなく発音で判断する点に注意が必要です。

代名詞は「主格(I/you/he)/所有格(my/your/his)/目的格(me/you/him)/所有代名詞(mine/yours/his)」の4格を、表で縦横に並べて覚えるのが効率的です。動詞の前は主格、前置詞や動詞の後ろは目的格を使うルールも合わせて押さえます。英文法のページで名詞・代名詞の練習問題を確認する

基本英単語と発音

中1で覚える単語数は約400〜500語が目安です。曜日・月・色・数字・家族・身体・教科・天気など、日常生活に直結するカテゴリ別に覚えると定着しやすくなります。発音記号の読み方も中1のうちに最低限のルール(母音記号と子音記号の対応)を押さえておくと、新しい単語の発音を辞書で確認できる力が身につきます。

単語学習では「①日本語訳→英語、②英語→日本語訳、③発音、④例文での使い方」の4方向すべてで思い出せる状態を作ることが理想です。英単語のページでクイズ+発音音声付きで練習する

中学2年の英語で学ぶこと

中学2年では、過去形・未来形という時制が増え、不定詞・動名詞・比較級など英文法の核心テーマに入ります。単語数も増え、中3の高度な文法を学ぶ前の重要な土台作りの学年です。

過去形・過去進行形

過去形には「規則動詞(語尾に-ed)」と「不規則動詞(go→went、see→saw など決まった形で変化)」の2種類があります。不規則動詞は約100語が中学範囲で頻出するため、原形・過去形・過去分詞を3列の表で繰り返し音読して覚えるのが効率的です。

過去進行形「was/were+〜ing」は「ある時点で進行中だった動作」を表します。「I was studying when he came.(彼が来たとき、私は勉強していた)」のように、過去のある瞬間に焦点を当てた表現に使われます。英文法のページで過去形の練習問題を確認する

未来形・助動詞

未来形には「will+動詞の原形」と「be going to+動詞の原形」の2種類があり、ニュアンスが異なります。willはその場で決めた意志や単純未来、be going toはすでに決まっている予定や近い未来を表す傾向があります。

助動詞「must / have to / should / may」は中2の頻出テーマです。mustとhave toはほぼ同じ意味ですが、mustは話者の主観、have toは外部からの必要性を表す違いがあります。should(〜すべき)、may(〜してもよい・〜かもしれない)も使い分けを意識して例文ごと覚えます。英文法のページで未来形・助動詞の練習問題を確認する

不定詞・動名詞

不定詞「to+動詞の原形」には3用法があります。①名詞用法「〜すること」(I want to play tennis.)、②形容詞用法「〜するための」(something to eat)、③副詞用法「〜するために」(I went to see him.)の3つを文中での役割で見分けられるかが定期テスト頻出です。

動名詞「動詞のing形(〜すること)」は不定詞の名詞用法と似た意味を持ちますが、動詞によって不定詞しか取れない動詞(want, hope, decide)、動名詞しか取れない動詞(enjoy, finish, stop)、両方取れる動詞(like, start, begin)があり、使い分けが頻出問題です。英文法のページで不定詞・動名詞の練習問題を確認する

比較級・最上級

比較級は「形容詞・副詞+er+than〜(〜より◯◯)」、最上級は「the+形容詞・副詞+est+in/of〜(〜の中で最も◯◯)」が基本形です。3音節以上の長い語は、erやestの代わりにmore/mostを前に置きます(more interesting / the most beautiful)。

不規則変化(good→better→best、bad→worse→worst、many/much→more→most)は限られた数なので、表でまとめて暗記するのが効率的です。最上級では範囲を表す前置詞「in(場所)/of(複数の人や物)」の使い分けも頻出です。英文法のページで比較級・最上級の練習問題を確認する

中学3年の英語で学ぶこと

中学3年では、受動態・現在完了・関係代名詞という高校英語にも直結する重要文法を学びます。語彙量・読解難度ともに上がり、高校入試に直結する1年です。この時期の学習が入試得点を大きく左右します。

受動態・現在完了

受動態は「be動詞+過去分詞(〜される)」で作ります。能動態の目的語が主語になり、動作主は「by〜」で表します(省略可)。過去分詞は不規則変化動詞の3番目の形(write→wrote→written)で、中3の暗記必須項目です。

現在完了「have/has+過去分詞」は「①完了(〜したところ:already/just/yet)/②経験(〜したことがある:ever/never/before)/③継続(ずっと〜している:since/for)」の3用法があり、それぞれに対応する副詞(already/ever/since など)を覚えると意味の判別が早くなります。英文法のページで受動態・現在完了の練習問題を確認する

関係代名詞・分詞修飾

関係代名詞は「2つの文を1つにまとめる」働きをします。先行詞が「人」のときwho、「物・動物」のときwhich、人・物どちらでも使える万能のthatの3つが基本です。目的格(whom/which/that)は省略可能で、入試では省略形が頻出します。

分詞修飾は「現在分詞ing形(〜している)」「過去分詞(〜される・〜された)」で名詞を修飾する用法です。修飾語が1語なら名詞の前(the running boy)、2語以上なら名詞の後ろ(the boy running in the park)に置きます。受動の意味では過去分詞を使います(a letter written by him)。英文法のページで関係代名詞・分詞の練習問題を確認する

間接疑問文

間接疑問文は「疑問文を文の一部に組み込む」表現です。語順が「疑問詞+主語+動詞」(普通の文と同じ語順)に変わる点がポイントで、「Where does he live?」を組み込むと「I don't know where he lives.(does が消え、livesになる)」と語順・形が変化します。

定期テストでは「Do you know where he lives?」のような疑問文+間接疑問の組み合わせが頻出です。動詞のknow/tell/wonder/ask の後ろに間接疑問を続けるパターンを例文で覚えます。英文法のページで間接疑問文の練習問題を確認する

高校入試対策のポイント

高校入試の英語は「リスニング」「英作文」「長文読解」「文法・語彙」の4領域で構成されます。配点比率は都道府県によって異なりますが、長文読解と英作文が高得点配分の傾向にあります。長文読解は中3夏以降に過去問演習の比率を上げると、時間配分と読解スピードが安定してきます。

英作文は「自由英作文(〇〇について自分の考えを英語で書く)」と「条件英作文(指定された語数・テーマで書く)」の2種類が頻出です。「主語+動詞」を最初に決め、シンプルな構文(中1〜中2の文法でも書ける表現)で減点を防ぐのが基本戦略です。

リスニング対策は「①過去問の音声を1日10分聞く、②シャドーイング(音声を追って声に出す)、③スクリプトを見ながら音と文字を一致させる」の3ステップで、中3夏休み以降に毎日継続すると本番までに大幅に伸ばせます。

よくある質問

中学英語の勉強はどの順番でやれば伸びる?

中学英語は「①英単語 → ②英文法 → ③英熟語 → ④長文読解」の順で固めるのが王道です。単語と文法は英文を読み書きする基礎であり、この2つが弱いまま長文に挑んでも理解できる文章が限られてしまいます。

具体的には、中1の段階で be動詞・一般動詞の使い分けと400〜500語の単語を確実に覚え、中2で時制・不定詞・比較級を固め、中3で受動態・現在完了・関係代名詞を学びながら長文読解の量を増やしていく流れが効果的です。各単元のクイズで定着を確認しながら進めてください。

英文法が苦手なときの勉強法は?

英文法が苦手な原因の多くは「ルールを暗記しているが、実際の英文で使えない」状態にあります。文法解説を読んだ後、必ず例文を3〜5個音読し、自分の言葉で似た文を作る練習を加えると定着しやすくなります。

定期テスト前は、教科書本文の英文を「日本語訳→英語に戻す」練習が効果的です。文法ルールを意識しながら英訳することで、語順・時制・主語と動詞の一致など実戦的な文法力が身につきます。中学英文法の範囲は限られているため、苦手単元を5〜10個リストアップし、1日1単元ずつ集中して取り組むと2週間程度で全単元を一通り押さえられます。

定期テストと高校入試の英語、勉強法は違う?

定期テストは「教科書本文・授業で扱った文法事項」が出題範囲のため、教科書の英文をしっかり覚えることが中心です。本文の音読・リスニング・日本語訳と英訳の往復練習が基本対策となります。

高校入試は「初見の長文・初見の英作文題」を限られた時間で処理する力が求められます。中3夏以降は過去問演習を中心に、時間内に解く練習を積み重ねていきます。リスニングは毎日10分以上の継続が必須で、入試直前の追い込みでは伸びにくい領域です。文法・単語・熟語は短期間で仕上げられるので、長文読解とリスニングに早めに時間を投資するのが入試対策の核心です。